「DANCE OLYMPIA」感想 その2
柚香光のプレお披露目公演「DANCE OLYMPIA」、第1部の感想は、こちらです。
第2部は、ショー形式。ただし、大劇場公演のショーとはだいぶ趣が違う。たった2週間の公演ゆえに、稲葉先生は、とんでもないステージを創り出した。正直、初見の時(2日目)は、こんな公演、やってもいいんだろうかとまで思った。かれーくん、おめでとう的、のーてんきな気分で劇場に来て、第1部で、まんまと、にまにまへらへらした私は、第2部で、冷水をぶっかけられたような気持ちになった。こんなことやって、かれーくんが潰れたらどうしてくれるのーとも思った。座付演出家の、団員に対する、厚い信頼と、確かな判断あればこそ…だったのだろうか。2回目に観劇した時は、安心して観ることができたし、柚香光に対する尊敬の気持ちは、さらに強まった。まあ、でも、もし、1回しか観ることがなかったとしたら、稲葉先生に対して、「かれーくんを潰そうとした」という印象を拭えなかっただろうし、そう考えると、かなりデンジャーなことしてくれたなというのは、間違いないと思う。それと、もうひとつ気になったのは、会場での写真撮影。2日目の時は、「開演中でなくても場内での写真撮影は禁止」ということを、ものすごくアナウンスしていて、実際、注意されていた人もいた。それが、10日以上経過した2回目の公演では、特にアナウンスもなく、撮影している人をスタッフもスルーしていた。同じ公演中に、こういう変更はまずいんじゃないかな…と思う。(舞台に関するすべての権利は、宝塚歌劇団にあるので、貸ホ…