岸和田城

大阪ライブの前日がゆうひさんFCの会合。何も考えずに、いつも宝塚を観る時の新幹線を予約してしまっていた。いったいその時間まで何をしよう…日程が近づくにつれ、頭を悩ませる。雪組大劇場公演も考えたけど、移動がバタバタしそうだったので、化粧タイムのことなど考えて断念というわけで、続百名城のひとつ、岸和田城に行くことにした。初めての南海電鉄に乗り、「蛸地蔵」駅で下車。グーグルマップ様の導くままに歩いていると、いきなり、視界が開けた。おおーお城だ こちらの天守閣は昭和29(1954)年の再建。成立時期は正確には不明だが、江戸時代に大坂の「南の守り」として西国への備えとなっていたそうなので、江戸時代に整備された城郭の特徴を持っているように思った。 その一番の特徴が、この百間堀。広い水堀で城をぐるりと取り囲むのは、江戸城もそうだが、「大砲で城を狙える」ようになって以降も拠点と考えられた場所。城を整備する時に、大砲の射程距離を考えて堀の幅を取っているというのが、江戸時代に現役だった証拠かな。(天下泰平の世になって御役御免となった城は多い。)岸和田、重要な場所だったんですね。(岸和田といえば、きりやんなので、力がはいる) 現在では、城をぐるりと巡らせるところまではできず、一部、埋め立てられているとのこと。この辺でどんずまりみたいですね。 さあ、お城に入りましょう。天守閣は、鉄筋コンクリート三階建て。それほど高いものではないので、眺めはまあまあかな。 真下にあるのが、こちらの「八陣の庭」。昭和28(1953…

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