東京會舘DS「C'est Fantastique!」その2

東京會舘100周年記念イベントの始まりとなる、宝塚OGによるディナーショー「C'est Fantastique!~素晴らしき時をあなたと共に~」レポート後半です。前半は、こちらをご覧ください。 「未来へ」を全員で歌い上げた後、司会の竹下典子さんが登場し、トークタイムへ。東京會舘の思い出というテーマだったが、この6人の中では、フェアウェル会場が東京會舘だったのは、ゆうひさんだけだったみたい。私の中では、贔屓が二人とも東京會舘だったので、思い出は果てしなく…それはともかく、出演者の皆様、「思い出」がいつの間にか、食べ物トークになっているのは、さすが、元タカラジェンヌ特に、熱くカレーを語る遠野あすかさんには、3年前にも聞いたよね、それ…と、思ったが、出演者の皆様も同じことを思っていたらしい。(3年前のDSと今回は、きりやんとふうちゃん以外の4人、出演者がかぶっている。)とはいえ、ゆうひさんも、カレーパンへの愛を語っていたので、結局、みんな大差ないですね。 後半は、ショーのナンバーやミュージカルの楽曲。  霧矢大夢「運命よ、今夜は女神らしく」(ガイズ&ドールズ)きりやんの安定した歌声に安心して盛り上がった。最後の、「はーっ」という掛け声もカッコよく、ファンモードまる出しで、熱い拍手を送った。ありがとうございます 妃海風「はじめての恋」(ガイズ&ドールズ)この曲は、会場後ろに設えられたステージで披露された。きりやんの歌に呼応するような、愛らしい歌声。途中から、一度引っ込んだきりやんが前方ステージに再…

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東京會舘DS「C'est Fantastique!」

東京會舘100周年記念イベントの始まりとなる、宝塚OGによるディナーショー「C'est Fantastique!~素晴らしき時をあなたと共に~」を観てきました ディナーショーなので、まずは、お食事の紹介から。 創業100周年カクテルコンテストに出品された「100(One Hundred)」というカクテル。パルフェ・タムールというニオイスミレを使ったリキュールをライムとトニックウォーターで割ったものです。柔らかい甘みでした。 東京會舘伝統のオマール海老のテリーヌまさに、これぞテリーヌというお味でした。 森の茸入りコンソメスープどこまでも澄み切ったコンソメに東京會舘の心意気を感じました。 国産牛リブロースのローストビーフ、ヨークシャープディング添えいやー、さすがにでかいでしょ、これ。東京會舘さんの気合いに負けました。 ガトーショコラとカシスクリームのアクセントガトーショコラの深い甘みと、フルーツの酸味が絶妙な一品でした。 こちらは、ノンアルコールのカクテル、「Anniversary」。金粉が浮いています。スッキリとした味わいでした。 ゆっくりと食事を楽しんだ後、いよいよショーが始まります。 まずは、出演者6人全員で「おゝ宝塚」を高らかに歌い上げます。ここで、司会の竹下典子さんが登場し、出演者を紹介。湖月わたるさん、朝海ひかるさん、大空ゆうひさん、霧矢大夢さん、遠野あすかさん、妃海風さんという、元トップスター&トップ娘役の面々。元男役さんはパンツスーツ、元娘役さ…

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東京ディズニーランドへ!

旅行へも行っているくらいなので、「心配」とかではなく、予約制になっているのが面倒で、なかなか行かずにいた、東京ディズニーランド。ゆうひファンの友人4名で、「行こう」と決め、予約の上、行ってまいりました 懐かしいぞ、この光景 スペース・マウンテンに行こうとしていたのに、ここで引っ掛かりました リトル・グリーン・メンちゃん、可愛いですよね 昼のパレード、「ドリーミング・アップ!」です ミッキー&ミニーの姿を見るだけで、多幸感ハンパない プーさんに癒される~ ドナルド そして、ベルプリンセスじゃない衣裳が新鮮。 アリスのティーパーティーに行き、ヤマネちゃんを撮影(乗ってません) 美女と野獣エリア。残念ながら、アトラクションはスタンバイパスが終了していて、フォレストシアターにも外れてしまいましたが、エリアには足を踏み入れてきました。(12時のチケットだったんですよね…)   こちらは、ミッキー&フレンズのグリーティングパレード(ディズニー・クリスマス)。フロート1台のミニパレードでした。 絵はがきのような写真が撮れました スプラッシュ・マウンテンを背景に、蒸気船マークトウェイン号。ビッグサンダー・マウンテンに並びながら撮影してみました。 薄暮のシンデレラ城。 だんだん暗くなってきました。 ピーターパン空の旅に並んでいる時、ティンクを見つけました。 東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ…

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「デバッグログ」観劇

「デバッグログ」 脚本・演出・主宰:melt//Planet 声の出演:江幡朋子 舞台監督:尾花宏行(a58b)舞台装置:石倉研史郎(a58b)小道具:さとうゆうか照明:樋口かほる(六工房)音響:長柄篤弘(ステージオフィス)、齋藤正樹(ステージオフィス)配信:murasaki(AgGraph)制作:足立裕里当日運営:大森晴香、田中翔太(企画演劇集団ボクラ団義)、飯島佳夏美(LUCKUP)、白石佳穂衣装:車杏里ビジュアル撮影:小池博撮影ヘアメイク:木村美和、中島加鈴キャスティング協力:ピウス企画脚本協力:上城友幸パンフレットデザイン:ハヤシ 人類は「感情」を廃することで、平和な社会を実現していた。そして、国家指定研究施設「メルティス・B」では、人間の感情をコントロールし続けるために、様々な観点から「感情」についての研究を行っている。メルティス・Bのメンバーである、黒澤肇(三上俊)は、この時代には珍しく“結婚”をしている人物なのだが、彼は、アンドロイド(人造人間)を用いた集団的な感情の研究を始めようとしていた。メルティス・Bでは、定期的にそれぞれの研究を共有し合っているが、黒澤はなぜか、ある程度の結果が出るまでは…と、報告会にも出席しない。研究員の自宅はラボ(研究室)とひとつながりになっている。黒澤は、その自宅で、妻の伊織(花奈澪)と共に暮らしている。そこへ、国家機関「シスタ」から、5体のアンドロイドが派遣されてくる。法律で禁止されている(激しい感情を呼び起こすため)演劇を利用して、5体のアン…

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2022年ラインアップ発表 その6

2022年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】 2021/11/26 2022年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。    月組公演 主演・・・月城 かなと、海乃 美月 宝塚大劇場:2022年7月~8月(予定)東京宝塚劇場:2022年9月~10月(予定) ミュージカル 『グレート・ギャツビー』 -F・スコット・フィッツジェラルド作“The Great Gatsby”より- 脚本・演出/小池 修一郎 日本ミュージカル界の巨匠と呼ばれる小池先生だけど、バウホールデビューは、劇団一、二を争う遅さだったそうだ。ようやくデビューが決まった時、小池先生は、「ヴァレンチノ」と「華麗なるギャツビー」のどちらかを上演したいと決めていたそうだ。実際のデビュー作は「ヴァレンチノ」だったが、「華麗なるギャツビー」の方も、後に大劇場で上演された。この時は、前ものの芝居だったので、1時間45分くらいの尺ですかね。2008年に、日生劇場公演として上演した時は、「グレート・ギャツビー」のタイトルで1本物の作品になったが、そもそも、それほど長い物語ではないので、単に間延びしたイメージがあった。尺としては、フィナーレも入れて2時間強かな。で、今度は大劇場…って…さらに30分近く増量するのしかも、役があんまりないのよ、この作品。不安しかない。 小池先生、どうか、初演の良さを思い出してください。 華麗なるギャ…

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えさし藤原の郷

最終日、どうやら雨も上がり、送迎バスで江刺水沢駅へ。帰りの新幹線はお昼過ぎなので、目をつけていた、「えさし藤原の郷」というテーマパークへ行くことに。 行ってみてわかったのだが、ここは、大河ドラマ「炎立つ」(1993)の時に、ロケ地として使用された場所で、その時、撮影終了後も使用できる歴史公園として整備されている。また、その後も、大河ドラマ等で度々使用されているとのこと。 こちらは、「麒麟がくる」で、光秀(長谷川博己)と足利義輝(向井理)の出逢いの場などが撮影された場所とのこと。なんとなく塀に見覚えが…。 義経持仏堂。高館で閉まっていたので、こちらで見られてよかった~ こちらは、大河ドラマ「真田丸」で、岩櫃城に向けて出発するシーンで使用されたとのこと。 こちらの門は、「麒麟がくる」で稲葉山城などに使用されたとのこと。 これは、伊治城の門。阿弖流為の旅だったので、こんなところで伊治城が見られて嬉しい。「麒麟がくる」では、稲葉山城の外問として撮影されたんだとか。 そのすぐそばに安宅関。(位置関係がわやくちゃ)先月、七海ひろきさんご出演の「令和千本桜」で義経の生涯を観たばかりだったので、こちらも楽しかった。義経さんの人形、いないですけど。 こちらの「厨川柵」は、「麒麟がくる」で、斎藤軍VS織田軍の“大柿城の戦い”で使用されたとのこと。 蝦夷の神、アラハバキの像。「炎立つ」の撮影で使用されたもの。 金色堂。ちょっと色合いがアレですが(笑)本物の金色堂は…

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阿弖流為探訪

旅行3日目、朝、起きたら、もう雨が降っていました。予報通りですなぁ この日は、タクシー観光を予約しているので、まあ、雨でもいいかな、と、待ち合わせの江刺水沢駅へ。平泉からは、東北本線の水沢駅に行くルートしかないので、水沢駅からタクシーで江刺水沢駅に向かった。ここで、食事難民に駅の「そば処」という簡易店舗で、どうにか空腹を満たし、タクシーへ。 ちなみに、ここ、奥州市は、あの、大谷翔平選手の出身地。現地は、MVPに大盛り上がりでした。   今回は、北都交通さんのタクシーにお世話になりました。(3時間コース=15,000円) まずは、羽黒神社に行き、阿弖流為と母禮の慰霊碑へ。ここも紅葉が綺麗でした 続いて、阿弖流為らが、朝廷軍を打ち破った「巣伏の戦い」の古戦場跡へ。物見台が復元されていました。 生憎の天候でしたが、お天気なら、早池峰山(はやちねさん)が見える、と聞いて、阿弖流為の旅だったはずが、一気に「壬生義士伝」モードになってしまったのは、ヒミツです 続いて、奥州市の歴史資料を収めた、「奥州市埋蔵文化財調査センター」へ。とても立派な施設で、阿弖流為のことや、奥州の文化について、体系的に知ることができた。 阿弖流為をモデルにした、悪路王の首像。 胆沢城の発掘調査による復元モデル。胆沢城は、初日に訪れた多賀城(政庁&鎮守府)から、鎮守府の機能が北に移転したもの。この埋蔵文化財調査センターのすぐ裏に胆沢城跡がある。 ものすごい広大な施設でした 復元された南…

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平泉観光

2日目は、多賀城から平泉へ。 こちらは、観自在王院跡。奥州藤原氏2代基衡の妻により建立された寺院。建物は16世紀に焼失したそうだが、隣の毛越寺と合わせて、浄土庭園の遺跡として整備され、世界遺産の一部になっている。 さて、毛越寺(もうつうじ)に行きます。 ここに、芭蕉の句碑があります。「夏草や兵どもが夢の跡」 これが、毛越寺の浄土庭園の一部。12世紀、人々が夢見た浄土は、このようなものだったんですね。21世紀の我々が見ても、心落ち着く風景でした。 遣水(やりみず)。園内を流れる人口の小川。ここに杯を浮かべ、それが自分の前を通過する間に和歌を詠む…という「曲水(ごくすい)の宴」が行われていた。現在も、毎年5月に行われているそうです。(令和3年は中止) フォトスポット的なベンチから撮影。正面の建物が本堂ですね。 池の中に風情をもたらす、洲浜。つい、馬出と呼んでしまった、城ファン 毛越寺を存分に楽しんだあとは、平泉巡回バス「るんるん」に乗って、中尊寺へ。 こちら、武蔵坊弁慶の墓と書かれています。中尊寺の参道前にありました。 紅葉の中尊寺。とても風情がありました。 こちら、弁慶堂。中に義経と弁慶の木像が安置されていました。義経像は、この位置からでは撮れなかったので、今剣くんに登場していただきました。 ここが、有名な金色堂。建物を丸々覆う、その名も覆堂の中で、今も黄金の輝きを保っている。中の仏様もすべて金色。3つある須弥壇には、奥州藤原氏三代…

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再びの多賀城

飛び石連休を利用して、旅に出ていました。東北(宮城・岩手)をめぐる旅。今回は、一人旅ではなく、めずらしく、宝塚&2.5次元を愛する友達との旅。本当は、「ミュージカル刀剣乱舞」の多賀城公演を観た後、ついでに東北を回る…というツアーを考えていたのですが、生憎、全員はチケットが取れなかったので、変則的な旅になってしまったのでした 東北新幹線で仙台に行き、まずは、腹ごしらえ。 仙台といえば、牛タンでしょうということで、いきなり牛タン定食です。つくねも付けちゃいました。 お腹が膨れたところで、仙石線(せんせきせん)で多賀城駅へ。前回、利用した駅は、多賀城までギリ徒歩で行ける国府多賀城駅(東北本線)。今回は、宿のある仙石線多賀城駅に向かい、ホテルに荷物を預けてから行動することにした。グループ旅行なので、タクシーを呼び、多賀城政庁前まで、と告げた。なぜか、百名城のスタンプ設置場所前で降ろされたけど、何か顔に描いてあったのかしら(実際には、前回スタンプは押してるので、ここに用はなかったのですが) 多賀城政庁前です。紅葉が美しくて、歴史の舞台というよりは、公園散歩のような気分に。 2024年に、多賀城創建1300年を迎えるということで、現在、南門復元に取り掛かっているとのこと。この写真も、その修復された部分なのだが、道を不思議な形にカットして石を置いたのは、どういうことなんだろうか 友人たちは初めてだったが、私自身は、2019年5月以来なので、2年半ぶり。だいぶ、雰囲気が変わっていた。 …

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え、東京劇場店も?

【重要なお知らせ】キャトルレーヴ東京劇場店の営業終了について(11月19日更新) いつもキャトルレーヴをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。 キャトルレーヴ東京劇場店は、2001年1月の営業開始以来、多くのお客様からお引き立ていただいておりましたが、 この度2021年12月26日(日)をもって営業を終了することとなりました。 これまで永きにわたりご愛顧を賜り、心から感謝申し上げます。 営業終了までの間、引き続きご愛顧賜りたく、何卒よろしくお願い申し上げます。 なお、東京宝塚劇場2階ショップ及びキャトルレーヴ日比谷店は引き続き営業いたします。是非ご利用ください。 また、キャトルレーヴでは東京宝塚劇場近隣に新店舗のオープンを予定しております。(来春予定) 新店舗の詳細につきましては、後日キャトルレーヴオンラインほか各種媒体にてお知らせする予定です。 ◇本件に関するお問合せ◇ 宝塚クリエイティブアーツ カスタマーセンター 電話 0797-83-6000(日曜休) 受付時間 10:00~17:00 ※強調のための、色変え、太字等は夜野によるものです。 先日、キャトルレーヴ福岡店の営業終了の記事を書いたばかりだったが、今度は東京劇場店と驚いた。どうやら、現在の店から別店舗に移るということのようですね。いったいどこへ移転するのか、現在の店舗の跡地利用は、どのように考えているのか、謎は深まるばかり。続報を待ちましょう。

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