「円生と志ん生」の音楽

「円生と志ん生」、ラサール石井さんと大森博史さんのトークショーを聞いた時、この舞台では、音楽の宇野誠一郎さんが初演当時(2005年)もうご高齢(2011年逝去)だったので、あまりご負担をかけないように、過去作品のナンバーや、リチャード・ロジャースの曲を使っていた、という話が出てきて、(実はプログラムにも書いてあったのに)あらーと驚いた。で、翌日の公演、どの曲がロジャースの曲かな~と聞き耳を立ててみると、置屋さんのシーンの終わりに歌われる曲と、喫茶コロンバンの終わりに歌われる曲、そして、円生と志ん生が互いのことを思い出していた、と歌う場面の曲がそれっぽい気がする。 正解を求めてネットを彷徨っていると、置屋さんのシーンの終わり、ソ連軍の来襲を受けて二人が逃亡するところの曲名がわかった。「Where or When」うそ…それ、ゆうひさん、ショーで歌ってるやん… 気づかなかった、自分に喝 (「With a Song in my Heart」の東京公演、きりやん⇒ゆうひさん⇒ケロさんの順に歌い継ぐ曲が、「Where or When」でした) ま、15年ですもんね… (ちなみに、コロンバンの終わりに歌われている曲は、「Bewitched」。これは、パレードでわたるさんが歌っています。こちらは、販売ビデオで確認できます。)

続きを読む