宝塚花組大劇場公演

花組大劇場公演を観劇。感想は、箇条書き形式で。 ・ラインダンスの看板が新しくなっていたので、さっそく撮影(笑)ツイッターのプロフィール画像も変更いたしました。 ・公演は、生田先生のオリジナル一本もの「CASANOVA」。まあ、カサノヴァといえば、オールドファンなので、1994年の「カサノヴァ・夢のかたみ」をがっつり思い出してしまうわけですが、プログラムによると、生田先生ご自身が、この作品を観て、宝塚に嵌まったのだそうです。そ…そうなんだ… ・開演5分前に別緞帳になる…っちゃーなるのだが、これ、別に普通緞帳でもよくねと思ってしまうシンプルさ。ただ、この「CASANOCA」のタイトルは、様々な電飾でコーディネートが可能なようで、フィナーレまで何度も模様替えして登場してくれた。 ・「祝祭喜歌劇」という角書きがついている通り、結局のところ大団円で終わる、「安心設計」の物語になっている。カサノヴァ自身は実在の人物だし、モーツァルトなども登場するが、カサノヴァの人生を大胆に再構築した上で、描かれるものがなんと純愛という、一風変わった作りになっている。(カサノヴァなのに純愛)でも、それが宝塚的であり、生田先生らしいのかな…想像したような恋愛遍歴みたいなものは、まったくなくて、ひたすらゆきちゃんとの「運命の恋」を描いているというのも、トップ娘役のサヨナラ公演には嬉しい気がする。 ・一方で、生田先生の好きなものへのオマージュが散りばめられていて、生田先生の趣味を知っている者には、そういう意味の面白みもある…

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