花組新トップスター

花組 次期トップスターについて 2019/07/11 この度、花組 次期トップスターに柚香光が決定しましたのでお知らせいたします。 なお、柚香光の新トップスターとしてのお披露目公演は、2020年1月7日に初日を迎える花組東京国際フォーラム公演『DANCE OLYMPIA』となります。 2番手からの順当な繰上りの場合、それほど発表を急ぐ必要がないので、もう少し遅くなるかと思っていたが、東京フォーラム公演発表の兼ね合いもあったのか、本日の発表でしたね。柚香光というスターには、期待しかないのだけど、大好きだし…でも…なぜか、ちょっとだけ不安もある。変な作品当てないでね、それをどうにかする力だけはまだないの…宜しくお願いします

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芸能人たちが…

最近、私のTL上が騒がしい。普通にフォローしている芸能人たちが、「選挙に行きましょう」と次々に呟いている。 どこに投票してほしい…まで書いている人もいる。野党の党名を挙げて。 いったいどうしたんだ と思ったけど、このままだと、芸能という分野が(特に舞台のような分野が)危ない…とひしひし感じているのかもしれないな。消費税が10%になったら、一気にエンターテイメントが冷却するかもしれない。今は人気の帝劇だって、来年も満席になるかわからない。制作側と違って、ファンの言葉を直接聞ける立場にある俳優たちは、ファンの疲弊をそれとなく感じているのかもしれない。 消費税率20%を超えるイギリスでも、エンターテイメントは不課税らしい。文化度の違い…ですかね…

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「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」主な配役発表

配役が発表されたわけですが…最近の景子先生ワールド全開っぽい感じですね。なんか、いろいろ細かく解説されているようなので、その辺もあわせてご紹介していきます。…てか、アルファベット表記、いりますかね 薔薇の精エリュElu de la Rose 自然界の掟を破った罪ゆえ、青い薔薇の咲く禁断の園に生きる薔薇の精霊 - 明日海 りお シャーロット・ウィールドンCharlotte Wheeldon 英国上流階級の出身ながら、田園を愛し、想像力豊かで自由な心を持つ女性 - 華 優希 ハーヴィー・ロックウッドHarvey Rockwood 庭師の叔父の元に引き取られて育ち、植物学の研究で世に認められる - 柚香 光 ~*~*~*~ ディニタス(威厳) 樫の木の精[教え導く者] 神秘の世界に住まう精霊たち 高翔 みず希 メアリー・アン シャーロットの養育係 ウィングフィールドの屋敷に関わる人たち 芽吹 幸奈 オズワルド・ヴィッカーズ 父から引き継いだヴィッカーズ商会を発展させることに貪欲なやり手社長 ヴィッカーズ商会で働く人々 瀬戸 かずや Mr.ディケンズ/精霊ダンサー シャーロック・ホームズ風の私立探偵 大英帝国の時代に生きる人々 冴月 瑠那 クラルス( 澄み切った) 空気の精[慈しみ育む者] 神秘の世界に住まう精霊たち 白姫 あかり 女教師 - - 鞠…

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花組集合日…

花組 退団者のお知らせ 2019/07/08 下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。    花組 明日海 りお -すでに発表済- 芽吹 幸奈 白姫 あかり 乙羽 映見 城妃 美伶 2019年11月24日(花組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団 理央 ひかる 2019年7月8日付で退団 舞浜でゆきちゃん(仙名彩世)と一緒にコタツに入っていた三人が、一緒に退めちゃうなんて…一足先に退団したゆきちゃんと一緒に、ゆっくりと旅に出てしまうのかしら…。 てか…つくしの好演をアップしたのが昨日だったので…なんだか、とっても淋しいです 乙羽映見ちゃん、大人っぽくて、歌が上手くて、好きな娘役さんでした。「ハンナのお花屋さん」での役が一番好きだったので、景子先生、最後に素敵な役にしてほしいなぁ~と期待しています。 理央くんは、研4なのね。大階段を降りてご挨拶できない学年の生徒は、集合日付けになりがちだよねぇ~。切ない…

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いまごろ軽減税率のはなし?

ツイッターというメディアはとても面白くて、誰かがふと呟いた言葉が、リツイートを重ねてトレンドワードになり、それをメディアが取り上げたりする。ここ数日のトレンドワードは、「消費税の軽減税率に生理用品が入っていない」というもの… え…いま…ですか 2019年10月に予定されている消費税増税(⇒10%)は、そもそも、2015年10月に実施されるはずだった。これを2017年4月に延期し、さらに延期して2019年10月に…なので、もっと早く言おうよ…と、軽減税率対応に向けて右往左往している経理担当者としては、言いたくなってくる。少なくとも2015年くらいにもう少し関心を持って声を上げてくれていたら、色々変わったと思うんだよね。現在の軽減税率の詳細が決まったのが、2016年4月だから、3年前に内容は決まっていたわけですよ。 なぜか、食品(酒と外食を除く)+新聞 これで、大新聞は増税に反対しにくくなったのかもしれないけど。だから、情報が伝わりづらかったのかもしれないけど。 で、新聞とか、どうでもいい(そもそも貧しかったら新聞なんか取らなくなるよね)ものを軽減税率の対象に選んでおいて、コンビニのイートインまで10%(外食扱い)にするとか…もはや意味不明の軽減税率なので、そりゃ、女性の必需品である生理用品が軽減税率の対象にならなくても、驚くことではない。 てか、そもそも、こういうのを決める日本の国会議員の中で女性議員の割合は、なんと10%(2019年3月8日の国際女性デーにおいて列国議会同盟が発表)だそ…

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「新聞記者」

話題の映画「新聞記者」を見た。 原作は、東京新聞記者・望月衣塑子(いそこ)の自伝的なノンフィクション。が、この映画は、フィクション作品として、今の日本によく似た政治情勢下の人間模様を描いている。フィクションであることをより分かりやすくするため(現実の望月さんの物語ではないことを示すため)か、望月氏や、前川喜平氏などが、劇中人物が眺めているテレビ画面に実名で登場、現政権について、あれこれ評論する言葉を背景に物語は進行する。フィクションであることを説明するためのこの映像が、フィクションである映画と現実が一枚岩であることも、明らかにしているのがすごいな~と思った。(望月さんたちは、現在の日本のリアルについて普通に討論をしている。それを切り取って、映画(フィクション)の背景に流していても、矛盾がない=結局のところ、このフィクションの背景には日本のリアルがある、ということをさりげない形で実証しているのだ。)ヒロインの吉岡エリカ(シム・ウンギョン)は、日本人(ジャーナリスト)の父と韓国人の母の間に生まれ、米国で育ったという設定。新聞記者なので日本語は話すが、脳内では英語で思考しているようだ。(考えを纏めるためのメモは英語)もう一人の主人公は、官僚の杉原拓海(松坂桃李)。外務省から内閣情報調査室(内調)に出向している。外務省時代に、組織ぐるみの書類改ざんに加担したことがあり、その責任を一身に負った元上司・神崎(高橋和也)とは、今も心を通わせている。神崎は、現在内閣府に出向し、あるプロジェクトを担当しているらし…

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ツイッター炎上事件

劇作家の鴻上尚史さんのツイッターが炎上した。 鴻上さんは既に元ツイートを削除されているが、最近、劇場で「前のめり観劇への注意アナウンスが増えた」ことに対する感想を述べたものだった。前のめり観劇について、鴻上さんは、お客さんが前のめりになってくれる芝居を作りたいと思っていたのに、そういう姿勢は注意されてしまうのか…というような感想を書かれていたように思う。これに対して、多くの演劇ファンが「NO」を突きつけた。前の席の観客が前のめりの姿勢になると、まったく舞台が見えなくなるのに、それを作り手が知らないなんて…という発言、いつも良い席(関係者席)で観ているから、一般観客の視線のことなんか知らないに違いない…という意見、前のめりの姿勢でしか、観客の「のめり込んだ精神状態」が伝わらないなんて、本当に人気劇団を運営されていた方なのだろうか、ショックだ…という発言、鴻上さんも、ここまで炎上するとは露ほども思っていなかったのではないだろうか。 私のタイムライン上の方々(私が一方的にフォローしている方々&相互フォローの方々)は、さすがに本人に突撃するような猛者はいなかったが、この件に呟いている(否定的なニュアンスで)方は多かった。(引用リツイートされている方は数人いた。) 鴻上さんがおっしゃるように、「前のめり姿勢」を注意するアナウンスメントが行われるようになったのは、それほど古いことではない。私の経験では、劇団四季が一番早くこの手のアナウンスメントを始めたように思う。宝塚がこのアナウンスメントに取り組み始め…

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宝塚宙組東京公演「オーシャンズ11」観劇

ミュージカル「オーシャンズ11」 脚本・演出:小池修一郎作曲・編曲:太田健編曲:青木朝子指揮:塩田明弘振付:御織ゆみ乃、若央りさ、桜木涼介、AYAKO、SHUN、鈴懸三由岐擬闘:六本木康弘装置:大橋泰弘衣装:有村淳照明:勝柴次朗音響:大坪正仁小道具:今岡美也子歌唱指導:KIKO、堂ノ脇恭子映像:奥秀太郎イリュージョン:北見伸ジャグリング指導:リスボン上田ヨーヨー指導:長谷川貴彦演出補:田渕大輔演出助手:竹田悠一郎装置補:稲生英介舞台進行:香取克英 再々演の「オーシャンズ11」は、宙組。この作品、男役に限っていえば、ダニー・オーシャンと10人の仲間+敵役のテリー・ベネディクト、やりがいのある役が12もある。その中で、役の大小があまりない…というか、2番手はラスティでもいいし、テリーでもいい。それ以下の配役も番手順にどう…と決まっているわけでなく、適材適所に配役できるし、その適材適所に合わせて、微妙に登場シーンを増減出来たりもする。さらに、番手を誤魔化すようなことも可能だったりする。過去、2回の「オーシャンズ11」でも、絶妙な適材適所公演になっていた 今回の「オーシャンズ11」では、2番手役のラスティと同じ位大きな役であるテリー役を95期の桜木みなとが演じ、単時3番手として存在感を示し、退団する上級生の澄輝さやと、蒼羽りくの2人にも活躍の場面を与え、誰もが輝く舞台を提供している点、さすが小池先生らしい気配りだな~と思った。男役がスーツでかっこよく揃う場面など、宙組らしい現代的でスタイリッシュな雰…

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「桜田ファミリー物語」

スプリングマン「桜田ファミリー物語」 脚本・演出:澁谷光平 音楽:まるやまたつや舞台監督:本郷剛史照明:たなか一絵音響:未琴宣伝美術:ネオ・サンシャイン宣伝写真:sanamaru.デザイン:KOSK101s制作:河嶋浩介、井手昭仁企画・製作:スプリングマン 以前、観劇した「弁当屋の四兄弟」と同じスプリングマン製作の舞台を再び観劇した。 劇場は、ここ1年、通いに通っている中野のポケットスクエアにある「テアトルBONBON」。ポケットスクエアの各劇場の席数は、ザ・ポケットが180、BONBONが120、MOMOが90、HOPEが70(公演によって若干の増減あり)。BONBONは、劇場案内によるとポケットスクエアの各劇場の中で、最も天井が高いらしい。そのせいもあるのか、この劇場は、客席の配置が急こう配になっている。そういうこともあるのか、この劇場での開演前アナウンスは、携帯電話の電源OFFのみだった。(しばらく、各劇場の開演アナウンスをチェックしたいと思っている。) タイトルの「桜田ファミリー…」は、もちろん、バルセロナの建造物、サグラダファミリアをもじっているのだが、前回の「弁当屋…」同様、この物語も“家族”の絆をテーマにしているので、このタイトルに嘘はまったくなかった。桜田家は、世田谷で豆腐屋を営んでいる。父親の店を受け継いだ長男のマサト(藤波瞬平)が家長ということになっている。マサトには、妻のチエ(さかいかな)がいるが、子供はまだいない。(芝居の最後にチエの妊娠が明かされる。)そのほかに…

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「梅雨ノハレマ」その3

「その2」はこちらです。 えーと、前回は、リクエストコーナーまででしたね。「ルパン三世」のあと、突然、「新曲です」このライブのために、2曲、新曲が作られ、まず、「千の一夜」(作詞:獅堂ライチ/作曲:竹内大輔)がここで披露された。いやー、これ、好きなヤツですやや観念的な歌詞は「花鳥燈華」の系列だと思うけど、これをフュージョンっぽいアレンジで、ガンガン聴かせてくれる。ノリノリで歌いまくったゆうひさん、大阪では、「たのしー」って口走ったのよね。それがもう、こっちも楽しくなってしまう感じで、本当に幸せな気分になった。 で、ここで、リクエストコーナーに戻る。自由だな。中島みゆきの曲も多くリクエストされていたようで、今回は、「ファイト!」を歌ってくれた。語り部分があるので、念のため歌詞カードも用意され…。(毎回、正装の男性がうやうやしく譜面台を設置してくれるのが、なんか面白かった)いやー、重い…この曲がどういう経緯で作られたかは、知らない。でも、さまざまな人の人生の一部が一人称で切り取られているので、ラジオのリクエスト葉書(みゆきさんは長い間パーソナリティーをなさってるし)なんかに触発されたのかな…とか思う。その短い数行の人生が、ゆうひさんによって、全部、その場に再現される。それがゆうひさん自身の身に起こったことであるかのように、誤解してしまうほど、真に迫っていて。いや、まじ、重いこの重さをライブに突っ込んでくるのが、ゆうひさんらしい…と思うし、その重い空気を次の曲で緩和するセトリも良かったと思う。 と…

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