チケットは売れている?

チケットは売れている 約束は出来ている「HEADS UP!」中一番ゴキゲンなナンバーかもしれない。 シュープリームス的なノリのナンバーで、ラサールさんのご希望で、最後半音上がってさらに盛り上がる この日のチケットを買って楽しみにしてくれているお客さんがいるから、どんなにトラブルがあっても、絶対に幕を開けるぞ、というエンタメ魂に溢れた歌なんだけど、ずーっと聴いているうちに、ここで想定されている観客は「私ではない」という事実に気づいてしまった… まあ、「朝から晩までルーティンワーク」のハズが、毎日トラブル続きで、「朝から晩までトラブルシューティング」という、オフィスHEADS UPな日々…というのは置いておいても… 「ランチの食事切り詰めてチケット買う」というよりは、「ランチは社食かコンビニの二択で、切り詰めなくても切り詰まってしまう」というか、ランチに期待していない日々…というのも置いておいても… 「カレンダーに印をつけてその日来るのを待ちわびて朝から少しおめかししてみんな劇場に向かう」って… どこから突っ込んでいいのかわからない… カレンダーに印なんかつけられないし(カレンダーが真っ黒になる)、待ちわびている間も劇場に向かってるし、おめかしって何だって、私にとって劇場は、「晴れ」の場じゃなくて、「日常」だもん。そして、日本の演劇界の皆様、ぜひ知ってほしいのだけど… たぶん、皆さんの生活を支えているのは、ここに歌われている、純情で可愛いお客さんじゃなくて、すれっからしの劇場クラスタだ…

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月組「エリザベート」メインの配役と役替わり発表!

月組公演『エリザベート-愛と死の輪舞-』主な配役と役替わりについて 2018/03/02 月組公演『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』(宝塚大劇場:2018年8月24日~10月1日、東京宝塚劇場:2018年10月19日~11月18日)の主な配役と役替わり日程が決定いたしましたので、お知らせいたします。    主な配役 トート… 珠城 りょう エリザベート… 愛希 れいか フランツ・ヨーゼフ… 美弥 るりか ルキーニ… 月城 かなと ルドルフ… 暁 千星/風間 柚乃 ルドルフだけ、役替りなのね…しかし、ありちゃんが、役替りの上級生側になる日が、こんなに早く来るとは… 月組らしいなぁ…若い二人のルドルフ役替り、楽しみにしています。なかなかお稽古が始まらないので、焦るとか、プチ鬱になるとか、ルドルフあるあるには気をつけてヤバい時は、猫を飼うとよいらしいですよ。

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2018年ラインアップ発表 その8

2018年 公演ラインアップ【宝塚大劇場、東京宝塚劇場】 2018/02/27 2018年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場】【東京宝塚劇場】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。 宙組公演 主演・・・真風 涼帆、星風 まどか 宝塚大劇場:2018年10月5日(金)~11月5日(月)  東京宝塚劇場:2018年11月23日(金)~12月24日(月) -本朝妖綺譚- 『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』 作・演出/大野 拓史 <特別出演>・・・(専科)松本 悠里 陰陽師と白鷺城…私には、大空ゆうひさんの姿しか浮かびませんが…たぶん、松本先生が、伝説のバケモノを演じられるのですよね…ま、先生もある意味、バケモノのような気がしますが(褒めてます)。大野先生の日本ものショー、楽しみです ミュージカル・プレイ 『異人たちのルネサンス』—ダ・ヴィンチが描いた記憶— 作・演出/田渕 大輔 レオナルド・ダ・ヴィンチとモナ・リザの物語…みたいな感じでしょうか。偉大な芸術家の物語…というと、『ミケランジェロ』という昏迷を極めた作品が思い出されますが…果たして…

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2018年公演ラインアップ(星組)

宙組に続きまして、星組のバウホール公演情報です。 2018年 公演ラインアップ【宝塚バウホール】 2018/02/27 2018年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚バウホール】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。    星組公演 主な出演者・・・瀬央 ゆりあ、紫藤 りゅう ほか 宝塚バウホール:2018年8月27日(月)~9月8日(土) バウ・ショーケース 『New Wave! -星-』 作・演出/三木 章雄 2013年の花組公演から始まった『New Wave!』シリーズの掉尾を飾るのは、星組。5年間で各組の主力は大きく変わったと思う。 とりあえず、各組の「主な出演者」について、おさらいしてみようと思う。キーになる学年として95期がどの辺のポジションにいたか、というのも記載した。2013年花組:望海風斗(89期)・瀬戸かずや(90期)・芹香斗亜(93期)(その他のメンバーに水美舞斗・柚香光)2014年月組:美弥るりか(89期)・宇月颯(90期)・鳳月杏(92期)・珠城りょう(94期)(ただし、ポスター・舞台ではヒロイン格として咲妃みゆ)(その他のメンバーに輝月ゆうま・朝美絢)2015年宙組:澄輝さやと(91期)(ただし、ポスター・舞台ではほかに、凛城きら(92期)・蒼羽りく(93期)・桜木みなと(95期)・ヒロイン格として伶美うらら)2017年雪組:月城かなと(95期)・永久輝せあ(97期) 間が1年開いた(2016年はバウSingingWorkshop…

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2018年公演ラインアップ(宙組)

一気に発表されたラインアップ、ひとつずつゆっくりチェックしてみましょう。 2018年 公演ラインアップ【宝塚バウホール】 2018/02/27 2018年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚バウホール】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。    宙組公演 主演・・・和希 そら 宝塚バウホール:2018年8月2日(木)~8月13日(月) バウ・Song & Dance Entertainment『ハッスル メイツ!』 作・演出/石田 昌也 花組の『Senhor CRUZEIRO!』に続き、ショーのバウ公演。ダンサーで歌も魅力的なそらにはピッタリだし、バウホール主演おめでとうという気持ちでいっぱいではあるが…そらのアニタを観ることはないんだな…と思う自分もいたりします。そこだけは無念… でも、若手がどんどんバウ主演していくのは、ほんと楽しみ あとは…梅芸のアニタを誰が演じるのか…早く教えてください

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東京宝塚劇場花組新人公演(ポーの一族)ミニ感想

花組新人公演を観劇してきました 季節もの。東京宝塚劇場では、この後はクリスマスまで飾りつけはないんですよね。さすが女性劇団。 新人公演担当は、田渕大輔先生。1本物の新人公演は、カットのセンスが問われるが、エドガーとメリーベルの人間時代を大幅にカットして語り部4人衆(帆純まひろ・泉まいら・一之瀬航季・華優希)の語りで補完するという進め方は、4人の演技力もあって見事な進行だった。特に、エドガーからメリーベルへの想いを、本役・メリーベルの華が語ることで、説得力が増したように思った。冒頭、フランクフルト空港でこの4人が出会った瞬間に、あ、この新公は成功するな、と思った。特に泉と一之瀬が、朗読になりがちな芝居を、芝居として成立させた功績は大きい。 では、出演者の感想です。 聖乃あすか(エドガー・ポーツネル)…永遠の少年という形容がピッタリの美少年。歌も芝居もいっぱいいっぱいだったが、それでも聖乃にエドガーをやらせることには意味があると思った。なにげなく演じているようにしか見えない本役(明日海りお)の偉大さが沁みる舞台だったが、これを糧に、今後も精進してほしい。挨拶がカチンコチンで、本当に大変だったのね…と、あらためて同情。次回も頑張れ 城妃美伶(シーラ・ポーツネル男爵夫人)…シーラの見せ場ともいうべきソロの歌周辺がすべてカットになってしまったので、愛する男爵と結ばれる喜びに満ちたシーラを演じることができず、バンパネラとしての苦悩を背負ったシーラであり続けるところが、ちょっと可愛そうに思った。そ…

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