「カイジ ファイナルゲーム」

大空ゆうひさんご出演、ということで、映画「カイジ ファイナルゲーム」を見てきました。 これまでの映画は、テレビでチラ見した程度。人生を賭けたギャンブルとか痛すぎて苦手…なんて思っていた。あと、ローマ時代のコロッセオみたいに、金持ちが貧乏人を眺めて楽しむ…的な設定が、堪えられず…まあ、そんな小さな好き嫌いは、ご贔屓の出演でコロッと変わってしまうのでした 2020年、東京オリンピック終了後の日本。景気は悪化の一途。インフレでビールは1杯千円。カイジ(藤原竜也)は派遣社員として、給料の7割を会社にピンハネされ、カツカツの日々を送っていた。そんなカイジの前に大槻(松尾スズキ)が現れる。第5回若者救済イベントに参加しないか、という誘いだった。金持ちの老人が、全国で「若者救済イベント」というガス抜きを行っていた。第5回は「バベルの塔」。大槻は、事前に開催場所を知ったので、一緒にやらないか、とカイジを誘う。参加するのはカイジ一人で、でも取り分は5:5。横浜の倉庫街。ビルの屋上に作られた鉄塔の突端にある電卓のような機械を手に入れれば、欲しい金額を入力することができる。(または、秘密の情報を手に入れられる。)バベルの塔をよじ登る若者たち。ドローンで手に入れようとする若者。そしてカイジは、隣のビルから鉄骨を渡し、上から狙う作戦。人を蹴落として自分だけが手に入れようとする若者たち。運よく優勝したカイジは、お金ではなく、秘密の情報を選ぶ。そして、とある建物にやって来る。そこには、第2回大会の優勝者、カナコ(関水渚)が…

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