「カメラを止めるな!」騒動

映画「カメラを止めるな!」の快進撃が止まらない…と思っていたら、こういう予想外の大ヒット作品にありがちな横やりがはいった。 「私が原作者です」という人物が名乗りをあげたのだ。 その方の書かれた「経緯」によると、次のようなことらしい。その方は、かつて小劇団を主宰していた。(現在は解散)そして、劇団時代に比較的人気があり、再演もした演目に「Ghost in the Box」というものがあった。この作品は、「カメラを止めるな!」の上田監督も観劇している。その後、劇団は解散し、その方は体調を崩していたらしい。やがて、上田監督は、元劇団員Bに接触し、「Ghost in the Box」に脚本家としてクレジットされている元劇団員Aを紹介してもらったらしい。そして、AやBと共に、「Ghost in the Box」のアイデアを使った映画の製作を企画するが、これは結局頓挫したらしい。今年になって、上田監督は単独で「カメラを止めるな!」の脚本を書き、それが認められて、映画化の運びとなった。その方は、この一連の流れのどこかで、この事実を知り、「原作」としてクレジットしてほしいと申し入れたが、映画上は、「Ghost in the Box」の脚本家Aが「原案」としてクレジットされており、自分は、Special Thanksとして名前が載っていた。これを納得できないとして、現在申し入れをしている…とか。 劇団時代の「Ghost in the Box」の脚本は、この方とAさんの共作という感じだったらしい。主宰が脚本を書…

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