東京宝塚劇場雪組新人公演(幕末太陽傳)超ミニ感想

雪組東京新人公演「幕末太陽傳」を観劇した。 新人公演担当は、栗田優香先生。初めて、担当の新公を観る気がする。 いつもは、サクサクと観劇し、サクサクと感想をアップするのに…いやー、なんというんでしょうか…スピード感についていけない…(寄る年波…)そもそも、本公演がチケ難であまり観られないので、本役が誰の新公が誰みたいな部分を把握しきれず…それゆえに、ますます新人がわからず…本当にただぼーっと観ているだけになってしもうた… そんな中、もう、一言言えるとしたら、永久輝せあ、すげぇということだけです。 もちろん、演技も度胸満点だし、心の感じられる永久輝らしい佐平次だと思ったのですが、永久輝だけの特長だなーといつも思うのは、終演後のご挨拶。気持の伝わる心のこもった挨拶は、毎回すごいと思っている。もちろん、どの組のどの生徒も、心のこもった挨拶をしていると思う。あの瞬間、感謝以外の気持ちを持って舞台に立つ人間はいないだろうし。でも、「心がこもってるなぁ」だけでなく、稽古中の気持ちや、終演後の今の気持ちや、これからへの気持ちを、ちゃんと言葉で伝え、それを客席の一人一人に届ける力のある生徒は、ちょっとほかに見当たらない。(トップさんの初日・千秋楽・貸切・ツアーの挨拶は、営業面が強くなるので、気持ちを伝えるというよりは、如才ないことが大事なので、ちょっと違う側面があるし、小劇場の主演さんは、感無量の気持ちが伝わればそれでいいものなので、こういう技量は、新公の主演者に特有のスキルだとは思うけれども。) このま…

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