「表現者ノマド」-12(リモート版)

朝日カルチャーセンター新宿教室「表現者ノマド」シリーズは、今回で12回目になる。最近はゆうひさんも忙しくて、年に1回程度に減っていたのだけど、コロナ禍の中、4月に行われるはずだった岸本佐知子さんの回をリモートでやったなぁ~と思ったら、もう8月に次のリモート開催となった。くせになったかしら 今回のゲストは、トレーナーの高橋義人さん。ゆうひさんがつけたサブタイトルは“身体の調律師” 退団直後の全身男役なゆうひさんを、女優デビューできる肉体に改造してくれた、恩人。そんな高橋さんと語る人体のあれこれが面白い。トレーナーさんなので、スポーツ選手も見たりするけど、一流スポーツ選手は、基本ポジティブ。役者は、喜怒哀楽をいっぱい溜め込んでいるので、そもそも体調がベストにならないんだとか。そういうのを面白いと感じて、役者のための身体づくりを考えてくれる方のようだ。そのためには、台本を読んでみたり、ボイトレに行ってみたり、ハイヒールまで履いてみるらしい。すごいな…一方、ゆうひさんは、普段は空っぽで(はい、前回もそう言ってましたね)役の身体になった時、全部のセリフがクリアになるらしい。姿勢・背骨の位置…それが見つかるか、が役作りなんだとか。…まさか、そういう役作りとはそういえば、「まさに世界の終わり」の時、本当にフランス人の田舎の中年の女性…的な体型に見えたのは、気のせいではなかったのかも。 なんか、我々の生活に役立つことも教えてもらえたような…。誰かの悪口を言うと、自分に返ってくる。声に出して褒めると自分をも褒…

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