ブロードウェイ・オリジナルミュージカル「BARNUM」観劇

ブロードウェイ・オリジナルミュージカル「BARNUM」 翻訳・訳詞:高橋亜子 演出:荻田浩一 音楽監督:荻野清子 振付:木下菜津子、松田尚子  美術:乘峯雅寛 衣裳:木鋪ミヤコ(doldol dolani)  衣裳製作:大屋博美(doldol dolani) ヘアメイク:田中エミ  照明:奥野友康  音響:原田耕児 映像:新倉和幸、九頭竜ちあき  映像協力:ウォーリー木下 歌唱指導:満田恵子  稽古ピアノ:中原裕章 演出助手:坂本聖子  舞台監督:弘中 勲 宣伝:エイベックス・エンタテインメント  票券:インタースペース 版権コーディネート:東宝ミュージック 特別協力:木下サーカス 企画:シーエイティプロデュース 映画「グレイテスト・ショーマン」のモデルにもなったフィニアス・テイラー・バーナムの一代記をミュージカル化した作品。日本版は、今回が初演。感染症対策もあり、出演者を絞り、サーカスシーンは映像を駆使して上演。 バーナム(加藤和樹)は興行師だが、当時の興行は「見世物」なので、興行師は、つまり、詐欺師に近い。世界最高齢160歳の女性(中尾ミエ)を歌わせるとか、まあ、天性の嘘つきなのかもしれない。妻のチャイリー(朝夏まなと)は、夫をとても愛しているけれど、夫が嘘をついてお金を稼いでいることには、心の葛藤がある。バーナムは、妻をとても愛しているけれど、スウェーデン人歌手、ジェニー・リンド(フランク莉奈/綿引さやか)との熱愛事件なども起こしたりするし、妻の望むような、「まじめでまっとうな仕事…

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