「キオスク」観劇

「キオスク」 作:ローベルト・ゼーターラー翻訳:酒寄進一 演出:石丸さち子 美術:石原敬照明:影山雄一音響:清水麻理子音楽:森大輔衣裳:前田文子ヘアメイク:中原雅子振付:舘形比呂一アクション指導:明樂哲典演出助手:元吉庸泰舞台監督:瀧原寿子、篠崎彰宏(12月稽古時) こちらの写真は、最終公演地、静岡の劇場を出たところの景色です。千秋楽終了後、まだ、興奮冷めやらない中、ペデストリアンデッキから、撮影しました。ゆうひさんのおかげで、素敵な場所をたくさん訪問できて、幸せだな~と思ったひとときでした。 「キオスク」は、ローベルト・ゼーターラーの書いた小説が原作。 キオスク (はじめて出逢う世界のおはなし オーストリア編) 出版社/メーカー: 東宣出版 発売日: 2017/06/01 メディア: 単行本 ゼーターラー氏自身がこの作品を戯曲化し、昨年、石丸さち子さんの演出で、リーディーング公演が上演された。その時の出演者を一部残し、新たに出演者を増やして上演されたのが、今回の公演となる。今回の公演の特徴は、8人の出演者が、30を超える役を演じることにある。これは、最初の公演がリーディングだった影響かもしれない。リーディングなら、少ない出演者で多くの役を演じるのは普通だからだ。さらに面白いのは、主要な役以外をアンサンブルが演じるのではなく、すべての俳優がメインであり、サブであるという配役を貫いたところ。そのおかげで、ゆうひさんが、8役を演じる…という面…

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