湯築城
ミュージカルを楽しんだ帰りは、道後温泉近くまで戻り、湯築(ゆづき)城に。
日本百名城に、愛媛県からは5つの城が選ばれている。これは、全国最多。坊っちゃん劇場でホタテくんを観ることも、今回のGW旅行の大きな目的だったが、四国の城を見てみようというのも、大きな目的。というわけで、イヨテツの市電に揺られて、到着!
すぐ近くに道後温泉がある平場に、そこだけ小高い丘。のんびりとした風景がステキな場所だった。
史跡として、しっかりと整備しようという関係者の気合いが感じられる作り。1988年から発掘作業を行い、武家屋敷などが再現されている。
こちらは再現された家臣団の武家屋敷。室内も再現されていて、当時をしのぶことができる。
庭には、池らしきものや、あずまやもあったりして、地元の方達の憩いの場にもなっているようだった。
5月というのに、この日はすごく暑い日だったので、あずまやで涼んでいる方も多かった。
湯築城は、そもそも中世に守護であった河野氏が築城したもので、その後、豊臣秀吉の四国進出のために、小早川隆景や福島正則の居城となり、その後、福島氏の転封に伴って廃城になった。発掘の結果、その様々な時期の地層が発見されたので、展示されている。
木がうっそうとしていて、登りがいのありそうな景色。
手前側はせき止められて、藻でドロドロになっているが、内堀。まるで、山水画のような景色が広がっている。
此の丘陵部の反対側にある土塁に沿って、一番端まで行くと、行き止まりになったので、また、元に戻る。
さて…