ご挨拶

2019年もあと少し。 今年も本ブログを訪れてくださいまして、ありがとうございました。 ブログのアドレスが変更になるという大事件が今年はありましたが、 (名前もソネットブログからSSブログに変わったらしいです) 引き続きご覧いただき、ありがとうございます。(たぶん、前のアドレスをブックマークしていても、 勝手にこちらに誘導されているような気はしていますが。) ゆうひさんが卒業して7年、 新たなご贔屓は見つからないまま、ゆうひさんと外部エンタメを楽しむ日々。とうとう宝塚観劇回数も全盛時の三分の一になってしまいました。 こんな私ですが、どうか、これからもお見捨てなきよう、よろしくお願いいたします。 皆さま、すべてにとりまして、2020年がBIGな一年になりますように。 2019年12月31日 夜野 愉美

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2019年の大空ゆうひ

2019年も大忙しな一年でしたね。 2018年の暮れ、左足首骨折⇒ギプス装着状態で最後のお仕事(DS)を終えたゆうひさん、新年初仕事は、1月9日、10日の『安倍晴明』。いや、無理でしょ、それはと思いましたが、天才演出家・野村萬斎さまのマジックにより、どうにか、榊の前&葛の葉を演じ切った。ご協力いただいた出演者の皆様、本当にお世話になりました。…と同時に、Show must go on!なんだな、この世界…とあらためて感じました。今後とも、健康第一で宜しくお願いいたします 1月24日から、新国立劇場小劇場THE PITにて、『どうぶつ会議』。兄ライオンのアロイス役は、前足を杖のようにしたナイスな衣装?着ぐるみ?で、超高速移動を見せ、ファンの度胆を抜いていた。公演中開催されたアフタートークに登場した時、ギプスが外れていることは確認できたが、千秋楽だけ行われたFC出待ちの時は、お手紙回収だったので、まだ本調子ではなかったのかな。体調は完全ではなかったかも?だけど、どうぶつ会議の議長である雄ライオン役もやれてしまう、どこまでも無敵な大空さんでした。 3月30日から、博多座『めんたいぴりり』出演。すっかり、怪我も癒え、劇中でかけっこまで見せてくれたゆうひさんに、大安心。役柄は、たぶん20代の花島先生。ポニーテールやジャージ上下がとても可愛らしく、屋台で酔っぱらう姿も超キュート。劇中、ドリス・デイの名曲「ケ・セラ・セラ」を歌うと、空気が変わる。いつも隠している真ん中オーラがハンパなかったです今年は、トッ…

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2020年ラインアップ発表 その7

まだ、お披露目の大劇場公演も始まっていないというのに、というか、お稽古始まったばかりだというのに、その次の大劇場公演が発表されました。 2020年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】 2019/12/27 2020年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。    星組公演 主演・・・礼 真琴、舞空 瞳 宝塚大劇場:2020年8月21日(金)~9月28日(月) 東京宝塚劇場:2020年10月16日(金)~11月22日(日) ミュージカル 『ロミオとジュリエット』 Roméo & Juliette Le spectacle musical de GÉRARD PRESGURVIC D’après l’œuvre de WILLIAM SHAKESPEARE 原作/ウィリアム・シェイクスピア  作/ジェラール・プレスギュルヴィック 潤色・演出/小池 修一郎  演出/稲葉 太地 絶対やるだろうな…と思っていたので、あ、そっか…という感じですが、こっちゃんの愛を観て、なんて愛らしい娘役なんだろう…と思ってプログラム見て唖然として10年、再演の大劇場公演では、安定の愛+ハッとするほどイケメンのベンヴォーリオも楽しませてもらった。満を持してのロミオ役に楽しみしかないです。ひっとんには、プレスギュルヴィック版のジュリエット役は、すごく似合うと思うので、こちらも楽しみ。 あまり、役の少ない公演な…

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ILMセクハラ騒動

クリスマスイブ、いつものように忙しく働き、そのままヤマハホールに直行、「I LOVE MUSICAL」を楽しんだ。その後、タイムラインを確認することなく、能天気に、「楽しかった」とツイート。(夜野アカウントではなく、以前から使っている個人アカウントです。)たいしてフォロワーもいないアカウントなのに、知らない人のリツイートが数件入っていて、不思議だな…と思っているうち、全く知らないアカウントのツイートがリツイートされ、たいへんなことが起きている…と知った。ショックだった。私が見たツイートは昼公演に対するものだったが、夜公演でも似たようなことが繰り広げられていて、私は、それを、微笑ましく観ていたのだ。ふだん、フェミニストを自認している私が、まったくスルーしてしまった…ということに、唖然とした。それと同時に、新納さんが、セクハラ男優として拡散されていることに、戦慄した。そんなあれこれを、考えてみたい。 <私が見た事実と、その時の私の受けた印象と、そう思うに至った背景>夜公演では、新納さんが美弥ちゃんの手の甲に軽く触れ、「これが退団後初舞台ということは、舞台上で初めて手を握った男、ということですね」というような、発言をしたと思う。あと、別の場面で、私生活でもスカートをはいたりしないという美弥ちゃんに、「どうせなら、短いスカートはいて、胸元もバーンと開けて、ファンを成仏させちゃえばよかったのに」というような発言もあった。ただ、しつこく手を握って離さなかったみたいなことはなかったし、美弥ちゃんが怯えたり、嫌…

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X-QUEST「三獣士」観劇

X-QUEST「三獣士」 作・演出:トクナガヒデカツ音楽:三善雅己音響:山下菜美子(mintAvenue inc.)音響操作:中島有城照明:若原靖舞台監督:横尾友広殺陣:x-BLADE振付:野地春秋、新木美優衣裳:創木希美、田口裕美、津田美穂衣装協力:若原工房ヘアメイク:平林純子(P3Garage) 汐美真帆と三上俊が共演する…とか、どんなドリームやねんということで、X-QUESTの公演、再び、参戦してきました前回公演の感想はこちらです。どうやら、X-QUESTでは、大野清志、清水宗史、高田淳の三人がトップスター的ポジションにいて、三人を上手に立てるような演目が設けられたのかな…と感じた。前回もこの三人が主役の三種類の芝居だったし。というわけで、大野はアトス(ドラキュラ)役、清水はポルトス(オオカミ男)、高田はアラミス(フランケンシュタイン)を演じ、この三人が三獣士となっている。で、ダルタニアンは、外部から女優の楠世蓮を招聘している。三人のバランスをうまく取った配役だな~と思う。とはいえ、この作品は、我々が知っているあの「三銃士」とは違う、「フランスによく似た国」の物語である。この「フランスによく似た国」の王様は、ルイ13世(三上)。嫉妬深くて王妃のアンヌ(三上)の浮気を心配しているという設定だが、三上は二役ではなくて、半身がルイで半身がアンヌという姿。あしゅら男爵かっ※「あしゅら男爵」知らない方はググってねなので、浮気するなら気づくのではないかと思うのだが…それはともかくとして、イケメン王子…

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七海ひろきDS

宝塚歌劇団を退団後、独自の路線を爆走中の七海ひろき様DS@東京會舘に行ってきましたちょうど1年前に再オープン記念DSに行って以来。 右側の赤い飲み物がオリジナルカクテルです。甘くて美味しかった テーブルの上に乗っているのはメニューですが、黒燕尾姿のかいちゃん…でも、メイクが違う男役もどきではなく、新たな七海ひろきを打ち出していくんだな…というのが、写真一枚でも分かる。 アミューズ。見た目も可愛く、美味しかったです。 お肉もちょうどよい焼き具合で、美味しかったです。 デザートは、ゼリー寄せ。マカロンにツリーの柄が入っていて、可愛かった 今回、いただいたメニューにセットリストが載っていなくて、記憶だけではレポートできないポンコツ脳なので、詳細レポはできません…でも、素晴らしかったです コーラス担当のせーこちゃん(純矢ちとせ)、ゆうりちゃん(伶美うらら)も素晴らしかったクリスマスソングでは、超プリティ可愛いトナカイさんになっていて、あまりのキュートさに、声が漏れてしまうほど。高い声のコーラスも、低い声のソロも、どちらもこなせるスーパーコーラス隊の二人。そんな二人のサポートを受けて、かいちゃんも、次々に衣装を変えながら、たくさんの楽曲に挑戦していました衣装も、黒燕尾だけでなく、青のタキシードとか、変わり燕尾とか、たくさん見せてくれた。あ、サンタさんにもなってくれたかいちゃんが歩く新しい道、まだ誰も進んだことのない道の先に何があるのか、まだ未知数。でも、男役時代以上にドキドキワ…

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岐阜城

今年最後になる…かな岐阜城に行ってきました。 名古屋から、東海道線で岐阜に行き、バスで岐阜公園まで15分くらい…かな久しぶりに、駅から路線バスで城に向かいました(笑)歩いて30分くらいだったら、歩いちゃうことが多いので。途中、柳ヶ瀬という停留所があり、これが、かの「柳ヶ瀬ブルース」の柳ヶ瀬と、きょろきょろしちゃいました。(昔は、大きな歓楽街があったのだとか。) 岐阜公園に足を踏み入れると、なにやらフロックコートを着た男性の銅像が…。よく見たら、「板垣退助遭難の地」と書いてある。自由民権運動でおなじみの板垣退助が、この辺で暴漢に襲われて負傷したのだとか。例の「板垣死すとも自由は死せず」と言った事件ですね。傷自体は全治10日くらいのものだったようで、板垣さんは、82歳の天寿を全うし、大正時代まで生きたみたい。 岐阜公園の中に、岐阜城に向かうロープウェイがあり、(歩いて登山道を登る道もある)3分くらいで金華山の山頂に到着。山頂近くにあったのが、こちらの福閻魔堂。閻魔堂とあったので、10円(縁遠いように)を入れたのですが、実は、魔を祓ってくれる福閻魔だったそうで…失敗したかも そして、早くも、岐阜城天守が見えてきました。素晴らしい景観さすが、天下の山城だけあって、ロープウェイを降りてからも、登り道が続きます…ちょっとだけ、甘く見ていたかも…。こういう時、一人旅はつらい…。自分で自分を鼓舞しながら、ひたすら無言で歩く…修行のような時間が10分ほど続いたでしょうか。ようやく目的地がハッキリと見えてきま…

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「I Love Musical」Xmasコンサート

「I Love Musical Xmas & Year-end Concert Xmas Version」 演出・構成:土城温美音楽監督:鎌田雅人振付:竹森徳芳 音響・照明:ヤマハホールテクニカル舞台監督:山本圭太振付助手:佐藤詩乃音響協力:デルタ音響映像収録:ENTER the DEE 企画 岡田浩暉立案・プロデュース:坂元寿朗プロデュサー:磯薫、林三代子アシスタント・プロデューサー:田原久美子、平川英一朗WEBデザイン:森田悠介宣伝:る・ひまわり制作協力:MAパブリッシング主催:アイラブミュージカル製作委員会企画製作:BS日テレ、FTエンタテインメント、る・ひまわり 出演:岡田浩暉、鈴木勝吾、新納慎也、梅田彩佳、美弥るりかコーラス・ダンス:鈴木麻祐理Keyboards:鎌田雅人Guitar:宮永治郎Bass:中川量Drums:田中真二Violin:島内晶子 みやちゃんファンの友人と一緒に舞台を観た帰り、みやちゃんの出るコンサートのチケットがダブっているという話を聞き、私も行きたい~と言って譲っていただいた。ありがたや~このコンサート、退団後のみやちゃんの元気な姿を観たい…と思っていたのと同時に、今の鈴木勝吾ぐんを観てみたい~と思ったことも、行きたかった理由。というのも、YouTubeで「侍戦隊シンケンジャー」を観て(遅ればせながら初見)、すっかり嵌まってしまったから。この作品でデビューした松坂桃李くんの活躍を知らない人はいないだろう。そして、相葉裕樹くんは、このブログではおな…

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「神の子」観劇

「神の子」 作・演出:赤堀雅秋 舞台美術:土岐研一照明:佐藤啓音響:田上篤志(atSound)衣裳:坂東智代ヘアメイク:鎌田直樹演出助手:松倉良子舞台監督:南部丈 制作:佐々木康志(PRAGMAX&Entertainment)プロデューサー:西田圭吾企画・製作:コムレイド 赤堀さんの作・演出、コムレイドの舞台なので、どうしたって、「鳥の名前」を思い出す。似たタイプの、シュールな物語。主人公は、底辺の一歩手前くらいの生活をしているのに、飄々と生きている中年男。それが、新井さん(新井浩文)だと、どこか攻撃的なものを秘めている感じで、大森南朋だと、すごく受け身な人物になる…というのは、赤堀さんの中のイメージなのかな。道路工事現場の警備をしている三人の男、池田守(大森南朋)、五十嵐健(田中哲司)、土井春彦(でんでん)。人生、負け組感が漂うトリオだが、たまに近くのスナックに行って、少し飲むのが楽しみ。土井は、ママの林田美保(江口のりこ)に岡惚れしている。が、ママは、土井の好意が迷惑なのだ、と、池田や五十嵐に相談していた。ある日、池田は、田畑美咲(長澤まさみ)に出会い、彼女に惹かれて、一緒にゴミ拾いのボランティア活動をする。田畑は、この町のボランティア活動のリーダーを務めていた。池田と共にゴミ拾いをしたメンバーは、サブリーダーの斎藤真理子(石橋静河)、渡辺正人(川畑和雄)、青木和弘(飯田あさと)。その後、軽くお弁当を食べたりして、池田的に、少し距離が近づいた。池田はボランティア活動に力を入れ、…

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2019年タカラヅカ総括

恒例の総括、今年もいってみたいと思います元々は、宝塚バトンで回ってきたものが始まりなので、感想以外にもちょっとした項目はそのまま使っております。タイトルは、面倒なのでサブタイトル全部カットしてます。 ・ON THE TOWN(月)・月組の新トップ娘役、美園さくらのプレお披露目公演。チケット運に恵まれ、数回観劇。映画版はテレビで見ていたが、まあ、どうにも古い物語で、どうしてこれを買い付けたのか謎。水兵姿の珠城りょうが可愛かったから、いっか…と言いたいところだけど、うーん主演コンビはともかく、それ以外の配役は、ピッタリ配役が多く、その辺は楽しめた。 ・Anna Karenina(月)美弥るりか主演のバウホール公演。千秋楽をライブ中継してくれたため、見ることができた。今にして思えば、退団を決意した美弥の凄絶なまでの美しさ、タイトルロールを演じた海乃美月もまた美しく、耽美的な植田景子脚本と相俟って、正月から夢々しく、その分とても痛々しいドラマに胸がいっぱいになった。・ファントム(雪) 歌の難しいミュージカルでありながら、これまで一度もウタウマコンビで上演されたことがなかった「ファントム」。歌にヒヤヒヤする必要がなくなって、あらためて、感じたのは、「酷いハナシだ…」ということでしたキャリエールの無反省なパパっぷりに腹が立つでも、咲ちゃん、好き ・パパ・アイ・ラブ・ユー(専) 轟悠主演作のコメディシリーズ、今回は、レイ・クーニーの作品。残念ながら観劇できなかったが、秋に、加藤健一事務所の同作品を観劇、と…

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