「刀剣乱舞/灯」配信観劇

科白劇 舞台「刀剣乱舞/灯 綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶」 かいちゃんこと七海ひろきが細川ガラシャ役に抜擢された…ということで、観たいな~と思っていたが、それでなくてもチケ難の刀ステ、当然のように観られなかったので、せめて配信で観よう…と、満を持して購入しました 「舞台刀剣乱舞」こと刀ステの舞台は、ひとつ前の作品、「維伝」の千秋楽ライビュを観ている。あの時は、次回公演予告で、歌仙兼定の衣装の一部が出てきた途端に、客席が「きゃーっ」となったので、すごいな、周りはプロだと他人事のように思った。まさか、こんな風に楽しみに観ることになろうとは。 この舞台は、コロナ禍の中で再開する大規模2.5舞台の嚆矢となるそうだ。ここで何かあったら、再び、多くの舞台がクローズしてしまう。責任重大だっただろうな、と思う。従来通りの公演はできないし、だからといって中途半端な舞台を見せたくもない、という作・演出の末満氏の拘りなのか、作品は科白劇(かはくげき)として、再構成された。 敵として登場する「時間遡行軍」のアンサンブルキャストを廃し、出演者数を約半数に減らした キャスト同士の絡みを一切なくし、ソーシャルディスタンスを保った芝居を作った。その違和感をなくすため、語り手として講談師(講男士という刀装の設定)を起用し、西暦2020年に起きたこの状況の影響により、マウスガードを付け、ソーシャルディスタンスを保っていることへの、理解と協力を求めた 映像とスポットライトによって、距離をとった芝居である…

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