スタジオライフ「ヴェニスに死す」Bチーム初日

スタジオライフ24年ぶりの再演、「ヴェニスに死す」Bチームの初日を観劇した。 コロナ対策100分で名著シリーズ第2弾ということで、ノンストップ100分公演版「ヴェニスに死す」。出演者も最低限に切り詰め、「ヴェニスに死す」の肝の部分をストレートに表現した舞台となった。A・B両チームの初日は、それぞれカメラ撮影OKとなっていて、ネットへの公開も許可されている。というわけで、まず、写真の公開を。もし、気になった方がいらしたら、新宿御苑下車『シアターサンモール』で8日まで上演しています。(当日券あり) メインキャストの3人。左から美青年タッジオ(松本慎也)、アッシェンバッハ(笠原浩夫)、アッシェンバッハ・ダッシュ(山本芳樹)。アッシェンバッハに語りかける存在、アッシェンバッハ・ダッシュは、初演の時、倉田さんが、宝塚の「風と共に去りぬ」に出てくるスカーレットIIを観て思いついたキャラクターなのだという。こんなところに、宝塚の影響があるんですね。 もう少し、広めのアングルで。左から、女家庭教師マリー(関戸博一)、タッジオの母クラウディア(曽世海司)、三人飛ばして、ヤシュー(馬場良馬)。関戸は、4日まで休演が決まったミヤタユーヤの代役。代役とは思えない堅実なマリーさんでした 昨年2‐3月、「死の泉」以来の客演、馬場良馬さん。Aチームでは、美青年タッジオを演じています。この、タッジオとヤシューのWキャストというのも、なかなか興味深いものでした。 タッジオと現地の青年ヤシューは、すっかり意…

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