「めんたいぴりり」感想(出演者編)
「めんたいぴりり」あらすじと全体感想は、こちらです。
それでは、ゆうひさんを含め、出演者の感想です。(↓)博多座には、出演者の幟がはためいていました。
まず、主人公・海野俊之を演じた博多華丸さん。朝の顔でおなじみの華丸さんに舞台でお目にかかれるのは、不思議な感じ。(相方の大吉さんも、映像で出演されるので、不思議感MAXでした)この舞台のメイン出演者は、俳優とお笑い芸人が半々くらいで、何度も観ていると、セリフに対する感覚の違いがわかって面白い。お笑い芸人の方は、セリフを「自分の言葉」になるように落とし込むんですね。だから、セリフを忘れても、違う言葉で同じ意味の単語が出てくる。俳優は、セリフをトチると言い直すことが多いので、なるほどな~と思った。あと、やっぱり、博多華丸として、座長の重責を担っているというのを強く感じた。その辺が、俳優の「主役であっても、常に役として出ている」感との大きな違いかな。芸人が座長を務めるのだから、芸人としての看板を下ろさずに役を演じる…というか。華丸さんだからこその海野俊之、という感じで、人柄まで伝わるような舞台だった。
その妻、千代子を演じた酒井美紀さん。2幕冒頭のセーラー服がすごく可愛かった。その時、明太子のチャームがついたゴムで髪を二つに縛っていて、それがめっちゃ似合っていた。(明太子チャームは、彼女がスケトウダラ王国の娘だから…なんだけど。)実際の川原俊夫さんがどのようなご主人だったかは、わからないが、この舞台の海野俊之は、たとえば、ゆうひさん演じる花島先…