「ひとのみち」って書いたけど…

「ひとのみち」に外れたことなんて、一度もしたことがない、と、言っている人がいたら、かなりの大ウソツキか、忘れっぽい性格なんだと思う。誰でも、生きている限り、大なり小なり、「ひとのみち」に外れることをしてきたはずだ。私だって、えらそうに語る資格はない。特に、「色恋」っていうヤツは、本人にはどうしようもない、「不可抗力」だと思うから、多少のことなら、目をつぶってあげたいと思う。自分に関わりのないところで、だったら。 「寝物語」っていうのがあるそうで。そこで、面白おかしく語られたことが、「真実」のように、一人歩きして、当人の元上司の耳に入った。もう、彼女は、普通の人生は歩いていけないだろう、と思う。 でも、同情する気はないな。「不倫はいけません」みたいな「ひとのみち」についてお説教する気はないけど、たとえどんな不満があっても、「お世話になったところに、後足で砂をかけるようなことをしちゃダメなのよ」っていう「ひとのみち」に反し、しかも、こっちには砂がかかってるんだもの。 上記の記事は、2006年に書いたものだ。(2006年6月6日の記事)それから、一回りの歳月が流れた。最近、2006年頃の観劇記録を探していて、その時にふと、目に留まって読んだら…すっかり忘れていた、私、こんなこと書いていたのね。 その後、私たちの会社は解散し、私は元の会社に戻り、「元上司」は、現在、第二の人生を楽しんでいる。で、「彼女」なのだが、現在、私の会社の最大の取引先に勤務している。こっちがひれ伏す立場まだ会ったこと…

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