カムカムミニキーナ「ダイナリィ」観劇
「ダイナリィ」
作・演出:松村武美術:中根聡子音楽:土屋玲子照明:林之弘(六工房)照明操作:小野寺純子、高橋翔太郎音響:山下菜美子(mintAvenue inc.)、中島有城衣裳:勅使河原恵美振付:山口加菜舞台監督:原田譲二、小川信濃(カフンタ)舞台監督助手:有賀史春演出助手:芹井祐文演出補:藤條学大道具製作:C-COM、後藤皓久小道具協力:高津装飾美術、天野雄大油揚げ提供:高橋商店運搬:加藤運輸、流石享江
カムカムミニキーナの公演は、たぶんこれが初めて。山崎樹範主演ということで、久しぶりの座・高円寺にやってきた。
さて、このマーク、ご存じですか
「>」
たとえば、「A>B」を日本語で、どう読むか。大昔、算数の授業でやった気がしませんか
「AだいなりB」と読むんですよね。
ということで、今回の芝居のタイトルは、「ダイナリィ」。しかも、「>」←このマーク、キツネの顔にも見える、ということで、狐憑きや稲荷神社が登場する。そして、登場人物の名前が…葛葉、安倍保名、安倍晴明(安倍晴明とその両親)安倍マリア(アベマリア)蘆屋道満(安倍晴明のライバル)前島密(1円切手の人。郵便・切手・葉書の命名者)など、著名人も登場する。なんで前島だけ明治の人と思うが、前島以外は劇中劇の登場人物で、前島(亀岡孝洋)は、蘆屋道満を演じる。そして、安倍晴明や蘆屋道満は、我々の知っている「あの人たち」ではなく、あくまでも「ダイナリィ」の中の登場人物の名前ということになっている。
記憶喪失で発見された少女、安倍マリア…