青井陽治さん…

訃報を聞き、愕然としている。 私にとって「青井陽治」とは、遠い遠い憧れだった。田舎の中学生だった私は、ラジオのパックイン・ミュージックから聞こえてくる野沢那智の「アオイヨージが…」という言葉にワクワクして、それが、ミュージカルっていう世界が、具体的に私の前に広がった最初だった気がする。 「第2章」の時、青井さんの直前の席に座ったことがあったけど、シャイだったから、とても言葉なんてかけられなくて。 ゆうひさんの「天守物語」で薄をやってくださったこと、本当に嬉しかった。それから、ゆうひさんの公演は必ず観て下さって。そして、「ラヴ・レターズ」に2回も呼んでくださって、素敵な言葉を書いてくださったこと、本当に忘れられない。 もう、天国で、野沢さんに再会していますか。 そちらの世界は、最高の演出家がいっぱいいて、まだまだ行かなくてもよかったのに…と、地上でグチグチ思ってしまっています。

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