2017年の大空祐飛/ゆうひ
2017年は、1992年に初舞台を踏んだゆうひさんにとって25周年という節目の年。というわけで、仕事始めは、同期の瀬奈じゅんさんとのトークショーから。音楽学校時代のあれやこれや、そして、二人ともにとって思い出のショーとなった「Apasionado!!」の主題歌を二人で披露してくれた。同期で仲も良かった二人だったが、トップと微妙な立場の3番手として同じ組にいる…ということの難しさもあり、現役時代最後の方は、かつての蜜月感は感じられなくなっていたが、退団して長い時間が経ち、あらためてこのトークショーのために一緒にカラオケに行ったりして、Just a Friendに戻れたのかな…なんて感じた。
前年から続いている「磁場」のツアー公演。椿という役は、二次創作をしてしまいたくなるほど、ミステリアスで、セクシーで、可哀想で、でも滑稽な役だった。
このツアーが続いている間に、正確には、名古屋公演と千秋楽の藤沢公演の間に、「エリザベート20周年記念ガラコンサート」の最終日2公演だけの出演もあり。この日のためにちゃんと歌の練習もしていたのね…というか、本人比でもこの日の唄の調子は良くて一安心。昼の部では、瀬奈シシィと「僕はママの鏡だから」を歌い、夜の部では、彩輝トートと「闇が広がる」を歌い、4人もルドルフ役がいるのに、なんだかとっても美味しいところを頂いてしまい、居心地が悪くも嬉しかった。一日だけの出演ということで、配慮していただいたのだろう。しかし、それがDVDになってしまう辺り、すでに土下座レベル…(思えば…