黒川さん、辞任…

東京高検の黒川検事長が辞任した。 黒川氏は、今年2月に63歳の定年を迎えていた。その時、黒川氏は余人をもって代えがたく、現在、大事な業務を抱えているため、定年を半年延長するという異例の決定がなされ、物議をかもした。(それまで公務員の定年延長は、たとえば、雅楽の演奏者や自衛隊の軍楽隊など特殊技能の持ち主だったり、離島に赴任中だったり、今、辞められると、重大な問題が発生するような事例に限られていた。検察官は、Aさんでなければ…という仕事ではなく、むしろ、AさんであってもBさんであっても同じように業務を遂行してもらわないと、事案によって不公平が生じてしまう。)2月に半年延長されたということは、彼の定年は、8月である。今、辞任したということは、ちょうど半分過ぎたところで辞任したことになる。すごいな、今、辞任して大丈夫だったんだ…(※辞任理由については、もう呆れすぎて言いたくもない…) ステイホーム週間を大いに沸かせた検察庁法改正法案は、公務員の定年延長を含めて、あっという間に廃案になりそうだし、大山鳴動して黒川さんの3ヶ月だけが成果(しかも、ここは法律に基づいていない)って、コロナ危機の中で、みんな何やってんだ

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