宙組振り分け発表

現在上演中の大劇場公演が来年の東京公演を終えた後、3組に分かれる、その振り分けが発表された。まずは、トップコンビが出演する赤坂ACTシアター公演「FLYING SAPA」の出演者。 (宙組)寿 つかさ、綾瀬 あきな、真風 涼帆、松風 輝、芹香 斗亜、星月 梨旺、春瀬 央季、瀬戸花 まり、紫藤 りゅう(※)、留依 蒔世、穂稀 せり、瑠風 輝、若翔 りつ、天瀬 はつひ、星風 まどか、優希 しおん、愛海 ひかる、真名瀬 みら、湖々 さくら、雪輝 れんや、湖風 珀、夢白 あや、栞菜 ひまり、有愛 きい、亜音 有星、舞 こころ、山吹 ひばり、泉堂 成 (専科)京 三紗、汝鳥 伶※紫藤りゅうは、2019年12月23日付で宙組へ組替え。 主な配役も決まったようですね。 オバク… 真風 涼帆 ミレナ… 星風 まどか ノア… 芹香 斗亜 ※その他の配役は、決定次第ご案内いたします。 役名だけじゃ、何もわかりませんが、一部で、芹香さんのノアという役名に反応が湧き上がっておりました(笑) そして、桜木みなと率いる日本青年館/シアター・ドラマシティ公演「壮麗帝」の出演者。 (宙組)花音 舞、凛城 きら、桜木 みなと、七生 眞希、和希 そら、秋音 光、里咲 しぐれ、秋奈 るい、花菱 りず、水香 依千、遥羽 らら、小春乃 さよ、希峰 かなた、澄風 なぎ、天彩 峰里、琥南 まこと、鷹翔 千空、水音 志保、惟吹 優羽、花宮 沙羅、春乃 さくら、風色 日向、輝 ゆう、朝木 陽彩、真白 悠希、楓姫 るる、愛未 サラ、…

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極上文學「桜の森の満開の下」

極上文學14「桜の森の満開の下」~孤独~ 原作:坂口安吾演出:キムラ真(ナイスコンプレックス) 脚本:神楽澤小虎(MAG.net) 音楽:橋本啓一 【演目】「桜の森の満開の下」 <配役>鼓毒丸… 荒木健太朗 ツミ夜姫… 三上 俊 ミレン/アコガレ… 田渕法明 語り師… 榊原優希 贔屓公演がかち合って、非常に大変だった時期、この公演は、キャストが日によって違うので、かなり無理をしてねじ込んだ。師走というが、本当に劇場から劇場へと走った12月…会場の新宿FACEは初めて行く劇場。ライブハウス形式で、ワンドリンクが必要な形態。格闘技(特にプロレス)会場にもなっているようで、客席はステージを四方から囲むスタイルとなっている。(リング設営しやすい造り)初めての会場なので、迷わないか不安だったが、行ってみれば、おなじみの東宝シネマズ新宿のすぐ近く。極上文學シリーズは、2011年、新しいタイプの朗読劇としてスタートした。この時の読み師は、唐橋充&鈴木拡樹で、作品は「桜の森の満開の下」。つまり、「桜の森…」は、極上文學シリーズの原点ということになる。 今回の極上文學も、この作品の特徴である、複数人がひとつの役の読み師にキャスティングされているパターンを踏襲している。今回は、ひとつの役に4人が当たっていて、幾通りもの出演者の組み合わせがあった。しかし…ライファーの目的は、荒木×三上の同期共演一択である。(二人は、劇団スタジオライフの7期生。共に退団しているため、共演のチャンスはなかなかない。)7期生6人の…

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ミュージカル座「トラブルショー」観劇

ミュージカルコメディ「トラブルショー」 脚本・作詞:竹本敏彰 作曲・編曲:木村直樹 作曲・編曲・音楽監督:玉麻尚一 演出:中本吉成 振付:隼海 惺 美術:松野 潤 衣裳:藤澤知佳 照明:沓掛翔洋 音響:中村恵美子 舞台監督:伊藤清一(a58b) 歌唱指導・音楽監督助手:西 利里子 演出助手・振付助手:新 舞美 宣伝美術:シマクラヨウ 制作:川田真由美 プロデューサー:竹本敏彰、中本吉成 エグゼクティブ・プロデューサー:ハマナカトオル 企画・製作・主催:ミュージカル座 光が丘駅にある“IMA HALL”に初めて行ってきた。お初の劇場は、いつも、ドキドキしますね。多田直人主演ミュージカル…気がつけば、もう三度目の観劇になる。ミュージカル俳優に転身する気はないようだが、ミュージカル出演を辞める気もないようだ。 物語はこんな感じ。ぶっちゃけ、あまり売れていない劇作家の田辺一星(多田直人)。親友の玉木太郎(小寺利光)がマネージャー兼演出助手として仕事を持ってきてくれるのだが、うまくいったためしがない。今回は、新しくオープンする劇場のこけら落とし公演の作・演出という仕事。もちろん、売れていない田辺にこんな仕事が持ち込まれたのには、わけがある。予定していた作家が病気や不慮の事故で次々と変わり、でも、オープン日は動かせない…という、ヤバい仕事だったのだ。とはいえ、出演者は既に決まっていて、田辺など一生相手にしてもらえないような、大物俳優や高名な歌姫の演出ができる…ということで、ついつい受けてしまう田辺。しか…

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「カケチガイ」観劇

Offbeat Studio 第一回公演「カケチガイ」 脚本:藤田委甫演出:前田倫良音楽:加羽沢美濃美術:浅井裕子照明:南香織音響:長谷川ふな蔵舞台監督:倉本徹WEB制作:中野了宣伝デザイン:高尾元樹企画・製作:OffbeatStudio 行ってきました~汐美さんが、12月に2本の芝居に出るという暴挙に出たため、相当スケジュールをやりくりして、どうにか、観劇にこぎつけた、まあ、スケジュールをやりくりしてしまえば、場所はウェストエンドなので、こっちのものなんだけれども。 社長の光男(前田倫良)は、妻・佐知子(汐美真帆)と冷えた夫婦関係。二人の会話は家政婦キク(羽鳥友子)によってかろうじてつながっている感じ。光男には、長年の愛人・ルリ(坂東七笑)がいるのだが、彼女が自宅に押し掛けて妊娠したと言い出し、大騒ぎに…。万年平社員の和男(緒方和也)は、妻・良美(俵野枝)といたわりあいながら暮らしているが、彼女が抱える赤ん坊には秘密がありそう…。ある日、上司(奥田務)に連れられて、取引先の会社を訪れた和夫は、そこで取引先社長である光男と初めて会ったがそこで事件が起き、二人の体は入れ替わってしまうー 芝居のシチュエーションとしては、よくある入れ違いものだが、それを機に、どうにも動かなかった、手詰まりの関係性がほぐれ、まさかのストーリーに展開していく。私は汐美さんのファンなので、妻を捨てて愛人を選ぶ光男に憎悪さえ感じたが、これまで、お金を使うことで空虚な心を紛らわせていた佐知子が、社長としてバリバリ、キラキ…

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今年のクリスマスツリー

東京宝塚劇場のクリスマスツリー、毎年紹介しているが、今年は、こんな感じ。 「I AM FROM AUSTRIA」上演中ということで、オーストリア国旗柄のモチーフ。なかなか大胆なツリーでございます。 昨年のものはこちら。後もののお芝居「異人たちのルネサンス」に羽が登場するから…のデザインだったのかな ちなみに一昨年のは、こちらです。星組公演だったので、ブルー&星なのかな。それほど公演との関連性は強く感じられない。 そんなこんなで、毎年、色々なタイプのツリーを楽しませてもらっています。ブログでは、3年分を1セットにして掲載しているので、ここからさらに遡って、2016年のブログ(2014年~16年分)も紹介しておきます。こちらです。公演的には、2016年が「私立探偵ケイレブ・ハント」(さぎりのS型のオーナメントが綺麗ですね)、2015年が「新源氏物語」、2014年が「PUCK」でした。

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「i 新聞記者ドキュメント」

嵌まりまくって三度も見てしまった映画「新聞記者」。その女性記者のモデル、東京新聞記者の望月衣塑子さんを追ったドキュメンタリー映画「i 新聞記者ドキュメント」を見た。望月さんを映像や写真で見ていて、なんとなく、このひと、まっつ(未涼亜希)に似てるな…と思っていた。それが、望月さんに興味を持った一番の理由なのだが、映画を観ていると、私の勘もまんざらじゃないな…と思えた。黒い薄手のあちこちにファーがついているセーターの下に、バーバリーのパンツと膝上ブーツ、これでガラガラを引いてどんな路地も闊歩しているのだから、ほぼジェンヌでしょう(笑)望月さんは、どんな場所へも取材に行く。そして、自分の足で調べたことを官房長官の会見にぶつける。もちろん、菅官房長官は、望月さんの質問をほぼスルーしているのだが、とにかく質問し続けているのだから、凄いバイタリティーだ。でも、質問できる立場…というのも、恵まれているのかもしれない。このドキュメンタリーの監督、森さんは、質問する望月さんを撮影したいと、あれこれ手を尽くすが、フリーの記者は記者会見に出られない。(民主党政権時代に、フリーの記者も会見に参加できる制度ができたそうだが、安倍政権になってからは事実上新規参入はできなくなったとのこと。)官邸前でカメラを構えているだけで、あれこれ嫌がらせされる、森さんと望月さん。でも、いつだってファイティングスピリットな姿に驚く。 これで二人の子供のお母さんというのもすごいが、もしかしたら、彼女の強さの秘密はそこなのかもしれない。二人の子…

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判決

これまで、ずっと発言を控えていたのですが、一審の判決がありましたので、一応、けじめとして、記事を書きたいと思います。 性的暴行というのは、犯罪の中でも最も恥ずべきものだと思ってます。 なのですが、ファンなので、罪を憎んで人を憎…めず…私の中の良心とファン心がせめぎ合っています。今でも、彼の出演した作品の録画を見たり、「台風家族」の映画を見に行くと、やっぱりいいと思ってしまいますし。 そして、新井浩文という俳優が出演した数々の作品がこの先ずっとお蔵入りなのか…と思うとつらいです。やはり、俳優としての彼の力もさることながら、本当によい作品に出演してきたので。地上波ではもう無理だろうと思うのですが、できれば、BSやCSでは、注意喚起をした上で放送してほしいし、DVDも販売してほしいです。 ただ、同業者の方は、本当にこのような事件、やめてくださいね。相手の方を傷つける…というのは、どのような職業の方も同じですが、そのために何千人、何万人の人々が悲しむということの大きさを、本当に考えてほしいです。 2019年は、ようやく映像の良さを知った私にとって、悪夢のような年になりました残念です。

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国会を知る

国会中継って、本会議や予算会議くらいしかテレビでは中継されないし、それも面白くない与党質問とかを長々やっているので、私自身、あまり見たことはない。しかし、昨今話題の「桜を見る会」関係の野党合同チームヒアリングは、YOUTUBEやツイッターの動画を見る限り、相当突っ込んだ質問が出ていて、かなり面白い。そして、森ゆうこさん、石垣のりこさん、田村智子さんなど、女性議員の質問がどれも素晴らしく、生活者としての彼女たちの怒りの声に共感することが多い。今、国会でどんな質問がされているか、ちゃんと知らずに「野党は重箱の隅を楊枝でほじくるような質問ばかり」とイメージで考えている人も多いのだが、それはとても残念だと思う。そんな市井の人々に向けて、国会ライブビューイング(実際には録画なのでライブじゃないですね。パブリックビューイングと呼ばれていました)をやっている団体がある。その存在はツイッターなどで知っていたが、どんなものか、一度見てみたいと思っていたところ、まさに、私が向かうその先でその時間にやっているというので、どれどれ…と見てきました。 おお、素晴らしい手作り感。質問しているのは、タムトモ(田村智子)さん。今回も切れ味鋭い質問が次々と出ていた。思ったより、立ち止まっている人は少なくて、様々な問題が浮き彫りになっていても、有権者の関心は低いようだ。まあ、だからこそ安倍政権が7年間もやれているんだろうけど。 国会で議論している方達は、私たちと別の世界に生きているわけではない。私たちが送り込んだ私たちの代表…

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