「DRACULA」撮影会

スタジオライフの「DRACULA」を観に行ったら、終演後撮影会があったので、宣伝を兼ねて公開。この回の公演は、曽世海司がドラキュラ伯爵を演じるWeirDチーム。 まずは、笠原浩夫さまの大好きなツガニー人トリオ。ドラキュラ伯爵が眠るための木箱を運んでくれる現地の肉体派の皆さんです。左から鈴木宏明、若林健吾、前木健太郎。 続いて、ドラキュラ城に住んでいる三人の魔女。ドラキュラよりは魔力が劣るものの、不死の魔女たち。左から仲原裕之、吉成奨人、宮崎卓真(客演)。 ドラキュラ討伐隊の皆様。左からセワード・江口翔平、ヘルシング教授・船戸慎士、キンシー・千葉健玖、アーサー・鈴木翔音。 アーサー・鈴木と、アーサーの婚約者で悲劇的な死を遂げるルーシー・関戸博一。美男美女。 左からヒロインのミナ・宇佐見輝、子キンシー・伊藤清之、ドラキュラ伯爵に魅入られたジョナサン・松本慎也。事件が解決した後、この夫婦の間に子供が生まれ、事件で亡くなったキンシーの名前が付けられる。でも、ドラキュラに血を吸われたミナが生んだキンシーは、消滅したドラキュラのDNAを受け継いでいるのかもしれない… ドラキュラ・曽世海司と、ジョナサン・松本。鬘と衣装は、2つの公演でそれぞれ違っていて、その辺も面白い。 「ポーの一族」の中にも、ロンドンにドラキュラが現れたという歌があったりして、実はこの話、ポーツネル男爵夫妻消滅事件と同時代なのよね。二つの劇場の二つの吸血鬼物語、どちらもステキです。

続きを読む

すみ花ちゃん

2009年2月27日。朝から小雪がちらつき、昼は少し止んだものの、公演が終わり、出待ちの時間になると、冷たい雨が降り注いでいた。この日の16時に宙組の次期トップコンビが発表されたのだが、それは、野々すみ花ちゃんのお誕生日でもあった。 あれからちょうど9年。今日、31歳の誕生日を迎えたすみ花ちゃんから、結婚の報告がサイトに掲載された。 二人が宙組のトップコンビを務めた期間は3年。それからもうすぐ6年になろうとしている。お仕事も順調だし、それ以外に、お料理も、お茶も、日舞も、三味線も、ピアノも…ものすごい勢いで吸収していく、今のすみ花ちゃん。もう、大空ファンとしては、全然「うちのすみ花」なんて言えないですが…(笑) でも、やっぱり、大切な相手役さんだといつまでも思っているので、ただもう、あなたの幸せだけを祈りますたくさんの愛と幸せがすみ花ちゃんを包んでくれますように しかし…9年前というと、あの時、22歳だったのか…22歳で、「すみ花が泣けば世界が泣く」と言われていたのかさすが、宝塚の北島マヤ そういえば、同時期に宙組を支えてくれた悠未ひろさんもご結婚、ゆうひさんの同期の瀬奈じゅんさんは、お子さんを迎えられたとか。春に向かって、ハッピーなニュースで心が温まります。

続きを読む

さよなら中日劇場

この3月末で、とうとう名古屋の中日劇場がクローズすることになる。 中日劇場は、変化の激しい宝塚の公演スケジュールにもかかわらず、少なくとも私が知る限りは、毎年2月には必ず宝塚公演を行ってくれた。(近年は、年2回公演となる年もあったりして。) 名古屋メシ大好きなこともあって、中日公演の時期は、組や演目に関わらず、名古屋を訪れていた。最後に当たり、私的中日劇場との思い出語りをしてみたい。 初めてこの劇場を訪れたのは、たぶん、2002年の「花の業平/サザンクロス・レビュー」(星組)だったと思う。名古屋に行くと言ったら、当時の上司に「絶対に“ひつまぶし”を食べて来い」と言われ、松坂屋の上の階の「蓬莱軒」をおススメされた。それが、私と名古屋メシとの長い付き合いの始まりだった。もちろん公演もすごく良かった。前年の12月に観た大劇場公演とは一部キャストも変わっていて…あ、もしかしたら、この時が、南海まりちゃんを見つけた時かもしれない。何も知らない時で、宿も金山駅に取ったのよね~ 次に行ったのは、翌年。「長い春の果てに/With a Song in my Heart」は、メインキャストはほぼ東京公演と同じだったけど、これが、シューマッハの解散公演だったこともあって、すごく盛り上がった。忘れられない中日公演。初めて、出のギャラリーをしたのもこの時だったかもしれない。そしてこの年、たぶん初めて、「手羽先」を食べに行った、と記憶している。(風来坊だったと思う) そこからちょっと時間があいて、次に行ったのは、2…

続きを読む

いよいよ「HEADS UP!」が東京へ!

ゆうひさんも出演するミュージカル「HEADS UP!」。これまで、横浜のKAATを関東の拠点にしていたため、東京では未上演。そんな「HEADS UP!」がいよいよ3月、赤坂ACTシアターで上演されることとなった。その宣伝として、表参道駅構内に、柱巻き広告が出現したと聞き、見に行ってきた。   印象的な歌や台詞と共に、ポスター写真がドアップで巻かれていて、かなりの迫力。   日曜日に乗降客の多い駅に行ったので、これ以上は撮れなかったが圧巻でした。これで、新しいお客さんが「HEADS UP!」を楽しんでくれたらいいな~

続きを読む

月組別箱公演主な配役決定!

現在、大劇場で公演中の月組が、東京公演終了後に上演する別箱公演の主な配役が早くも発表された。 まずは、赤坂ACTシアターで上演される「雨に唄えば」。 ドン・ロックウッド… 珠城 りょう コズモ・ブラウン… 美弥 るりか キャシー・セルダン… 美園 さくら 珠城&美弥のコンビ芸が久しぶりに見られそうで楽しみさくさくの歌唱力も生きると思うし…あとは、リナを誰が演じるのか、気になるところです。 そして、シアター・ドラマシティと日本青年館で上演される「THE LAST PARTY」。 TSUKISHIRO/スコット・フィッツジェラルド… 月城 かなと MITSUKI/ゼルダ・フィッツジェラルド… 海乃 美月 AKATSUKI/アーネスト・ヘミングウェイ… 暁 千星 ゼルダはうみちゃんなのね~現在、上演中の大劇場公演で、由衣ちゃんを大熱演のうみちゃん。ゼルダでさらなる新境地に辿り着いてほしいです。そして、アーネストは、ありちゃんか…この作品におけるアーネストは、それほど男臭くなくても大丈夫だと思うので、自分らしく演じてくれればいいと思う。 ちゃぴのバウは、新作だから、役とかはこれから…なのかもですね。

続きを読む

開演アナウンスへの拍手と月組公演

宙組20周年イベントの感想などは、ちょっとお時間をいただいてからアップしたいと思います。(ずんこさんの口から、生で寅組の話と、空組だと縁起悪い話が聞けて、嬉しかったです。) さて、ここ1年くらい、とても気になっているのが、開演アナウンスに拍手が入る件だ。もちろん、拍手の入り方や手拍子の入り方は、時代によって変わり得るものではあるのだが、経緯を知らずに拍手を先導している方が多数派になりつつあるのかな…という気もして、オールドファンとしての自分は、どんな立ち位置で対応すべきなのだろう、と考えている。で、一応、経緯だけは、皆さんに読んでいただくのもいいかもしれない、と思い、書いてみることにした。 そもそも。開演アナウンスは、ただの案内放送である。通常の劇場では、開演アナウンスは、劇場スタッフによる生放送(数分前の注意事項と同様)であるところもあれば、録音されたものを使っているところもある。録音しているものも、出演者による工夫を凝らしたものもあれば、なんの変哲もない普通のアナウンスもある。そして、わが宝塚では、このアナウンスを「トップスター」が務める、という慣例がある。とはいえ、開演直前のアナウンスなので、稽古中に録音したものが使われている。そんなこともあって、長らくトップさんが氏名を名乗ったくらいでは拍手しないことになっていた。トップさんに最初の拍手を送るのは、生でその姿を拝めた時。しかし、ここに、少し例外がある。トップさんのお披露目公演の初日のアナウンスには、拍手を入れるのだ。それは、トップになら…

続きを読む

「天は赤い河のほとり」新人公演主な配役決定!

新生宙組お披露目公演である「天は赤い河のほとり」の新人公演、主な配役が発表された。 カイル・ムルシリ(真風 涼帆)… 鷹翔 千空 ユーリ/鈴木夕梨(星風 まどか)… 天彩 峰里 ウセル・ラムセス(芹香 斗亜)… 優希 しおん 鷹翔くんは、101期か…そして、峰里ちゃんと、しおんくんが100期。トリオで3ケタ期なのは、今回の発表が初めて…かなま、宙組は、トップ娘役が100期なのでね、当然の帰結かもしれません。若さで頑張れ~

続きを読む

「誠の群像」主な配役発表

3月の雪組全国ツアー公演「誠の群像」の主な配役が発表された。 土方歳三… 望海 風斗 お小夜… 真彩 希帆 山南敬助/榎本武揚… 彩風 咲奈 ~*~*~*~*~*~*~*~芹沢鴨/高松凌雲… 夏美 よう 近藤勇… 奏乃 はると お光… 早花 まこ お梅… 沙月 愛奈 八重… 千風 カレン 山崎烝… 透真 かずき 勝海舟… 彩凪 翔 お小夜の母… 笙乃 茅桜 斎藤一/黒田了介… 煌羽 レオ 近江の女中… 杏野 このみ 女将… 愛 すみれ 谷三十郎… 桜路 薫 原田左之助… 天月 翼 明里… 朝月 希和 お悠… 妃華 ゆきの 永倉新八… 真地 佑果 沖田総司… 綾 凰華 井上源三郎… 叶海 世奈 藤堂平助… 鳳華 はるな お加代… 彩 みちる 堀内伊助… 眞ノ宮 るい 高田清作… 彩海 せら 初演の星組版にはあった、司馬遼太郎「新選組血風録」をモデルにした“前髪の惣三郎”(美少年隊士・加納惣三郎(彩輝直)に魅惑され、田代彪蔵(夏美よう)が男色に溺れていく物語)のエピソードがカットになるのかな。せっかく夏美さんが出るのに…(あの脚本のままだとヤバいことは承知だし、遊廓に連れていかれる惣三郎のシーンが不快なのは同意なのですが、夏美さんの凄味のある芝居は好きだったので…)あやなちゃん(綾凰華)の沖田総司、楽しみっ

続きを読む

「犬猿」

きょうだいは、普通、どこかしら似ている。外見的に。しかし、ごく、たまに、全く似ていないきょうだいがいる。男女のきょうだいの方が多いと思うが、たまに同性のきょうだいでも、全然似ていない場合がある。大言壮語する兄と、慎重で小心な弟。ルックスはいまいちだが、真面目で仕事熱心な姉と、見た目重視のちゃらちゃらした妹。そんな二組のきょうだいは、それぞれめっちゃ仲が悪い。 服役中のヤクザの兄(新井浩文)と、真面目な営業マンの弟(窪田正孝)。印刷工場を切り盛りする真面目な姉(江上敬子)とグラビアモデルなど芸能活動もしている妹(筧美和子)。お互いがお互いを疎ましく思い、相手がいい思いをすると複雑な気持ちになり、しかも恋愛事情までフクザツに絡んで…そう、姉は弟が好きだったのに、弟と妹が付き合い始め、しかし枕営業で行ったラブホで兄に遭遇…それぞれのフラストレーションが頂点に達した時、兄と姉が死にそうになる。ほぼ同じタイミングで救急車にのせられ、同じ病院に担ぎ込まれ… 大嫌いなハズだったのに、彼女に兄をけなされるとつい庇ってしまう弟の窪田くんにきゅんきゅんしましたそして、女好きなのに、デブ専の熟女好きな兄、新井さん…細かい場面だけど、出所祝いに弟を無理やり連れて行ったキャバクラで、体格のいい熟女キャラのキャバ嬢の胸元に手を突っ込んで、揉みしだいているのに、キャバ嬢がつまらなそーな顔している場面が、めっちゃツボ。命の危険を経て、きょうだい仲も少し変化したか…というと… ま、そんなもんですよね。でも、何かが進歩している…

続きを読む

手形移動

日比谷に東京ミッドタウンができ、その工事のため、シャンテ前も様変わりした。東宝のおひざ元ということで、ゴジラ像や、著名人の手形のあったシャンテ噴水前広場。このたび、その手形が日比谷駅からシャンテB2Fへの地下通路の壁面にお目見えすることとなった。日比谷駅から、シャンテまで濡れずに行けることもすごく嬉しいが、豪華な壁面も嬉しい。 詳細は写真帳の方にアップするとして、とりあえず、いつもグーなのに、手形があったんだと、今ごろ驚いたドラえもんを載せておきます。これを機に、また、スターの手形をたくさん採取してくれると嬉しいな~

続きを読む