「めんたいぴりり」感想(出演者編)

「めんたいぴりり」あらすじと全体感想は、こちらです。 それでは、ゆうひさんを含め、出演者の感想です。(↓)博多座には、出演者の幟がはためいていました。 まず、主人公・海野俊之を演じた博多華丸さん。朝の顔でおなじみの華丸さんに舞台でお目にかかれるのは、不思議な感じ。(相方の大吉さんも、映像で出演されるので、不思議感MAXでした)この舞台のメイン出演者は、俳優とお笑い芸人が半々くらいで、何度も観ていると、セリフに対する感覚の違いがわかって面白い。お笑い芸人の方は、セリフを「自分の言葉」になるように落とし込むんですね。だから、セリフを忘れても、違う言葉で同じ意味の単語が出てくる。俳優は、セリフをトチると言い直すことが多いので、なるほどな~と思った。あと、やっぱり、博多華丸として、座長の重責を担っているというのを強く感じた。その辺が、俳優の「主役であっても、常に役として出ている」感との大きな違いかな。芸人が座長を務めるのだから、芸人としての看板を下ろさずに役を演じる…というか。華丸さんだからこその海野俊之、という感じで、人柄まで伝わるような舞台だった。 その妻、千代子を演じた酒井美紀さん。2幕冒頭のセーラー服がすごく可愛かった。その時、明太子のチャームがついたゴムで髪を二つに縛っていて、それがめっちゃ似合っていた。(明太子チャームは、彼女がスケトウダラ王国の娘だから…なんだけど。)実際の川原俊夫さんがどのようなご主人だったかは、わからないが、この舞台の海野俊之は、たとえば、ゆうひさん演じる花島先…

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「めんたいぴりり」観劇

「めんたいぴりり~博多座版~」未来永劫編 原案:川原健企画原案・監修:江口カン 脚本・演出:東憲司 美術:山本修身照明:山本孝徳音楽:渡辺秀文音響:野口雄光映像:ムーチョ村松アクション:亀山ゆうみ振付:原田美穂演出助手:瀬尾健児演出部:荒智司、元風呂早苗 主催:博多座、テレビ西日本協力:味の明太子 ふくや 博多座が開場して20年…私は、開場翌年の2000年に初めて博多座を訪れた。月組公演「LUNA/BLUE MOON BLUE」…もう、19年前から博多座に立つゆうひさんを観ているわけですね(笑)で、その時、帰りの飛行機に乗る前、購入したのが、明太子だった。福岡土産といえば明太子…それは、19年経っても変わらない。そんな福岡と明太子の物語を初めて知った。ずっと、江戸時代頃から作られている郷土料理かと思ってました実は、この作品のモデルとなった「ふくや」さんの初代が、昭和20年代に開発したもので、全国的に有名になったのは、昭和50(1975)年の山陽新幹線博多駅開業以降だったというのだから…びっくり以来、爆発的に全国に知れ渡ったということなんでしょうね。今や、コンビニおにぎりの具材ベスト3には入る人気者ですもの(あ、私だけ)  (こちらは、舞台となる「ふくのや」さんの店先。博多座の劇場に入ったすぐのところにこの模擬セットが置かれていて、自由に中を見ることができました。) 本作では、ふくや初代川原俊夫・千鶴子夫妻をモデルにした、海野俊之(博多華丸)、千代子(酒井美紀)が昭和34年夏~昭和…

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「レ・ミゼラブル」2019

今年も「レ・ミゼラブル」の公演が始まった。 昨今、特にチケット入手の難しい公演のひとつとされているが、今回もスタジオライフの石飛幸治さんが出演しているため、ライフ枠でチケットを取ることができた。ありがたい…しかし… この日、私は博多にいた… 博多座の「めんたいぴりり」11時公演終了後、東京に戻って、18:15開演の「レ・ミゼラブル」を観ることができるのか申し込んだ時は、まさか、3時間超えの超大作とは夢にも思わなかった「めんたいぴりり」。しかし、博多座⇒福岡空港のアクセスの良さに助けられ、無事に福岡空港に到着できました 好事魔多し、空港では、まさかの予定時間に飛行機飛ばない問題が発生、この時は、半笑状態になったのでした。 しかし、飛行機さんも頑張って、私をバリケードに連れて行ってくれました。ありがとう 辿り着いた初日公演、開演5分前。旅帰りの大きめバッグを預ける時間もなく、座席の下に押し込み切れない状態で1幕を観劇したのでした。 この日の主なキャストは、バルジャン…福井晶一ジャベール…川口竜也ファンテーヌ…濱田めぐみエポニーヌ…屋比久知奈マリウス…海宝直人コゼット…生田絵梨花テナルディエ…駒田一マダム・テナルディエ…森公美子アンジョルラス…小野田龍之介 よき初日でした。初日ということで、あらゆる場面に登場する石飛さんを追っているうちに終演してしまった…というのが、正直な印象。新キャストのはまめぐさんとか、もっとじっくり鑑賞したかったのに…。でも、工場長(石飛さんの本役)と絡みがあって…

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「I AM FROM AUSTRIA」メイン配役発表

早くも次の月組大劇場公演「I AM FROM AUSTRIA」のメイン配役が発表になった。 ジョージ・エードラー… 珠城 りょう エマ・カーター… 美園 さくら ヴォルフガング・エードラー… 鳳月 杏 リチャード・ラッティンガー… 月城 かなと ロミー・エードラー… 海乃 美月 パブロ・ガルシア… 暁 千星 大盤振舞いで6名も発表してくれました。えーと、珠城氏の父がちなつちゃん母がうみちゃんなんという麗しい家族

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月組振り分け発表

月組の大劇場・東京公演終了後の振り分けが発表された。 まずは、轟理事が主演する、日本青年館&シアター・ドラマシティ公演「チェ・ゲバラ」の出演者。 (専科)轟 悠 (月組)光月 るう、千海 華蘭、香咲 蘭、輝月 ゆうま、晴音 アキ、月城 かなと、春海 ゆう、叶羽 時、蓮 つかさ、佳城 葵、朝霧 真、清華 蘭、蒼真 せれん、風間 柚乃、夏風 季々、天紫 珠李、礼華 はる、天愛 るりあ、柊木 絢斗、瑠皇 りあ、爽 悠季、きよら 羽龍、真弘 蓮、美海 そら そして、珠城りょう&美園さくら主演の梅田芸術劇場メインホール公演「ON THE TOWN」の出演者。 (月組)夏月 都、紫門 ゆりや、白雪 さち花、鳳月 杏(※)、珠城 りょう、楓 ゆき、夢奈 瑠音、桜奈 あい、颯希 有翔、海乃 美月、姫咲 美礼、暁 千星、麗 泉里、周旺 真広、美園 さくら、英 かおと、朝陽 つばさ、陽海 ありさ、蘭 尚樹、桃歌 雪、空城 ゆう、妃純 凛、彩音 星凪、結愛 かれん、花時 舞香、甲海 夏帆、菜々野 あり、蘭世 惠翔、大楠 てら、一星 慧、白河 りり、彩路 ゆりか、羽音 みか、まのあ 澪、あまの 輝耶、毬矢 ソナタ、咲彩 いちご、夏凪 せいあ (専科) 英真 なおき ※鳳月杏は2019年4月29日付で月組へ組替え 英真さんは、何をするのかなまゆぽんが「チェ・ゲバラ」に出演するので、そこに入るのかな~ちなつちゃんの彼女…じゃないよねその他、蓮くんや、叶羽時ちゃん、晴音あきちゃんも「チェ・ゲバラ」組なので、その辺の配…

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雪組集合日

雪組 退団者のお知らせ 2019/04/13 下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。    雪組 鳳華 はるな 2019年9月1日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団 「ファントム」新人公演で、ジャン・クロードを演じていた子ね…すごく優しいお芝居をする人だな~と思った。そして、「PR×PRince」でひとこちゃんの影で踊っていた…のかぁ。一瞬、オペラを上げるようなダンスでした。てか、「るろうに剣心」新公の時も、ひとこちゃんの影だったんだね… 公演の主な配役も発表された。なんか、新選組だと、この役、この間はあの人が…みたいな、脳内誤爆が起きてしまうな~。ちょっと、整理して配役表を作ってみた。    役名出演者誠の群像るろうに剣心吉村貫一郎 望海 風斗 しづ/みよ 真彩 希帆 大野次郎右衛門 彩風 咲奈ひさ 梨花 ますみ 松本良純 凪七 瑠海~*~*~*~ビショップ夫人 舞咲 りん 谷三十郎 奏乃 はると 桜路 薫梅早登 早花 まこオトラ 沙月 愛奈 松本幸子 千風 カレン 佐助 透真 かずき 土方歳三 彩凪 翔 望海 風斗 近藤勇 真那 春人 奏乃 はると竹若 笙乃 茅桜小川信太郎 久城 あす 伊藤甲子太郎 煌羽 レオ オカネ 杏野 このみ 斎藤一 朝美 絢 煌羽 レオ 彩風 咲奈松乃 愛 すみれ 八木源乃丞 桜路 薫 篠原泰乃進 天月 翼 原田左之助 橘 幸  天月 翼みつ 朝月 希和 鍋島栄子 妃華 ゆきの 永倉新八 真地 佑果 真地 佑果 沖田総司 永久…

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近所の桜

今年の4月は、決算⇒博多で、ほぼ週末がつぶれてしまうので、桜を観られるチャンスが少ない。選挙のついでに、近所の桜を観てから出勤することにした。 いい感じに咲いている。これは、昼になったら、お花見ランチで人がいっぱいになるんだろうなぁ。 早朝(7時過ぎ)だから、ほとんど人はいない。 鬱蒼というくらいの桜。 散策しながら、深呼吸。 天気は微妙… でも、なんか神々しい気もする。 大島桜も少しだけあります。 アップもいくつかどうぞ。 まだ満開ではないようです。 来年も、ステキな桜を咲かせてもらえますように。

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2019年ラインアップ発表 その9

2019年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】 2019/04/09 2019年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。 宙組公演 主演・・・真風 涼帆、星風 まどか 宝塚大劇場:2019年11月15日(金)~12月15日(日) 東京宝塚劇場:2020年1月~2月(予定) 宝塚ミュージカル・ロマン 『El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-』 作・演出/大野 拓史 大野先生…日本ものやりたい、と、歌劇誌のお正月号に書いてから、夢を実現し続けているけど…支倉常長の遣欧使節団のメンバーが主人公ということなのね…。海外のサムライというと、色々なトラウマが胸を過りますが…涙で舞台が見えませぬ…ということになりませんように、祈るばかりです。 ショー・トゥー・クール 『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』 ~生命の水~ 作・演出/藤井 大介 カクテルに始まり、ワインに行って、今度はウイスキーですかぁ~藤井先生、ホントにそれでいいの

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森新吾さん…

森新吾さんの訃報に驚いた。 DIAMOND☆DOGSの公演には、よく宝塚OGが出ていたり、オギーが演出していたり…ということで、何度か観ていたハズ…と、過去記事を探してみた。最初に観たのは、浦井健治主演の「アルジャーノンに花束を」。24歳くらいだったはずの森新吾くんは、ネズミ役を演じていた。当時の感想はこちら。その後、スタジオライフの岩崎大が出演した「美しき背徳」も観ている。感想はこちら。そして、まりこさんや、さえちゃんが出演していた「BLUE&RED」。感想はこちらです。 読んで見たら、森くんのことを、毎度「可愛い」と書いていた。あれから、長い時間が経ち、振付や演出など活躍の場も広がっていたのだという。 37歳なんて…まだまだ活躍の場が広がる時期なのに… ツイッターでもたくさんの方が、その死を悼んでいて、無念が伝わって来る。「アルジャーノンに花束を」…すっかり、記憶から消えつつあったけど、胸に沁みる舞台だったな。 一期一会…とあらためて感じる。だから、私は、今日も劇場に行く。

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桜・定点観測

東京あたりでは、そろそろ桜の散り始めでしょうか。 少し遅めの近所の桜が、ようやく満開を迎えました。 定点観測している桜たち、どうぞ   この桜、大島桜なのですが、咲き初めから薄いピンクの花が咲くせいか、夜の方が綺麗なんですよね。 一番早く咲いて、一番長く咲いている大島桜。こちらは、昼も綺麗だったのですが、夜の写真しかない… 毎度おなじみの、私の好きなソメイヨシノ。この花が私の基準木です。

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