次回宙組大劇場公演出演者発表!

次回宙組大劇場公演「宙は赤い河のほとり/シトラスの風-Sunrise-」の出演者が決定したようです。 (宙組)寿 つかさ、美風 舞良、純矢 ちとせ、花音 舞、澄輝 さやと、綾瀬 あきな、真風 涼帆、凛城 きら、松風 輝、愛月 ひかる、芹香 斗亜、星吹 彩翔、愛白 もあ、蒼羽 りく、結乃 かなり、風馬 翔、美月 悠、花咲 あいり、桜音 れい、星月 梨旺、愛咲 まりあ、春瀬 央季、桜木 みなと、実羚 淳、朝央 れん、七生 眞希、和希 そら、瀬戸花 まり、秋音 光、里咲 しぐれ、秋奈 るい、花菱 りず、水香 依千、朝日奈 蒼、留依 蒔世、遥羽 らら、小春乃 さよ、穂稀 せり、瑠風 輝、潤奈 すばる、風輝 駿、華妃 まいあ、希峰 かなた、若翔 りつ、澄風 なぎ、天瀬 はつひ、天彩 峰里(※)、優希 しおん、星風 まどか、はる香 心、愛海 ひかる、琥南 まこと、雪乃 かさり、舞華 みりあ、真名瀬 みら、鷹翔 千空、惟吹 優羽、雪輝 れんや、湖々 さくら、水音 志保、花城 さあや、鷺世 燿、花宮 沙羅、湖風 珀、風色 日向、春乃 さくら、凰海 るの、陽雪 アリス、夢風 咲也花、輝 ゆう、夢白 あや、碧咲 伊織、栞菜 ひまり、彩妃 花、有愛 きい、亜音 有星、なつ 颯都、琉稀 みうさ(専科) 星条 海斗 ※天彩峰里は2017年12月25日付で宙組へ組替えとなります。 新生宙組のお披露目公演には、専科のマギーさんもご出演ですか。たしかに、コスチュームものは似合うし、長身だから宙組への特出はピッタリかもしれない…

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劇団メリーゴーランド「Tri‐anGle」観劇

ミュージカル・プレイ「Tri‐anGle(トライアングル)」 脚本・演出:平野華子、俵ゆり作曲:内海治夫 劇団メリーゴーランド史上初めての男子3人芝居。しかも、大人メリゴである。(大人メリゴとは、小学生でも楽しめる劇団メリーゴーランド本公演と違って、一応オトナしか分からないネタも含んだドラマという定義だろうと思う。媚薬とか出てくるみたいな…。)男三人の三角関係と、勝手に妄想して神楽坂を訪れたが、一筋縄ではいかないのが、大人メリゴなのだった。 ここ神楽坂TheGLEEは、演劇空間というよりは、ライブホール。なので、使われないピアノが舞台にデーンと置かれたままになっている。(このピアノは、舞台装置的に使うことは構わないようだ。上着を置いたり、寄りかかったりする程度は。)出ハケの動線も、客席センター通路のみ。当然、ワンシチュエーションの作品しか作れない。で、これは私の私見だが、制約があればあるほど、平野さんの脚本は冴えわたるような気がする。そして、脚本の平野さん、実は、華波蒼として、主演もしている。過去のメリゴ公演では、自分が演じるゆえに、カッコよすぎるヒーローを書くのはちょっと…みたいな照れがあったのではないかな。でも、今回は、男子3人芝居なので、出演しない主宰の俵ゆりさんが、脚本の補筆をしている。 ということは、世紀の二枚目、華波蒼が見られる なーんてことはなく、いつも以上の悲劇が、スタア(華波さんの愛称)の上に降りかかってくるのだった。さすが、主宰 さて、タイトル、「トライアングル」と…

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チケット転売防止に対するチケット会社の新サービスについての検証

今年、チケット転売に対して、アーティスト側から意見広告が出た。主催者側も対応を頑張っている状況が各地で見られる。その流れで、チケット販売サービス会社もまた、正規ルートでのサービスを拡充する動きが出てきた。私が主に利用している「チケットぴあ」でも、“リセール”というサービスが始まっている。この“リセール”は、購入したチケットの日時に行けなくなった場合に、そのチケットをもう一度販売の枠に戻してもらうというもので、リセールが成立したら、チケット代金全額ではなく、リセール手数料のみを支払えばよい、というもの。ただし、リセールが成立しなかったら、そのチケットは購入することになる。「転売」ではなく、「販売者による条件付き買い戻し」というイメージかな。 私の場合、チケットを買ったら、手帳に印をつけ、それ以降に入る予定をブロックする方針ではある。しかし、どうしても外せない宴会の予定が入った場合or大空ゆうひさんがとんでもないスケジュールをぶっ込んで来た場合は、調整の必要が生じてしまう。(ゆうひさんのお仕事が決まるタイミングは、私の観劇予定上、やや遅めなのです。)←責めてません毎年12月1月は、この「宴会」の発生が多い。しかも、宴会というやつは、だいたい1~2ヶ月前に決まる。そんなの観劇予定は既にぱっつぱつなのに…。(部の忘年会だけは、1年前に決まっていたのでセーフでした!しかし、こちらは、後から死ぬほど行きたいイベントが出てきて泣いた…) というわけで、12月に2件の「行けない公演」が発生したため、“リセール…

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2017年の大空祐飛/ゆうひ

2017年は、1992年に初舞台を踏んだゆうひさんにとって25周年という節目の年。というわけで、仕事始めは、同期の瀬奈じゅんさんとのトークショーから。音楽学校時代のあれやこれや、そして、二人ともにとって思い出のショーとなった「Apasionado!!」の主題歌を二人で披露してくれた。同期で仲も良かった二人だったが、トップと微妙な立場の3番手として同じ組にいる…ということの難しさもあり、現役時代最後の方は、かつての蜜月感は感じられなくなっていたが、退団して長い時間が経ち、あらためてこのトークショーのために一緒にカラオケに行ったりして、Just a Friendに戻れたのかな…なんて感じた。 前年から続いている「磁場」のツアー公演。椿という役は、二次創作をしてしまいたくなるほど、ミステリアスで、セクシーで、可哀想で、でも滑稽な役だった。 このツアーが続いている間に、正確には、名古屋公演と千秋楽の藤沢公演の間に、「エリザベート20周年記念ガラコンサート」の最終日2公演だけの出演もあり。この日のためにちゃんと歌の練習もしていたのね…というか、本人比でもこの日の唄の調子は良くて一安心。昼の部では、瀬奈シシィと「僕はママの鏡だから」を歌い、夜の部では、彩輝トートと「闇が広がる」を歌い、4人もルドルフ役がいるのに、なんだかとっても美味しいところを頂いてしまい、居心地が悪くも嬉しかった。一日だけの出演ということで、配慮していただいたのだろう。しかし、それがDVDになってしまう辺り、すでに土下座レベル…(思えば…

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再演の「HEADS UP!」

「HEADS UP!」が2年ぶりに帰ってきたというわけで、さっそく、KAATを訪れ、初日から観劇した。 再演なので、だいたいの流れは憶えていたし、わりと冷静に観ることができた。で、脳内がクリアになって気づいたことを、あれこれ書いてみたい。 音楽的に相当高度なことをやっている。何重唱なんだこれ、みたいなシーンがたくさんある。三重唱、四重唱って、オペラやミュージカルでもよくやっているけど、あれって音は綺麗だけど、それぞれがそれぞれの歌詞を歌っていると全然何言ってるかわからない。進行形の人々の感情がちゃんと聞けないって、すごくもったいない。でも、この「HEADS UP!」の重唱は、その時点までに既出の楽曲を重唱に使用しているので、歌詞(というか、言っている内容)がわかっているからストレスがない。そういう「すごいところ」にあらためて気づく。このミュージカルを作ったラサール石井さんが、もともとミュージカルファンだったから、こういう、観客視点の気づきがあるんだろうな、と思った。新しい出演者のみなさん。まずバイトの佐野役、池田純矢。前回の入野自由くんのキャラとは全然違っていて、その違いが面白かった。すごく人懐っこい池田くんの佐野も可愛いなぁ。ダンスもかっこいいし、アクションも決まるし、そして、すっかり如月社のメンバーに飼いならされた感が、可愛くてたまらないそんな、如月社のメンバー、九条役のオレノグラフィティー。日によって髪の色が違った!(私が観た中では16日夜公演が黒髪)如月社3人の中ではキュウさん(橋本じ…

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キャラメルボックス「ティアーズライン」応援してます!

劇団キャラメルボックス「ティアーズライン」初日を観劇した。 これ、公演中は感想書くのは難しい。ま、そもそも公演中に感想書ける状況じゃないけど。(ただいま1.5ヶ月分の感想がたまっています) でも、久々の成井さんオリジナル作品だし、初日を観ての感動がハンパなかったし、それに、公演終了後、撮影OKタイムもあったりしたので、これは、宣伝しなきゃ~と、勝手に使命感感じて(キャラメルさんは、同じソネブロ仲間でもありますしね)、撮影写真を一挙公開しつつの大宣伝です。                                  前半はプロローグのダンスシーン。そして、後半は、次回作「夏への扉」についてのミニコントでした。(微妙にご贔屓の多田さんと西川さん多めになっています。) 「夏への扉」の時は、演劇についてすごくすごく考えたな~。あの作品を純粋に楽しめるほどに、まだ色々なものが戻ってきているわけじゃないけど、震災の記憶が残っている今だからこそ、再演する意味もまたあると思う。 でもその前に「ティアーズライン」は、絶対に観ておくべきですよっ

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「欲望という名の電車」観劇

「欲望という名の電車」 作:テネシー・ウィリアムズ翻訳:小田島恒志演出:フィリップ・ブリーン美術:マックス・ジョーンズ 照明:勝柴次朗音響:長野朋美衣裳:黒須はな子ヘアメイク:佐藤裕子美術助手:ルース・ホール、原田愛演出助手:渡邉さつき通訳:時田曜子舞台監督:幸光順平 「欲望という名の電車」、過去に篠井英介主演作品(鈴木勝秀演出)のものを2度観ているが、女優主演で観るのは初めて。今回の舞台は、ブランチ・デュボワに大竹しのぶ、スタンリー・コワルスキーに北村一輝、その妻でブランチの妹・ステラに鈴木杏、ブランチに恋をするミッチに藤岡正明という配役。 舞台はアメリカ南部のニューオーリンズ。日本語のタイトルは「欲望という名の電車」だが、原題は、“A Streetcar Named Desire”。Streetcar=路面電車である。Desire Streetは、実際に存在する横丁の名前で、そこを通る路面電車なので、Desireという名前が付けられている。大昔、ニューオーリンズに行った時、Streetcarの写真、撮ったな~ ニューオーリンズのその界隈の横丁は、貧しい白人たちが住んでいるところのようで、そこにやってきたのが、いささか場違いな貴婦人然とした女性、ブランチ・デュボア(大竹しのぶ)。妹のステラ(鈴木杏)に会いに来たという。ステラは、長屋のような家に夫のコワルスキー(北村一輝)と暮らしていて、多少乱暴だが、自分を強く愛してくれるコワルスキーにメロメロだが、かつて南部の富豪だったことを忘れられ…

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礼真琴DS追加公演!

礼 真琴 ディナーショー(追) 2017/12/14 ※宝塚ホテルにおきまして、追加開催が決定いたしました。 <タイトル> 『MOMENT』 <構成・演出> 中村 一徳 <出演者> (星組)礼 真琴 音咲 いつき、夕渚 りょう、遥斗 勇帆、二條 華 <宝塚ホテル> ※追加開催が決定いたしました。 【追加公演】 <日時> 2018年2月13日(火) ランチ 12:30~13:45/ショー 13:45~14:45            2018年2月14日(水) ランチ 12:30~13:45/ショー 13:45~14:45                       ディナー18:30~19:45/ショー 19:45~20:45 DSは、通常、2日間のディナーで予約を行い、希望が多い場合は、2日目のランチショーを追加するものだ。それが、3公演追加って…これは前代未聞の話だ。 それだけ礼真琴への期待が大きいわけだし、3日間5回のDSをやってもビクともしない実力者でもあるということだろう。 ま、ある意味こうなることはわかっていた気もするが、前代未聞の追加をしても、会場はあくまでも2番手以下の会場にするんだな~と、劇団の拘りがよくわからない今回の発表でした。

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「うたかたの恋」配役決定!

来年2月、中日劇場で上演される星組「うたかたの恋」の主な配役が決定した。一応、私の記憶による解説も入れさせていただいています。かなりポンコツ脳なので、間違いとかありましたら、ご指摘ください。 ルドルフ(オーストリア帝国の皇太子。フランツ・ヨーゼフ2世とエリザベートの息子)… 紅 ゆずる マリー・ヴェッツェラ(男爵令嬢。ルドルフの恋人になる)… 綺咲 愛里~*~*~*~フリードリヒ公爵(官房長官。ルドルフを廃して自分の甥を皇位につけようとしている)… 凪七 瑠海 エリザベート皇后(ルドルフの母)… 万里 柚美 ジャン・サルヴァドル大公(ルドルフのいとこ。自由主義者)… 七海 ひろき ブラッドフィッシュ(平民。ルドルフの馭者。ルドルフに対等な口をきく)… 如月 蓮 ミリー(平民。ジャンの恋人)… 音波 みのり ゼップス(ジャーナリスト。「エリザベート」のツェップスに相当)… 大輝 真琴 ヴェッツェラ男爵夫人(マリーの母)… 紫月 音寧 マリンカ(ボヘミアの歌姫。ルドルフを気の毒とか言っちゃう)… 夢妃 杏瑠 ヨゼフ皇帝(オーストリア皇帝、フランツ・ヨーゼフ2世のこと。ルドルフの父)… 十碧 れいや モーリス大尉(ルドルフの副官)… 漣 レイラ ロシェック(ルドルフの従僕。かなりの高齢)… ひろ香 祐 クライス(たぶんルドルフの部下)… 紫藤 りゅう ハンス(たぶんルドルフの部下)… 拓斗 れい エミール(フリードリヒのスパイ)… 桃堂 純 ツェヴェッカ伯爵夫人(ルドルフの愛人。実はフリードリヒのスパ…

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宝塚歌劇月組全国ツアー公演「鳳凰伝」他観劇

グランド・ロマンス「鳳凰伝―カラフとトゥーランドット―」 脚本・演出:木村信司作曲・編曲:甲斐正人振付:羽山紀代美、竹邑類、百花沙里ファイティング・コーディネーター:渥美博装置:稲生英介衣装:有村淳照明:嶋田友紀子音響:加門清邦小道具:松木久尚歌唱指導:山口正義所作指導:袁英明演出補:鈴木圭舞台進行:日笠山秀観 和央ようか&花總まりで上演された時、けっこうドン引きした記憶があるのだが、今回は、それほどのドン引きではなかったかも。まあ、あんまり宝塚でやるべき作品とは思わないけど 最初にまず、この点については言及しておきたい。プッチーニのオペラ「トゥーランドット」は、19世紀から20世紀初頭のヨーロッパ人の世界観がバックボーンにある。アジア=野蛮みたいな…。とはいえ、「誰も寝てはならぬ」など素晴らしい音楽のせいか、上演禁止になることなく、今日を迎えている。別に、わざわざ、このストーリーで、新たな楽曲を作って21世紀に上演する意味は、どこにもない。特に、日本で。だって、アジア人なら、わかるはずだ。中国に「トゥーランドット」なんていう名前の姫がいることのおかしさ。(漢字でどう書くんだよ)姫が他国の王子を死刑に出来るおかしさ。(理不尽な皇帝ならともかく。また、中国にも悪女列伝っていうのはあるが、すべて、皇帝の妃であり、娘ということはない。皇帝の娘には、権限がないし、皇帝を動かす力もない。)ラストでカラフが中国皇帝となるおかしさ。(女婿の立場で大中国皇帝になれるわけないじゃん)プッチーニのオペラをそのま…

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