「60‐60の会」配信観劇
「或る俳優の物語~もう1つのクリスマスカロル~」
脚本:松田環(劇団しゅーくりー夢)演出:倉本徹
昨年、観劇するつもりだったが、行けなかった公演。出演は、「60‐60の会」こと、スタジオライフ代表の藤原啓児とシニアの倉本徹。耽美劇団である劇団スタジオライフでは、劇団員の年齢はタブーということになっているらしい。が、男優集団ということもあり、誰も話を聞いていない。一応、どこかでバラされそうになって汗かいた…とか言っているちゅーちゃん(仲原裕之)みたいなかわいい人もいるのだが、そうじゃないメンバーの方が多い。そもそも代表自身が、「還暦、還暦」と言って、同じく還暦の倉本さんと「60‐60の会」を結成してしまうのだから、もう、何をか言わんや、である。そんな緩い、還暦お二人の朗読劇ー
すごく素敵だった。配信見られて、本当によかった個性派俳優と、同級生の物語。いわゆる幽霊ものだったりするのだが、そこに込められた思いは、若い人には出せない、コクと深みがあって、味わい深かった。お二人が出演する「言葉の奥ゆき」(配信)も、購入しちゃいますよ、そりゃぁ~
再演されたら、今度こそ、絶対に行きます。再演じゃなくても、別の作品でも、朗読劇じゃなくてもいい。60‐60のお二人のファンです、私