小松政夫さん…

昨年上演された「めんたいぴりり」でゆうひさんと共演された、小松政夫さんの訃報を聞いた。 「めんたいぴりり」では、往年のギャグを全部ご披露いただき、当時テレビの前で笑っていた身としては、ただもう、「尊い…」という気分だったことを思い出します。下北沢に行くとき、乗換駅となる代々木上原駅で降りるたびに、「代々木上原の小松さーん」というネタを思い出してしまっていました。まだ70代だったのに、残念です…

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「PRINCE OF ROSES」配役決定!

来年1月の花組バウホール公演の主な配役が決定した。 ヘンリー・テューダー(後のヘンリー7世)… 聖乃 あすか ~*~*~*~マーガレット・オブ・アンジュー(ヘンリー6世の妃)… 万里 柚美 ジャスパー・テューダー(ヘンリー6世の異父弟、ヘンリー7世の叔父)… 高翔 みず希 ヘイスティングス卿(男爵。エドワード4世時代の政治家)… 冴月 瑠那 マーガレット・オブ・アンジューの侍女… 美花 梨乃 エリザベス・ウッドヴィル(エドワード4世の妻。後に結婚が無効とされ、リチャード3世が即位)… 華雅 りりか エドワード4世(ヘンリー6世から王位を簒奪)… 羽立 光来 セシリー・ネヴィル(ヨーク公妃。エドワード4世とリチャード3世の母)… 真鳳 つぐみ グロスター公(おそらく後のリチャード3世)… 優波 慧 マーガレット・ボーフォート(ヘンリー7世の母)… 春妃 うらら イザベルの付き人… 雛 リリカ ケイツビー… 峰果 とわ 時の精… 凛乃 しづか 騎士… 春矢 祐璃 トマス・スタンリー(マーガレット・ボーフォートの再婚相手)… 一之瀬 航季 騎士… 和 礼彩 クラレンス公(エドワード4世・リチャード3世の弟)… 愛乃 一真 騎士… 龍季 澪 ウィリアム・スタンリー(トマスの弟)… 芹尚 英 リチャード・グレイ… 翼 杏寿 騎士… 涼香 希南 時の精… 三空 凜花 騎士… 南音 あきら トマス・グレイ… 海叶 あさひ ヘンリー・スタッフォード(バッキンガム公。リチャード3世の王位簒奪に与する)… 希波 ら…

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ミュージカル「EDGES」(RED)観劇

MUSICAL「EDGES-エッジズー」by Beni Pasek & Justin Paul TEAM RED 演出:荻田浩一音楽監督:奥村健介 CAST:林翔太、藤岡正明、実咲凜音、梅田彩佳 演奏:中原裕章(ピアノ)、YUTAKA(ギター)、瀬戸圭介(ベース)、李令貴(ドラム) もっくん(太田基裕)の出演した“TEAM BLUE”を観劇して、オギーが演出する“TEAM RED”への興味が抑えきれず、観劇。劇場に着いたとたん、レッドカーペットのある式典会場のような舞台セットを見て、「来てよかった」と確信。来た瞬間に「違いが鮮明」ってすごいかも。 幕が開いたら、もっと違う。コンサート形式のような舞台になっていた。出演者は、ブラックフォーマル。ほかの人が歌っている間は、舞台上に置かれた丸テーブルとスツールで待機。基本、歌で勝負するが、ちょっとしたツッコミなど、MCもあり、演劇的要素の高いナンバーは、感情表現多めに表現する。 こういう表現もあるんだなぁ~と、面白く観劇した。メンバーがメンバーだけに、歌の安定性と、ネタ曲の表現性はさすがだった。藤岡くん、ほんと、いつ観ても飽きない~ラストに劇場後方のホリゾントの向こう側まであらわにした演出が、すごく素敵だった。新国立中劇場は、奥行きが深い劇場なのだけど、その奥の奥は搬出口になっていて、そこまで開きながら、照明で隠すというのが面白い。あと、出演者のご挨拶のぐだぐだぶりが、フォーマルな衣装に似合わなくて、可愛かったです。(林くんのジャニ…

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「燃ゆる女の肖像」

映画「燃ゆる女の肖像」を見た。そもそもこの映画を見ようと思ったキッカケは、ポスターだった。「Portrait of a Lady on Fire」というタイトルが、女性の肖像にかぶって書かれている。実は、大学時代に、ヘンリー・ジェイムズの「ある婦人の肖像」(英題:The Portrait of a Lady)という小説を勉強していたことがあり、一瞬、その話なのかな、と思ったのだ。私が大学時代に勉強してた作品って、その後映画化される例が多くて、わりと簡単に信じてしまったのだが、まあ、一応、見に行く前にHPを確認し、ヘンリー・ジェイムズは全然関係ないということは、理解 このところ、女性の芸術家が自分の名前で作品を残すことが、昔はとても難しかった…という物語をあちこちで見るが、本作も、そういう女性がヒロインだった。18世紀末、30歳で独身のマリアンヌは、肖像画家だった。が、出来上がった作品は、父の名で納品または発表される。「本当は私が描いたんです」それは自己顕示欲とかではなく、もっと根源的な人間の魂の叫びのように思える。「ここに存在する私を、居ないもののように扱わないで」それって、現代でも、まだいろんなところに残っているなーと思う。 マリアンヌ(ノエミ・メルラン)は、離島の城に暮らす、伯爵夫人(ヴァレリア・ゴリノ)に雇われ、船で島に乗り込む。伯爵夫人の要請は、娘のエロイーズ(アデル・エネル)の見合い用の肖像画を描いてほしいということ。エロイーズは、結婚する気がなく、男の画家に肖像画を描かせることは失…

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舞台「幽☆遊☆白書」観劇

舞台「幽☆遊☆白書ー其の弐ー」 原作:冨樫義博「幽☆遊☆白書」(集英社「ジャンプコミックス」刊) 脚本:伊藤栄之進演出:伊藤栄之進、加古臨王、荒木宏文 主題歌:馬渡松子「微笑みの爆弾」 舞台美術:松生紘子美術助手:山本史織技術監督:寅川英司舞台監督:田中翼演出部:長谷川ちえ、藤間浩也、松橋成美、金子静香照明:大波多秀起(デイライト)照明オペレーター:清家玲子、鹿子澤栄、古矢涼子、勝本英志音響効果:天野高志(RESON)音響:田中嘉人(RESON)音響部:今里愛、原村友梨奈、仲根綺乃映像:藤田陽平、横山翼(O-beron)映像制作:新田憲太郎映像オペレーター:松本竜一衣裳:小原敏博衣裳アシスタント:小林由香特殊造形:林屋陽二衣裳製作:竹内さや香衣裳進行:名村多美子、山藤奈々ヘアメイク:木村美和子(reftel)、車谷結(raftel)、嘉山花子、馬場明子演出助手:木下マカイ(Platina)アクション:六本木康弘アクション補佐:新田健太ステージング:エリザベス・マリー、六本木康弘大道具:ステージファクトリー小道具:小山内ひかり、枦山兼 音楽:佐々木久夫(SeanNorth) デザイン:羽尾万里子(Mujina:art)、天野果菜(Mujina:art)、小関洋美(Mujina:art)デザイン進行補佐:大野富美子(Mujina:art)宣伝写真:金山フヒトWebデザイン:EAST END CREATIVE 制作:Office ENDLESS制作協力:上野志津華、佐藤麻衣、高橋優里子、市…

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「ロミオの青い空」コラボカフェ

放送25周年を記念して、様々なコラボが実施されている「ロミオの青い空」。そんな、「ロミオの青い空」のコラボカフェに行ってきました お店はこちらです。LIT COFFEE & TEA STANDさん(港区芝2-15-15 芝公園駅から10分程度) ヘーゼルナッツラテ。ロミオとアルフレドのシルエットが可愛い こちらが、コラボメニューのホットサンド。これを注文すると、A3ポスターもいただけます。席数は多くなかったけど、お店の方もとても親切で、楽しい時間でした。店内には、キャラクターの原画なども展示されていて、「ロミオ…」愛が深まりました。 下北沢のお店にも行きたいなぁ~

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ミュージカル「EDGES」(BLUE)観劇

MUSICAL「EDGES-エッジズー」by Beni Pasek & Justin Paul TEAM BLUE 演出:元吉庸泰音楽監督:園田涼 CAST:太田基裕、矢田悠祐、増田有華、菜々花 演奏:松井トモコ(ピアノ)、桑原まこ(シンセサイザー)、野崎めぐみ(パーカッション)、大月文太(ギター) 「ラ・ラ・ランド」や「グレイテスト・ショーマン」の音楽を手掛けたベンジ・パセックとジャスティン・ポールコンビのデビュー作である、このミュージカルは、曲順の入れ替え、オーケストレーションのアレンジが、“推奨”されている。この題材をもとに、三人の演出家と三人の音楽監督がタッグを組み、三組の舞台を上演するはずだったが、残念ながら、コロナの影響で、上演は中止された。本作は、そのリベンジ公演となる。リベンジ公演は、残念ながら二組の舞台となったが、やっぱ、行かなきゃね…と、気合を入れて行ってきた。 なにか大きな物語があるわけではない。曲は互いに独立していて、4人の登場人物は、歌のたびに様々な人物になって歌わなければならない。こういうミュージカルを、“ソングサイクル・ミュージカル”と呼ぶらしい。ソングサイクル・ミュージカルは、テーマがひとつあれば、それでいいらしく、本作で、それは「大人になるとは…」。出演者は、十分に大人みたいだけど、そんな彼らが、瑞々しい若者の感性を引っ張り出してきて、時にソロで、時にハモりつつ、歌の世界を紡いでいく。曲ごとに、キャラが変わることには、舞台上に、衣装を散らばらせ…

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舞台「HELI‐X」観劇

舞台「HELI-X」 脚本:毛利亘宏(少年社中) 脚色・演出:西森英行(Innocent Sphere) 音楽:大内 慶 殺陣:六本木康弘 美術:松本わかこ 照明:大波多秀起 音響:門田圭介 映像:ワタナベカズキ 衣装:鈴木真育 ヘアメイク:工藤聡美 小道具:羽鳥健一 演出助手:きまたまき 舞台監督:深見信生 宣伝美術・写真:古田 亘(ゴーグル) 制作:真島英理、池田千穂 プロデューサー:佐々木淳子 企画・制作:オデッセー 主催:オデッセー / 東映ビデオ どんな内容の舞台か、よくわからないまま、久々のサザンシアター。まあ、のんちゃん(久世星佳)が出るしみたいな気持ちでチケットを取ったが、出演者は2.5次元舞台に多く出ている俳優さんが多いのかもしれない。脚本の毛利さんは、おなじみ…という感じだが、実は、矢崎広出演作しか観ていなかったりする。なので、おなじみなのか、未知の領域なのか、よくわからないテンションでの観劇となった。 HELI-Xとは、第三次世界大戦後の再編成された世界を舞台にした近未来SF作品。超大国ユナイトの占領下に置かれた島国「大和」での物語。近未来世界では、自由に性別を選べる「TRANS」という技術により、多くの人が自らの性別を変更していた。しかし、「TRANS」を受けた人々の中から、一定の確率で、特殊能力(いわゆる超能力)を持つものが生まれる。彼らは、HELI-X(ヘリックス)と呼ばれた。HELI-Xがその能力を使って行った犯罪に対して、大和自治軍(まだ占領下にあるので、…

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「Y’s Live」配信を見た!

山本芳樹ライブ「Y's Live」を配信で見た。 スタジオライフファンとして、劇団員の外部出演作品も追いかけたいな…とは思うものの、なかなか追い切れていない。特にライブともなると、真ん中の人のファンでないと行きにくい。しかし、配信なら…と、申し込んでみたら… かっこいい芳樹さん、トシ取るの忘れてませんかあと、歌う芳樹さんって、イケメンだよね~(演じる芳樹さんは、七変化だから、いつもイケメンというわけではない…) ゲスト出演のせっきー(関戸博一)も、頑張ってました この状況下、ライブをやる覚悟もすごいし、会場で応援するファンの心意気もすごい。胸アツのライブでした。

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まださよならがいえない…

劇団メリーゴーランド代表にして、トップ娘役の羽良悠里さんの訃報が届けられた。 劇団解散の報を聞いた時、胸の奥がぎゅっとなったけれど、その時は、療養に専念するという羽良さんの決断を、ゆっくり療養して少しでも良くなってほしい…と祈るような気持だった。聞いた時は、動揺しすぎて…あまりにもつらくて…。 劇団メリーゴーランドを知ったのは、知人がメンバーになり、ぜひ公演を観てほしいと言われたからだった。第3回公演「偽りの卵」から、ほぼすべての公演を観ているので、ファンとしてもかなり優秀な方なんじゃないかと自負している。公演の感想をこのブログだったり、夜野名義以外のツイッター上に書き散らしていたところ、羽良さん、華波さんのトップコンビから、ツイッター上でご紹介いただいたり、過分な扱いを受けて有頂天になったりもした。そんなご縁で、最後の本公演「誘惑のクミンシード」上演時には、稽古場見学までさせていただき、図々しくも、気になった点などをお話しさせていただいたりも…(ほんと、ごめんなさい…) 羽良さんのイメージは、“生命力の塊”。バイタリティーってこういうことを言うんだな~と思っていたので、信じられない思いが強いです。劇団主宰だけでなく、多数の著書を持つ有能な作家でもあった才色兼備のスーパーウーマン。 こんなにも早く飛び去ってしまった羽良さん…まだお別れを言うことはできなくて…ただただ、途方に暮れています… VR探偵 尾野乃木ケイト アリスとひみつのワンダーランド!! (講談社青い鳥文庫) …

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