「オレたち花のバブル組」

「半沢直樹」が日曜劇場に帰って来る、ということで、長いこと積読だった、この本を読んでみた。 オレたち花のバブル組 (文春文庫) 作者: 池井戸 潤 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2010/12/03 メディア: 文庫 ドラマから入ったので、読みながら、ドラマがほぼ脳内再生されるような読書体験だった。あ、ここドラマと違う…みたいなこともなく、かなり忠実にドラマ化されたんだな~と思った。 それにしても、平安時代の昔から、政治は人事とは、よく言ったもので、メガバンク内の人事は、まさに政治案件なのだな~と、ひしひしと感じる。でも、偉くなることだけが、仕事の目的ではない。バンカーの矜持を守り抜き、産業界の発展に寄与する、という半沢の心意気が、心地よかった。シリーズ、全部読んでみようかな。

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