チケットは売れている?
チケットは売れている 約束は出来ている「HEADS UP!」中一番ゴキゲンなナンバーかもしれない。
シュープリームス的なノリのナンバーで、ラサールさんのご希望で、最後半音上がってさらに盛り上がる
この日のチケットを買って楽しみにしてくれているお客さんがいるから、どんなにトラブルがあっても、絶対に幕を開けるぞ、というエンタメ魂に溢れた歌なんだけど、ずーっと聴いているうちに、ここで想定されている観客は「私ではない」という事実に気づいてしまった…
まあ、「朝から晩までルーティンワーク」のハズが、毎日トラブル続きで、「朝から晩までトラブルシューティング」という、オフィスHEADS UPな日々…というのは置いておいても…
「ランチの食事切り詰めてチケット買う」というよりは、「ランチは社食かコンビニの二択で、切り詰めなくても切り詰まってしまう」というか、ランチに期待していない日々…というのも置いておいても…
「カレンダーに印をつけてその日来るのを待ちわびて朝から少しおめかししてみんな劇場に向かう」って…
どこから突っ込んでいいのかわからない…
カレンダーに印なんかつけられないし(カレンダーが真っ黒になる)、待ちわびている間も劇場に向かってるし、おめかしって何だって、私にとって劇場は、「晴れ」の場じゃなくて、「日常」だもん。そして、日本の演劇界の皆様、ぜひ知ってほしいのだけど…
たぶん、皆さんの生活を支えているのは、ここに歌われている、純情で可愛いお客さんじゃなくて、すれっからしの劇場クラスタだ…