「THE LAST PARTY」配役発表

月城かなと主演の日本青年館/シアター・ドラマシティ公演「THE LAST PARTY」の配役が発表された。 TSUKISHIRO/スコット・フィッツジェラルド… 月城 かなと MITSUKI/ゼルダ・フィッツジェラルド… 海乃 美月 AKATSUKI/アーネスト・ヘミングウェイ… 暁 千星 ~*~*~*~*~YUMA/マックスウェル・パーキンズ(マックス)… 悠真 倫 YURINO/シーラ・グレアム… 憧花 ゆりの MIYAKO/ローラ・ガスリー[スコットの秘書]… 夏月 都 HIBIKI/医者[ゼルダの精神科医]… 響 れおな HAYAKI/Mr.Critic[堅物の文芸批評家]… 颯希 有翔 RAN/アイリーン[パーキンズの秘書]… 清華 蘭 HANABUSA/エドゥアール・ジョザンヌ[仏海軍航空士・ゼルダの浮気相手]… 英 かおと KAZAMA/公園の学生[文学を志す大学生]… 風間 柚乃 RAN/Mr.Idiot[お調子者のジャーナリスト]… 蘭 尚樹 YUKI/看護婦[ゼルダの看護婦]/Ms.Misunderstanding[勘違い女のジャーナリスト]… 桃歌 雪 KIKI/ロイス・モーラン[ハリウッドの若手美人女優]… 夏風 季々 RURIA/読者… 天愛 るりあ ARI/フランシス・スコット(スコッティ)[スコットとゼルダの一人娘]… 菜々野 あり RANZE/読者… 蘭世 惠翔 おだちん、すっかりトップへの外堀埋まってる感じ…いや、むしろ、ここまで使われていて、今さら公園の学生…

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住大夫さん…

文楽の竹本住大夫さんが亡くなられた。 文楽は、まだまだ数回しか観ていないが、4年前、住大夫さんの引退公演を観劇し、天皇陛下のご臨席に遭遇した。その時の記事はこちら。 陛下のご退位まで一年。訃報に接し、あの日の住大夫さんの年季の入った声と、陛下のお優しい笑顔をあらためて思い出した。素晴らしい時間だった。 合掌。

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カンパニーあれこれ(2)

「あれこれ」の(1)は、こちらです。なんか、まだまだ色々出てきてしまった… 原作では、高野悠(美弥るりか)は海外在住というのに、“ショートカットペア”(美人ランナーと美人トレーナーのコンビが珍しかったのか、鈴木舞(美園さくら)がマイマイ、瀬川由衣(海乃美月)がユイユイ、二人そろってショートカットペアといつの間にか言われるようになっていた。舞も由衣を“ユイユイ”と呼んでいる。)を知っていた。そして、マラソンランナーのトレーナーをやっていたキミにダンサーの何が分かるのという意味で、最初から由衣を「ユイユイ」と呼ぶ。あんな形で、プロジェクトMAIを解散し、今やリストラ対象になっている由衣には、ユイユイの名はつらいだけだ。からかうのをやめてからは、名前を呼ばれない日々…それが、ウィーンから帰国する時、「瀬川」と呼ばれる。その時の、原作の由衣の喜びを思うと、「由衣」と呼ばれて喜ぶのは、全然違う…と感じてしまう。 高野が突然ウィーンに戻ってしまった時、後を追って、由衣は一人、ウィーンに飛ぶ。原作の青柳誠一は、由衣が飛んでいる間も、日本で寝ずに様々な準備をしてくれる。由衣の宿泊先の手配、高野を説得できた時の帰りの便の手配、そして由衣が空港に降り立った時には、高野の住所とホテルのURLが由衣のスマホに送ってあった。何かあった時のために、有明F&Pの現地駐在員にも連絡してくれたり、さすが総務のベテラン…という細やかな対応。サラリーマンのカッコよさって、こういうとこじゃないかと思う。だから、由衣に同行して…

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WOWOWドラマ「イノセント・デイズ」

久しぶりにWOWOWの連続ドラマWを見た。「イノセント・デイズ」全6話だったが、録画してほぼ一気に見た。基本、新井さん目当てなのだが、死刑囚が無実だったというテーマなので、「新井さん素敵だった」では終われない。 真実が明らかになってなお、死刑になることより、もう一度世間に戻ることの方が怖いと言うヒロインは、最終回で刑を執行されてしまう。WOWOWだからこそできる結末というか、こういう作品は、地上波で放送するのは難しいだろう。それくらいに後味が悪い。そのため、真犯人は既にこの世の人ではない、という結末は示されているが、えん罪の問題はそっち側だけではない。死刑というのは、死をもってあがなう以外に手段がないほど凶悪な犯罪にのみ適用される。とはいえ、執行するのは、刑務官。我々と同じ普通の人間だ。彼らが、執行のボタンを押せるのは、裁判という過程を経て、有罪が確定し、その犯した罪に対して死刑という判決が下された凶悪犯だからだ。彼女の無実を知ってしまった刑務官は、執行には関わらないが、「連行」を任命され、それだけでひどく取り乱す。もちろん、日ごろ、死刑囚にかかわっているだけでも、思うところはあるだろう。相手がやがて絞首台にのぼるということは、どうしても脳裏を離れないと思う。どんな凶悪犯でも人間なのだから。それでも時が来たらボタンを押せるのは、それが「正しい」と信じられるからだ。無実の人間の死刑を執行したと知ってしまったら、もう、刑務官として生きていけない。自分のことしか考えずに死刑という手段で自殺したヒロイン…

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2018年公演ラインアップ(星組)

2018年 公演ラインアップ【宝塚バウホール】 2018/04/24 2018年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚バウホール】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。    星組公演 主演・・・瀬央 ゆりあ 宝塚バウホール:2018年10月11日(木)~10月22日(月) 『デビュタント』 作・演出/正塚 晴彦 正塚先生の青春群像劇といえば、2015年の「スターダム」、そして推理劇といえば、2016年の「私立探偵ケイレブ・ハント」がある。今回は、時代的な要素もありそう。「デビュタント」といえば、舞踏会。そして燕尾服。端正な美貌の瀬央がショーではなく、お芝居で燕尾服を着こなす姿は、さぞかっこいいだろうな~と思う。 それにしても95期、何人バウ主演者を出すんだ

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「雨に唄えば」配役発表!

現在、東京で上演中の月組公演終了後、別箱公演として赤坂ACTシアターで6月に上演されるミュージカル「雨に唄えば」の配役が発表された。 ドン・ロックウッド… 珠城 りょう コズモ・ブラウン… 美弥 るりか キャシー・セルダン… 美園 さくら リナ・ラモント… 輝月 ゆうま ~*~*~*~*~*~*~*~ドラ・ベイリー… 五峰 亜季 R・F・シンプソン… 光月 るう ミス・ディンスモア/オルガ・マーラ… 玲実 くれあ ナネット… 香咲 蘭 ロッド… 春海 ゆう メイク係… 茜 小夏 ゼルダ・サンダース… 叶羽 時 ロスコー・デクスター… 蓮 つかさ 発声法の先生… 佳城 葵 助手… 朝霧 真、空城 ゆう、礼華 はる  侍女… 姫咲 美礼 緑のドレスの女/白のドレスの女… 麗 泉里 シド・フィリップス… 蒼真 せれん 警官… 朝陽 つばさ 記録係… 陽海 ありさ客の女… 妃純 凛 通常、全体の配役が発表されるのは、集合日なのだが、これは早い!再演で役がわかっているからかな…。それにしても、五峰さんの役、藤京子さんの役でしたね。それならシーラでもよかったのにな。 とはいえ、リナ・ラモント役がまゆぽんという…しかも、「~*~」マークの上という…楽しみでしかない…が、歌、うまいよ

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「凱旋門」配役発表!

次回雪組大劇場公演「凱旋門」の主な配役が発表された。 ラヴィック… 轟 悠 ボリス・モロゾフ… 望海 風斗 ジョアン・マヅー… 真彩 希帆~*~*~*~*~*~*~*~*~フランソワーズ… 美穂 圭子 ウージェニー… 梨花 ますみ リュシェンヌ・マルチネ… 舞咲 りん シュナイダー… 奏乃 はると ビンダー夫人… 早花 まこ ケート・ヘグシュトレーム… 沙月 愛奈 娼婦… 千風 カレン、愛 すみれ  アンドレ・デュラン… 透真 かずき ヴェーベル… 彩凪 翔 アーロン・ゴールドベルク… 真那 春人 マルト… 笙乃 茅桜 アンリ・シャルダン… 彩風 咲奈 ビンダー… 久城 あす マルクス・マイヤー… 煌羽 レオ デミアン夫人… 杏野 このみ ハイメ・アルヴァレス… 朝美 絢アベール/アコーディオン弾き… 桜路 薫 警官… 天月 翼、真地 佑果、叶 ゆうり  バーテン… 橘 幸 ルート・ゴールドベルク… 朝月 希和 イヴェット… 妃華 ゆきのローゼンフェルト… 永久輝 せあペペ… 綾 凰華 黒い影… 綾 凰華、鳳華 はるな、諏訪 さき、眞ノ宮 るい、日和 春磨、彩海 せら    シビール… 星南 のぞみ 絵描き… 叶海 世奈 ギャルソン… 陽向 春輝 花売り娘… 野々花 ひまり ユリア… 彩 みちるヴィーゼンホーフ… 縣 千オットー… 潤 花 「凱旋門」の初演は2000年。ちょうどその時、ベルリン公演が開催されていたため、雪組からも主力メンバーが参加、なので、「凱旋門」はフルメンバーの公演ではなか…

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雪組集合日

雪組 退団者のお知らせ 2018/04/20 下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。    雪組 叶海 世奈 桜良 花嵐 2018年9月2日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団 大河 そあ 2018年4月20日付で退団 かなみせなくん、入団した時、瀬奈じゅん&彩乃かなみコンビみたいな名前だったので、一発で名前を覚えた。今日、お誕生日だったのかファンの方は、お誕生日が退団発表日になっちゃって、複雑な気持ちかも…。桜良嬢は、99期。大階段を降りてご挨拶もできる学年だが、いったい何公演舞台に立ったんだろう…宝塚といえど、ぽっちゃりタイプの生徒さんもゼロではない。しかし、ラインダンスをやる学年の間は、やはり節制しないと舞台に出られないんだとか。そんなこんなで休演が続いていたが、千秋楽では、どんなご挨拶をするんだろう 大河くんは本日付退団。まだ103期だったんだね…。

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順みつきさん…

初演シリーズの星組「ベルサイユのばら」でオスカルを演じ、その後、初演の「風と共に去りぬ」でスカーレット役を演じた元宝塚スターの順みつきさんが亡くなられた。初演シリーズは、現在の様式が固まり切っていなかったので、この星組版は、軍服を着たままのオスカルが「アンドレ、私を抱け」と言うパターンのラブシーンだった。 「ベルばら」までは星組にいたが、その後、月組に移り、最後は花組で松あきらさんとWトップとなり、松の退団後、一作だけ単独トップ公演「霧深きエルベのほとり/オペラ・トロピカル」をやって退団したと記憶している。(観てないけど…) たぶん、生で観劇したのはオスカルの時だけだったと思うが、当時はステージグラフなどを舐めるように眺めていたので、勝手に親近感を抱いていた世代のスターさん。心の中にぽっかりと穴のあくニュースだった。

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「カンパニー」あれこれ

月組公演「カンパニー」、脚本へのバッシングが止まらない。主にネット上のつぶやきなので、黒髪の貴公子・高野悠(美弥るりか)のように悠々と構えていればいい気もするが、石田先生、無駄に叩かれているような気もして、ちょっと気になっている。 「カンパニー」は原作の小説がある。 書いたのは女性の作家・伊吹有喜だが、主人公の青柳が、奥さんに愛想尽かされた40代半ばのサラリーマンで、会社人間が多く登場するため、非常におっさんくさい雰囲気の作品である。実のところ、宝塚で上演すると決まった翌日に原作本を購入し、半分まで読んだが、そんなに面白くないな…と思って途中で投げ出してしまった。この手の話(サラリーマンの意に沿わぬ出向と、その先での奮闘記)なら、池井戸潤の方が数倍面白い。しかし、実際に上演されてからあらためて読むと、これがどういうわけか、数ヶ月放置されて発酵・醸造したかのように面白くなっているからビックリする。石田先生が物語の交通整理をしてくれたことで、紆余曲折する小説のポイントがハッキリしたのかもしれない。 でも、設定は、原作小説の方が全部味があってよかった、とは思う。というか、ストーリーは同じでも、キャラ設定が変わると、そのストーリに納得性が低くなる…というか。その辺が、塩梅っていうヤツかもしれない。 青柳誠二(珠城りょう)は、「バツ1の40代半ば、しがないサラリーマン」という設定(原作では誠一。バレエ団での愛称は、それゆえにイチさん)だったはずが、なぜか、妻に先立たれた若きイケメンになっていた。珠城が…

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