日本のドラマで「モンテ・クリスト伯」?

早くも4月からのテレビドラマ情報が解禁され始めている。 今回、ちょっと注目してしまったのは、フジテレビ木曜ドラマ『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』。まあ、そもそもは、ご贔屓の新井さんが出るから…なんだけど、とはいえ、宝塚でも観ていた、あの「モンテ・クリスト伯」をそのままタイトルに使って翻案しているところが、ツボ。 その主な登場人物は、次の通り。 柴門暖(さいもん・だん)…ディーン・フジオカが演じる主人公。デュマ原作の主人公の名前は、エドモン・ダンテス。“モン”“ダン”の音は残している感じかな。宝塚では凰稀かなめが演じ、美貌を押し隠す髭面が印象的だった。 南条幸男(なんじょう・ゆきお)…大倉忠義が演じる。婚約者を奪おうとする恋敵役。原作ではフェルナンという名前だったので、こちらも“ナン”の音を残した感じ。宝塚では朝夏まなとが演じたが、ラスボスっぽいイメージはなかった印象。 神楽清(かぐら・きよし)…新井浩文が演じる。暖の会社の先輩で、出世の邪魔になる暖を、南条を利用して排除しようとする男。原作ではダングラール。グラールが“カグラ”に転化したってことかな。宝塚では悠未ひろが演じ、哀れな末路が印象的だった。 入間公平(いるま・こうへい)…高橋克典が演じる。警視庁の公安部警察官。無実と知りながら暖を牢獄へ送った男。原作ではヴィルフォール。ヴィルが“イル”に転化した感じ宝塚では蓮水ゆうやが演じ、はからずも父とナポレオンの関係を隠すために正義に目をつぶった男の苦悩がひしひしと伝わる好演だった。…

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ゲットしました!

とうとうゲットしました! 続日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ特別編集) 作者: 出版社/メーカー: 学研プラス 発売日: 2017/12/29 メディア: 単行本 昨年末発売された「続日本100名城公式ガイドブック」、近所に売っていなくて、あちこち探したのですが、ようやく見つけました 100名城もまだ1/3しか行っていないのに…でも、こういうのって「ついで」に何城か行けるものだったりもするので、買ってしまいました。 しかし、山城とか多いから、攻略、悩むなぁ~(危険ですからね) 最初のスタンプはどこになるかしら ちなみにスタンプは、4/6(城の日)以降に押印可能だそうです。

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次回雪組大劇場公演出演者およびメインの配役発表!

まだ東京公演も終わらぬうちから、次回雪組大劇場公演「凱旋門/Gato Bonito!!」の出演者が発表された。 (雪組)梨花 ますみ、舞咲 りん、奏乃 はると、早花 まこ、望海 風斗、沙月 愛奈、千風 カレン、透真 かずき、彩凪 翔、真那 春人、笙乃 茅桜、彩風 咲奈、久城 あす、煌羽 レオ、杏野 このみ、朝美 絢、愛 すみれ、桜路 薫、天月 翼、白峰 ゆり、橘 幸、朝月 希和、妃華 ゆきの、真地 佑果、華蓮 エミリ、永久輝 せあ、沙羅 アンナ、叶 ゆうり、綾 凰華、真彩 希帆、星南 のぞみ、叶海 世奈、鳳華 はるな、諏訪 さき、陽向 春輝、野々花 ひまり、彩 みちる、桜良 花嵐、羽織 夕夏、希良々 うみ、眞ノ宮 るい、ゆめ 真音、星加 梨杏、汐聖 風美、縣 千、優美 せりな、琴羽 りり、日和 春磨、麻斗 海伶、美華 もなみ、望月 篤乃、朝澄 希、彩海 せら、有栖 妃華、真友月 れあ、一禾 あお、潤 花、涼花 美雨、琥白 れいら、稀羽 りんと、花束 ゆめ、壮海 はるま、愛羽 あやね、天咲 礼愛、大河 そあ、聖海 由侑、莉奈 くるみ、紗蘭 令愛 (専科)轟 悠、美穂 圭子 <主な配役>ラヴィック… 轟 悠 ボリス・モロゾフ… 望海 風斗 ジョアン・マヅー… 真彩 希帆 しかし…ラヴィックとボリスの学年差が18、ラヴィックとジョアンの学年差が27…えーと、えーと…  

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歌劇の殿堂・宙組特集

大劇場に行ったので、久しぶりに歌劇の殿堂を訪れてみた。 現在、誕生20周年ということで、宙組特集を開催中。   歴代トップコンビからのお祝いのメッセージも届いていましたゆうひさんは、現在「大空ゆうひ」という芸名で活動をしていますが、ここでは在団当時の名前で紹介されていました。ということで、その趣旨を理解して、しっかり当時のサインをしてくれるゆうひさん、意外と優しいんだよね   大劇場公演公演のポスターと公演解説も創設から全作品ありましたゆひすみトップ時代のものを撮影してきました…が、凰稀さんの分まで全作品載ってますね ゆひすみ時代の衣装は、「ファンキー・サンシャイン」のもの。このコンビとして、一番「らしい」ショーだったかもしれないですね。 懐かしい、組名発表時の書家の先生による「宙」の字。後に、ずんこさん(姿月あさとさん)が、「寅」って書くのと思ってドキドキしたということをおっしゃっていたような…“そらぐみ”という音は、5つめの組として、誰もが納得するものだと思いますが、「宙」という字を当てたのは、来るべき21世紀に向けて未来的なイメージのある「宇宙」に因んで…というよりは、劇場として何より怖い「空席」の「空」を避けたのではないか…と、業界では言われていたんだとか。そう考えると、「大空」さんをトップにしたのは、相当な冒険だったんでしょうねと言いつつも、東京宝塚劇場のシャンデリア(↓)は、たしか「大空」という名前が付いているそうですが。  先日退団したまぁくんの手形も、こ…

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宝塚花組大劇場公演

花組大劇場公演を観てきました。 私はマーガレット派だったので、「ベルサイユのばら」は連載途中からリアルタイムで読んでいたが、「ポーの一族」は単行本になったものを友人に見せてもらったのが出合いだったと思う。 作品への思い入れとしては、ベルばら>ポー。しかも、ベルばらが、植田先生によって、そうとうヤバいアレンジをされても、怒りつつ観に行っているので、私は小池先生のポーをなんなく受け入れるだろうな…とは思っていた。 そんな私の言う事なので、「原作・命」の方にまで通用するかどうか、はなはだ疑問ではありますが、 「ポーの一族」、三次元で完全再現 と思った。一度しか観て見ないので、深いところまでは全然わかっていないものの、マンガの通りの登場人物が、普通に舞台にいることに、ただただ瞠目していたら終わっていた感じ。 そして、みんな、本当に美しかった。それが演劇である以上、「再現率」より「演技内容」の方が重要ではある。でも、宝塚の人は、それでも再現率に手を抜かない。その本気度の高さに圧倒された。その上、演技も確かなんだから、控えめに言って最高ということになる。 そんなわけで、一幕終了後に、さっそくカクテルをいただき、こんなものでは酔わない私でしたが、ちゃんと作品には酔いました フィナーレは、エドガーが少年ということもあって、これまでの「エリザベート」のような上演作品と一体化したカタルシスを感じることはなかったかな。エドガーは大勢の女性に囲まれて踊るとか、無理だもんね…

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宝塚歌劇雪組東京公演「ひかりふる路」観劇

ミュージカル「ひかりふる路~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~」 作・演出:生田大和作曲:フランク・ワイルドホーン音楽監督・編曲:太田健音楽指揮:西野淳振付:御織ゆみ乃、桜木涼介殺陣:栗原直樹装置:二村周作衣装:有村淳照明:笠原俊幸音響:大坪正仁小道具:太田遼歌唱指導:斉藤かおる演出助手:指田珠子衣装補:加藤真美舞台進行:庄司哲久 大劇場公演を観た時は、頭が沸騰して、あまりドラマを観ていなかったので、なるべく冷静に観ようと思いながらの観劇となった。その結果、東京では、ちゃんとトップコンビの物語も脳内に入って来たし、全体の構成も理解できた。なので、あらためて、この作品について考えてみたい。 まず、大劇場公演の時、特に気になってたオープニングの「国王処刑に全く関わらない“革命家”のリーダー」という点については、これを考えると脳が沸騰するので、ひたすら何も考えないようにしていたため、新たな意見は生じていない。現在も、ドラマの構成上としても、歴史ネタとしても、ここは、違うんじゃないかな…と思っている。 良かったと思ったところは、トップコンビの芝居が、普通の恋愛を超越していて、最初から、愛と憎しみと許しと祈り…すべての感情をぶつけ合っていたところ。、ヒロインが添え物ではなく生きた人間として主役の人生に影響を与える物語、というのは、宝塚では珍しくて、その辺は、生田先生の若い感覚が、新しい歌劇を創造しているな~と思った。ただ、感情をぶつけ合うトップコンビ…という意味では、経験値の低い真彩希帆に、難…

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宙組大劇場公演退団者…

宙組公演の集合日。退団者の発表があった。 専科 退団者のお知らせ 2018/02/01 下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。    専科 星条 海斗 2018年6月17日(宙組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団 2000年入団の86期生。退団爾には、研19になるのかな。宝塚歌劇団に入団するには(実際は宝塚音楽学校に入るには…だが)、日本語で上演される舞台に出演できる程度の日本語能力があれば、日本人でなければならないとか、東洋人でなければならないとか、そういう決まりはない。 これまでも、少なくない人数の欧米系の血統を持つ少女たちが受験し、そのうち何人かは入学を果たしたが、新人公演で主演し、バウホール公演主演までした生徒は、星条が初めてだと思う。20世紀から21世紀、そして、日本とアメリカの架け橋になるようなダイナミックなスターに成長した星条を観て、色々な国の出身者が宝塚を目指してくれたらいいなぁと思います。  最後まで、ダイナミックな舞台を見せてほしいです。  宙組 退団者のお知らせ 2018/02/01 下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。    宙組 結乃 かなり 朝央 れん 潤奈 すばる 2018年6月17日(宙組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団 ゆいちゃんは、ゆうひさんのプレお披露目の博多座公演で、キーになる役「こぞ丸」を演じていて、それで覚えた記憶がある。ダンサーとしていつもかっこよく踊っていて素敵…

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