花組大劇場公演

花組大劇場公演を観劇するために、宝塚に足を踏み入れた。3月にバウホール公演を観ているので、そんなに時間は経っていない。桜は、まだ散らずに私を迎えてくれた。 だいぶ、葉桜になっているけど。 11時公演に間に合うように出かけたのは1月以来になるが、さすがに暗い中の出発ではなくなっていた。もう春分も過ぎたんだな~なんて思いつつ、6時台の新幹線で関西入り。 ムラに着き、風が吹くとハラハラと花びらを散らす桜を眺めながら、大劇場に向かう。劇場に着いて、検温・手指消毒を行い、中へ。少し早く着いたため、まだ大劇場内には入れない。キャトル・レーヴに行ってみると、普通に入れた。ラッキー東京の整理券方式はいつまで続くのかな… 余裕をもって劇場に入り、プログラムを購入して、着席。ありがたくも、SS席やや上手という良席。お芝居は、田渕大輔先生の「アウグストゥスー尊厳ある者ー」。以下、恒例により、箇条書きで感想を記載していきたい。 ・宝塚歌劇の主人公のひとつの形として、「受け」の芝居を見せる…というものがある。最近ファンになった方は、意外と知らないのかもしれないが、これは、むしろ王道である。(「この恋は雲の涯まで」など)そして、本作は、王道の宝塚歌劇を踏襲していると思った。みずから行動を起こさないのが主人公の格の高さを表すというか。しー・主人公が上手の花道から初登場することに不満の声もあるが、花道から主役が登場する例など、いくつもある。芝居くらい、もっと自由に作らせてあげたいと思う。・登場人物の設定、関係性など、面…

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