望海風斗の道

退団発表を受けて、だいもんのクロニクルです。  2003年 4月、月組大劇場公演『花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン』で初舞台。5月、花組に配属。8月、『野風の笛/レヴュー誕生』東京公演出演。 2004年 1月、大劇場公演『飛翔無限/天使の季節/アプローズ・タカラヅカ!』出演。新人公演でジョルジュ役(本役・蘭寿とむ)。3月、同東京公演。5月、バウホール公演『NAKED CITY』で、バウホール公演初出演。8月、大劇場公演『La Esperanza/TAKATAZUKA舞夢』出演。新人公演でトム役(本役・蘭寿)。10月、同東京公演。2005年 1月、バウホール公演『くらわんか』出演。貧乏神役と徳兵衛役。このバウホール公演、たった1ヶ月の公演なのに、配役が5パターンもある…というとんでもないワークショップのような公演。研2、研3の若手にとっては、すごく勉強になる公演だったんじゃないかな。3月、大劇場公演『マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー』出演。新人公演で、クリフォード役(本役・彩吹真央)。5月、同東京公演。9月、日生劇場公演『Ernest in Love』出演。ロンドン市民や農民、召使いなどを演じる。11月、大劇場公演『洛陽のパレルモ/ASIAN WINDS!』出演。 新人公演でリカルド役(本役・愛音羽麗)。2006年 1月、『洛陽のパレルモ/ASIAN WINDS!』東京公演出演。3月、バウホール公演『スカウト』出演。グリフィン役。6月、大劇場公演『ファントム』出演。従者役。新人…

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「はいからさんが通る」新人公演主な配役発表

ようやく、「はいからさんが通る」新人公演の主演が決まりましたね 伊集院 忍(柚香 光)… 一之瀬 航季 花村 紅緒(華 優希)… 美羽 愛 お二人とも、初主演、初ヒロインとのこと、おめでとうございます一之瀬くんは、実力派。聖乃あすかくんと同期生なので、主演できるかな…と心配していたけど、とうとう来ましたね実力を発揮してほしいと思います。

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雪組トップコンビ退団発表!そして、きーちゃんの道

雪組トップスター・望海風斗 退団会見のお知らせ 2020/02/17 雪組トップスター・望海風斗が、2020年10月11日の東京宝塚劇場公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』の千秋楽をもって退団することとなり、2020年2月18日(火)に記者会見を行います。 なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせいたします。    雪組トップ娘役・真彩希帆 退団会見のお知らせ 2020/02/17 雪組トップ娘役・真彩希帆が、2020年10月11日の東京宝塚劇場公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』の千秋楽をもって退団することとなり、2020年2月18日(火)に記者会見を行います。なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせいたします。 発表されましたね…フラグ立ちすぎていて、あとは発表を待つばかり…という感じでしたが、実際、発表されてしまうと、寂しくてたまりません…そして、「fff/シルクロード」を観劇できる気が全然しません…チケットの神様、どうかお恵みを… 娘役退団発表の際は、同じ記事の中で、クロニクルを記載しているので、追加記事として、きーちゃんクロニクルを書きたいと思います。 2012年 4月、宙組大劇場公演『華やかなりし日々/クライマックス』で初舞台。この年は組回りがあったため、B班メンバーとして、6月、月組大劇場公演『ロミオとジュリエット』出演。8月、同東京公演。11月、星組大劇場公演『宝塚ジャポニズム/…

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宝塚月組シアター・ドラマシティ公演「出島小宇宙戦争」観劇

デジタル・マジカル・ミュージカル「出島小宇宙戦争」 作・演出:谷貴矢作曲・編曲:太田健、高橋恵振付:若央りさ、桜木涼介、KAORIalive殺陣:清家三彦装置:國包洋子衣装:加藤真美照明:笠原俊幸音響:秀島正一映像:奥秀太郎小道具:福井良安歌唱指導:堂ノ脇恭子演出助手:町田菜花舞台進行:阪田健嗣舞台美術製作:株式会社宝塚舞台録音演奏:宝塚ニューサウンズ制作:溝部誠司制作補:西尾雅彦制作・著作:宝塚歌劇団主催:株式会社梅田芸術劇場 鳳月杏主演のドラマシティ公演ということで、大阪まで行ってきました。2年弱前に、バウホールで、同じ貴矢先生作の「義経妖狐夢幻桜」という公演を観て、そのわちゃわちゃ感に目眩がした身としては、私に合わないのではないか…という不安を抱えながら。 とりあえず、作品の外題は、奇数文字にしなければならない、という日本の演劇界の伝統(歌舞伎や文楽のタイトルは、5文字・7文字…のように奇数文字にしているとか。そのためにあえて漢字を創作することすらあったそうです)には忠実でありたいらしい。そういうプチ拘りには、クスッとしている 舞台は、地球からみて、ちょうど宇宙の反対側にある、よく似た星のよく似た国(byプログラム)。…と書きながらも、パラレルワールドとも書いている。どっちやねんまあ、どっちにしても、我々の歴史にある江戸時代ではない江戸時代末期、長崎の出島に宇宙人が現れたとの情報を聞き、幕府の老中、タダアキラ(紫門ゆりや)は、長年監禁しているカゲヤス(鳳月杏)に、出島潜入捜査を命じる…

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2025年日本国際博覧会アンバサダー

「2025年日本国際博覧会アンバサダー」就任について 2020/02/14 このたび、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会からの要請を受け、「2025年日本国際博覧会アンバサダー」に、宝塚歌劇団として就任することとなりました。 つきましては以下の5名が、関連イベントごとに出演いたします。 (花組)聖乃 あすか (100期)(月組)風間 柚乃 (100期)(雪組)縣 千 (101期)(星組)極美 慎 (100期)(宙組)風色 日向 (102期)   お問い合わせ 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 https://www.expo2025.or.jp/news/news-20200214/ 就任は「宝塚歌劇団」として就任するけれども、関連イベントに出演するのは、この5人ということなわけですね。諸事情による交代は折込済ということかもしれません。2025年ですからね。各組100期以降の新公主演経験者、納得の陣容ですが、もしかしたら、宙組は風色じゃなくて鷹翔千空(101期)の方が…みたいな意見もあるかもしれない。私も、雪組の彩海せら、星組の天飛華音を抜いて宙組の102期、風色がピックアップされるとは、ちょっと想像できなかった。 各組〇名ピックアップしてね、という時に、宙組だけ、なんか不思議な人選をする…というのは、ここ毎年起きていることなのだが、そういう組プロデューサーの空気読めない感が、宙組生え抜きトップ誕生を阻んでいる…ということはないよねと、じゃっかん、疑心喚起になる今日この…

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2020年ラインアップ発表 その8

2020年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】 2020/02/14 2020年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。    花組公演 主演・・・柚香 光、華 優希 宝塚大劇場:2020年10月2日(金)~11月9日(月)東京宝塚劇場:2020年11月27日(金)~12月27日(日) ドラマ・ヒストリ 『アウグストゥス-尊厳ある者-』 作・演出/田渕 大輔 木村先生の意欲作、『暁のローマ』は、もう14年前の作品ってことになるんですね…恐ろしいあの時、オクタヴィアヌスを演じたのは、北翔海莉。オクタヴィアヌスだけじゃなく、霧矢大夢と漫才までやらされて、たいへんだったね今回は、そのオクタヴィアヌス側から、あの時代を見る…という、こちらも意欲作になりそう。  パッショネイト・ファンタジー 『Cool Beast!!』 作・演出/藤井 大介 柚香光が「Beast=野獣」に、華優希が「艶花」に扮し、美しく心優しいBeastが見た夢を、ストーリー仕立てで綴るラテン・ショー…だそうです。藤井先生、今年は、ガンガン働いていますが、インスピレーションは枯渇していないでしょうかステキなショーになりますように

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聖火ランナー!

「東京2020オリンピック聖火リレー」の聖火ランナーについて 2020/02/13 このたび、東京2020オリンピック聖火リレー神奈川県実行委員会からの要請を受け、雪組の望海風斗が、「東京2020オリンピック聖火リレー」の神奈川県内の走者の一人として決定いたしました。    お問い合わせ 東京2020オリンピック聖火リレー神奈川県実行委員会 (https://kanagawa-runner.jp) 望海さんが聖火ランナー よくわからないけど…なんか、すごい 聖火ランナーのユニフォームはこんな感じだそうですが、なんか…想像できないですね。

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「グッドバイ」観劇

KERA CROSS第二弾「グッドバイ」 原作:太宰治(「グッド・バイ」)脚本:ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出:生瀬勝久 美術:石原敬照明:松本大介音響:大木裕介音楽:瓜生明希葉衣裳:坂東智代ヘアメイク:中原雅子振付:林希演出助手:伊達紀行舞台監督:菅野將機、宇野圭一 ゆうひさんが「グッド・バイ」という芝居に出てから、高校生以来の太宰熱が復活し、短編小説を中心に乱読している。そんなわけで、今回のこの作品もとても楽しみにしていた。ゆうひさんが出た「グッド・バイ」と同じ原作の芝居にまとぶんが出るとか、すごいファンタジーじゃないですかこの「KERA CROSS」というシリーズは、人気劇作家・演出家であるケラリーノ・サンドロヴィッチの戯曲を別の人物が演出するシリーズということらしい。今回の演出家は、出演も兼ねる、俳優の生瀬勝久。 原作となる、太宰治の「グッド・バイ」は、新聞連載中に太宰が自死を遂げたため、未完となっている。未完というか、かなり最初の段階で終わっている。ゆうひさんが出演した「グッド・バイ」は、そうとう拗らせた太宰ファンであろう脚本の山崎彬が、尻切れトンボの「グッド・バイ」に、太宰の他作品や太宰自身の人生を重ねて一つの作品に仕上げていた。一方、ケラさんの「グッドバイ」は、冒頭の原作使用部分は太宰の「グッドバイ」をほぼそのまま使いながら、その後については、自由に話を膨らませている。冒頭だけを借り、残りは自由に創作したケラさんによる二次創作的作品に感じられた。さらに、演出が生瀬勝久となり…

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「CATS」

実写(?)映画「CATS」を見てきました そもそも、劇団四季のものを数回しか観ていなくて、特に「CATS」ファンでもない私。事前情報として、「CATS」というミュージカルは、わりと、そのカンパニーごとの裁量の自由のある作品らしく、海外の上演形態が、劇団四季と同じ…というわけではないそうです。ネコの身体の模様とかも、同じというわけではないんですね。 そもそも、T・S・エリオットの詩集を原作とした、スケッチの連続のようなミュージカル。今回は、映画ということで、なんとなく、2時間の「物語」になっているな…という感じ。その辺に違和感を持つ方もいらっしゃるかもしれないし、そもそもヴィクトリアがヒロインというのにも驚かれるかもしれない。美しい白猫だからかなヴィクトリアに付されたストーリー…それは、ノラネコたちが多数たむろしている劇場裏の路地に、袋に入れたヴィクトリアが捨てられるところ。興味津々で近寄る大勢のネコの中で、きょどるヴィクトリア(フランチェスカ・ヘイワード/葵わかな)。私、これからどうしたらいいの…と、ボーッと佇むヴィクトリアに、色々と優しく教えてくれるのは、リーダーシップのある快活なネコ、マンカストラップ(ロビー・フェアチャイルド/山崎育三郎)。臆病だけど好奇心にあふれたヴィクトリアは、個性豊かなネコたちのパフォーマンスを楽しむ。ヴィクトリアという「視点」を作ったことで、繰り広げられるネコたちの自慢のステージが、違和感なく連続していく。「CATS」の舞台を観たことのない人には、とっつきやすいか…

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快挙!

米国のアカデミー賞の表彰式、なんと、韓国映画「パラサイト」が、作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞の4冠を獲得 外国映画(英語以外の言語が主に使われている映画)が、主要な賞を総なめにするって、ものすごい快挙 受賞のコメントを発表するジュノ監督、発言がいちいちチャーミングそして映画愛に溢れている 韓国映画界のパワーを感じ、まだまだ知らないエンタメがいっぱいあることに焦る。機会があれば、韓国エンタメにも触れていきたいな…と思える出来事だった。

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