コロナ禍と富裕層
コロナ禍にもかかわらず、アメリカの株価は値上がり傾向だとか。
どういうことなんだろうと思ったが、今や、アメリカの富裕層は、実業を持たず、株の取引きによる「あがり」で生活をしている、と聞くと納得だ。
株式投資で生計を立てている人が多い、ということは、結局、売った分は買うということで。特に、先行きの見えない、こんな時代に、成長が見込める株は、業種が限られてくる。医薬品メーカーとか。少ないパイに多くの投資家が群がるから、株価は跳ね上がる…という…
日本では、株だけで暮らしている富裕層という方々は少ない…と思う。でも、株だけで暮らしているトレーダーは、そこそこ存在している。今の日本の株価は、安倍内閣の三本の矢によって、支えられているといっていい。だから、株やっている人に安倍首相の熱心な支持者は多い。この仕組みが崩れると、大損してしまうから。
コロナ危機によって、そんな、いびつな世界があぶり出されたなーと、日々感じている。