2022年ラインアップ発表 その1

(公式HPより) 2022年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】 2021/04/30 2022年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。    月組公演 主演・・・月城 かなと、海乃 美月 宝塚大劇場:2022年1月~2月(予定)東京宝塚劇場:2022年2月~3月(予定) ミュージカル・キネマ 『今夜、ロマンス劇場で』 原作/映画「今夜、ロマンス劇場で」(c)2018 フジテレビジョン ホリプロ 電通 KDDI 脚本・演出/小柳 奈穂子 名優・加藤剛の遺作で、本当に素敵だったんだ~晩年の主人公が。舞台だから、最後まで、れいこ氏が演じてくれると思うけど、本当に切ない綺麗なラブストーリーなので、ご期待ください。てか、お披露目公演から、触れ合えない恋人同士とか…きゅんきゅんですなぁ~ ジャズ・オマージュ 『FULL SWING!』 作・演出/三木 章雄 なんとなく…ですが、ダンサブルなショーになりそうなタイトルですね。ホームラン、かっ飛ばしてください

続きを読む

我が家の緊急事態!

GW前に、まったく違う形で、我が家に緊急事態が起きました。 26日朝9時少し過ぎ、電話・PCの回線が切れました。ここまでは、ただの事故・故障です。しかし、そこからが、大問題でした。 NTT東日本に電話したところ、契約が切れているので、契約先に連絡してくれ、と言われてしまいました。いったい、我が家はどこと契約しているのか…家族の中で犯人探しが始まりました…NTT東日本でなければ、NTTドコモの可能性が高いのですが、契約書もなく… まずは、誰が契約者か…それぞれが自身の携帯電話の契約内容を確認し、消去法で父が契約者であろう…と推察、父を連れてドコモショップに行って相談しました。(ここで、父に同行してもらったのが重要。本人確認されました。)そして、父が覚えていなかった「ネットワーク暗証番号」を再設定することができました。ネットワーク暗証番号がわかったことで、携帯から、NTTドコモに回線故障の連絡を送ることに成功! すると1時間以内に、電話回線担当の「NTT東日本」から、連絡があり、機器の交換をすることになりました。 なんと5日間、電話が繋がらなかった我が家…電気・ガス・水道・電話…普段から、故障した時のことをちゃんとわかるようにしておくべきですね。  

続きを読む

「舞台刀剣乱舞 无伝」休止前ラスト公演

「舞台刀剣乱舞」の「无伝 大坂夏の陣ー夕紅の士ー」、既に配信で内容は観ていたが、My初日は4月27日夜公演だった。(ちなみに2回目は、5月11日の予定だった。)緊急事態宣言が出た時、もうMy初日は来ないものと覚悟したが、調整期間を設けるということで、休演は、4月28日~となった。というわけで、My初日が、休演前最後の公演になってしまった。おーまいがっ とはいえ、芝居は、初見の私には、淡々と進んでいくように感じられた。素人にもわかるほど気合が入っている人はいない。そこらへんは、プロなんだな~と改めて感じる部分だ。我らがイチロさん(高台院役の一路真輝)は、宴会の場面で、椅子から転落するというアクシデントが…その時の周囲の男士たちのリアクションが、それぞれ、刀のキャラクターのまま、でも、ちゃんとイチロさんを素早く助けてくれていて、「なんて、できる子たちなの!」と感動。 公演終了後に、座長の鈴木拡樹くん(三日月宗近役)から、ご挨拶があった。公演中の老獪な三日月とは違って、この作品への思いが伝わるような自身の言葉で、今後について語ってくれた。休演期間に、「舞台刀剣乱舞」は五周年を迎えるという。その日を客席で祝いたいと思っていたファンの方も多かったに違いない。そんな方たちの思いも受け取り、「その先」を見据えた温かい言葉だった。劇場名がじゃっかん違っていたのは、ご愛敬で

続きを読む

「エリザベートTAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラコンサート」ゆうひさん楽

「エリザベートTAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラコンサート」25アニヴァーサリー版、ゆうひさんが出演する最後の回となる、26日夜公演、観劇してきました緊急事態宣言が出て、会場のヒカリエ自体は休業しているのに、シアターオーブだけが営業している…という異常事態。でも、幕が開けば、そこは、ただ、ひたすらにエリザベートの世界。 この日の冒頭のルキーニは、霧矢大夢。ショーアップされた空気を最初からまとっている。蘇った死者たちは、フランツ=初風緑、ルドルフ=朝海ひかる、子ルドルフ=初嶺まよ、ゾフィー=出雲綾、マックス=越乃リュウ、ルドヴィカ=愛純もえり、エルマー=麻尋えりか。ここまででも、W以上のキャストは全員、17日のキャストと違っていて、アニヴァーサリーしか観ていない観客(私のような…)も楽しめる設計になっていることがわかる。トート閣下は、この日の全員だけど、メンバーは少ない(麻路さき、姿月あさと、彩輝なお)。三人でも、超豪華です最初に登場するシシィは、蘭乃はな。梅芸の初日と同じ、蘭乃と越乃の父子。らんちゃんが、組子になった時から、ずっと見守ってくれた大先輩だし、ナホ氏が管理職になる道程を見守ってくれた組子でもあるんだな…などと懐かしく思い出す。なにより、ハリラバを見守ってくれた二人であるし。らんちゃんは、家庭教師(菜那くらら)をコチョコチョするいたずらを見せる。とにかく芝居心たっぷりなシシィで、おウタが多少アレなのは、気にならない感じ。綱渡りから落下した蘭乃シシィを迎えてくれたのは、彩輝トー…

続きを読む

「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」観劇

文豪ストレイドッグス「DEAD APPLE」 原作:映画「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)」脚本:朝霧カフカ脚本協力:内田裕基演出:中屋敷法仁協力:春河35 音楽:岩崎琢振付:スズキ拓朗美術:中西紀恵照明:古枝康幸音響:山本能久映像:荒川ヒロキ衣裳:前岡直子ヘアメイク:古橋香奈子殺陣:六本木康弘演出助手:入倉麻美舞台監督:川除学音楽制作:ランティス制作:バンダイナムコライブクリエイティブ、ゴーチ・ブラザーズ主催:舞台「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」製作委員会(東京) 中学・高校時代の国語の授業って、すごく贅沢だったんだな~と思うことがある。日本を代表する作家たちの代表作を、さわり、あるいは全文、「ただで」読むことができる。半強制的に。その中で、私は、この作家の作風が好きらしい…とか、あたりをつけて、読書人生に踏み出すことができる。高校生の時なんか、「昨日のテレビドラマ」と同列に「今日の夏目漱石」を熱く語ったもんなぁ~「ください、ください、ぜひください」「よござんす、差し上げましょう」(「こころ」で「先生」が「お嬢さん」と結婚したいのだと、その母親に申し込む場面)を日常会話に持ち込んだり、森鷗外のゲスっぷりに、昼休みじゅう口角泡を飛ばしたり。(先生が、「舞姫」エピソードとして、留学先のドイツから金髪美人が鷗外を追って来日した時に、家族全員結託して追い返した話=妹の回想=をプリントして配ってくれた。)中島敦の「山月記」は、そんな中で、クラスをしーんとさせ…

続きを読む

舞台「サンソン」観劇

「サンソンールイ16世の首を刎ねた男」 演出:白井 晃 脚本:中島かずき(劇団☆新感線)音楽:三宅 純 原作:安達正勝 『死刑執行人サンソン』(集英社新書刊)坂本眞一 『イノサン』に謝意を表して 美術:二村周作 照明:高見和義 音響:井上正弘 衣裳:前田文子 ヘアメイク:川端富生 映像:宮永 亮、栗山聡之 アクション:渥美 博 演出助手:豊田めぐみ 舞台監督:田中直明、福澤諭志 制作:笠原健一、原佳乃子 プロデューサー:熊谷信也 企画製作:キョードー東京 宣伝美術:永瀬祐一 宣伝写真:設楽光徳 宣伝スタイリング:前田文子〔稲垣吾郎〕、青柳美智子 宣伝ヘアメイク:川端冨生 、永嶋麻子〔稲垣吾郎〕、伊荻ユミ 宣伝映像:十川利春 企画製作:キョードー東京 主催:キョードー東京、TBS、イープラス 本作は、坂本眞一の漫画「イノサン」にインスパイアされ、そのモデルとなった、実在の死刑執行人、シャルル‐アンリ・サンソンの半生を描いている。ブルボン王朝の時代のフランスでは、死刑執行は、サンソン家の世襲の業となっており(日本で言えば、山田浅右衛門)、その身分は、パリ高等法院(最高裁判所みたいなものですかね)に保証されていた。ある日、シャルル(稲垣吾郎)は、レストランである貴婦人に声をかけられ、自分はパリ高等法院の仕事をしていると話した。そして会話が弾んだが、ちょっと席を外した際、彼は死刑執行人だと言う人があって、その婦人は卒倒してしまった。そして、けがらわしい身分でありながら、貴婦人と食事を共…

続きを読む

またしても…

4月25日(日)以降の宝塚歌劇公演について 2021/04/24 Tweet 宝塚歌劇では、政府や自治体等による新型コロナウイルス感染拡大予防のためのガイドラインやイベント開催制限を遵守するとともに、感染予防対策の強化に取り組み、公演を実施してまいりましたが、4月23日に政府による緊急事態宣言ならびに、これにともなう自治体からのイベントの開催制限および施設の使用制限が発出されました。その中で劇場施設は無観客開催を要請されておりますが、政府より「無観客化・延期等を実施すると多大な混乱が生じてしまう場合も想定されることから、例外的に25日から直ちに無観客化・延期等を実施しないこととして差し支えないこともあること」と示されております。宝塚歌劇といたしましては、お客様への公演中止のご案内等の時間を確保する上から、4月25日(日)は公演を実施させていただくこととし、4月26日(月)から5月11日(火)までの公演(貸切公演含む)は中止させていただきます。 ご観劇を心待ちにし、楽しみにしていただいていたお客様には深くお詫び申し上げます。 なお、5月12日(水)以降の公演につきましては、現在のところ順次再開する予定ではございますが、今後の政府や自治体等からの発表内容等を踏まえて、決定次第、あらためて当ホームページにてご案内いたします。    <対象公演>宝塚大劇場公演 花組『アウグストゥス-尊厳ある者-』『Cool Beast!!』 2021年4月26日(月)~5月10日(月)(貸切公演含む)は中止い…

続きを読む

「豊饒の海」読破

三島由紀夫の長編四部作「豊饒の海」シリーズの最終巻、「天人五衰」を読み終わった。初めてこのシリーズを読もうと思ったのは、宝塚で「春の雪」を上演することになった頃だから、足掛け9年になるということか。最初は、「春の雪」を読めばいいと思っていた。それが、書店で「奔馬」を見かけて、試しに読んでみたところ、ハマってしまい、生田先生にお手紙まで書いた記憶がある。珠城りょう主演で「奔馬」を上演してほしい、飯塚勲役(「春の雪」の清顕が転生した存在)は、ぜひ朝美絢でという内容だったと思う。だから、まだあーさが月組で頑張ってる頃だったのだろう。実現したら、面白い舞台になっていたと思うが…。続く「暁の寺」を読んだのは、だいぶ後のことになる。ここから転調して、転生した先が、タイの王女ということになったからだと思う。(あらすじは読んでいた。)しかし、実際に、数年を経て読んでみると、これがめちゃくちゃ面白い。それで、勢いがついて、「天人五衰」まで一気に読んだ。四部作が、綺麗に“起承転結”になっているし、転から結の間でまた新たな転調もある。すなわち、本多が80歳になり、どうやら最期が近づいたその時に、つまり、ここで何かが間違ったとしても、もう後戻りのできない状況になったところで、「見つけたと思ったさらなる転生者」がニセモノらしいという疑いが出てくる。でも、本当に、アッと思ったのは、この小説のラストシーンが「昭和49年」である、ということだ。 昭和49年は、実際に存在した。でも、三島は昭和45年に死んでいるから、その時点で、…

続きを読む

星組の20年

写真で振り返る星組の20年…東京宝塚劇場20周年企画も4組目になりました。 (上)ベルサイユのばらーオスカルとアンドレ編ー(下)花の業平/サザンクロス・レビューII星組の新・東京宝塚劇場初公演は、稔幸&星奈優里サヨナラ公演。千穐楽の日、ノルさんは白馬で楽屋入りしたらしいこの公演は、21世紀初のベルばらということで、東西同時上演という企画が打ち立てられたため、星組は、東京⇒ムラの順に上演され、ノルさんは、大劇場で卒業を迎えた。(星組東宝の間、ムラでは、宙組の「フェルゼンとアントワネット編を上演していた)そのため、次期トップの香寿たつき&渚あきコンビは、東京でお披露目公演ということに。「花の業平」は、稔時代の大劇場公演(東上なし)の前もの作品。ショーの方は、同じ草野先生の作品「サザンクロス・レビュー」をブラッシュアップして上演。以後、サザクロがしばらく星組で上演され続ける現象が起きた。 プラハの春/LUCKY STAR!珍しくポスターに5人載せているので、紹介してみた。下の全身(ひざ上)写真、左から安蘭けい、彩輝直(専科)、香寿たつき、渚あき、夢輝のあ。 (上)ガラスの風景/バビロン(下)王家に捧ぐ歌「ガラスの風景」も5人写りですね。下の小さい3人は、左から、夢輝のあ、安蘭けい、初風緑(専科)。この公演、香寿、渚のほか、夢輝、秋園美緒、朝澄けいらが退団する衝撃の公演だったのだけど、「バビロン」は好きなショーでした。歌の洪水みたいで。古巣だけど、落下傘のように専科からやってきた湖月わた…

続きを読む

パリ空?

最近、ジェンヌ、元ジェンヌの間で、「パリの空よりも高く」の話題が増えている。 ちょうど、この作品が初観劇という世代がスターになってきたんだろうな…(2007年の作品なので、当時10歳~15歳くらいだとしたら、現在、研4~研13あたり)。一方、出演していた生徒にとっては、定番ネタとなっている様子。「エリザベート」ガラコン出演の瀬奈じゅん・霧矢大夢・大空ゆうひにとっては、これまでも定番ネタだったようだが、ここに来て日の目を見た感じ。時が経ち、作品のイタい部分が、ネタとして昇華できるまでに熟成したんだろうと思うと感慨深い。もともと、基本プロットは、菊田一夫原作(「花咲く港」)だから、ちゃんとしてるのよね。木の船を造る⇒エッフェル塔を建てるというプロットの変更を、植田先生が「そこだけ」変えたために起きた矛盾の数々を放置したことで、ものすごい変な話になったけど、まあ、主役の兄弟(瀬奈・大空)と、ネタに使われた2番手エッフェルさんの3人でのわちゃわちゃが可愛いというのは、宝塚を楽しむひとつの王道かもしれない。でも、題材に使われたエッフェル塔のことを思うと、私は、いまだにやりきれない気持ちは残っている。 建設中に嵐が来て、「あなたの塔が倒れそうです」とミミ(彩乃かなみ)が伝えにやってきて、それを聞いたアルマンド、(瀬奈)が、建設現場に行って、エッフェル塔を手で支えて嵐をやり過ごすという、クライマックスが…木の船なら、普通にわかるよ。嵐が来たら、係留していた船は流されるし。でも、320メートルにもなる巨大な塔…

続きを読む