垂井町竹中半兵衛の町

今年のGWは、宝塚ファン仲間と共に、様々な「ゆかりの地」を訪ねる旅に出た。まず初日は、星組公演「燃ゆる風」の主人公、竹中半兵衛重治の城、菩提山城を訪れることに。 岐阜県、関ヶ原駅のひとつ先、「垂井」で電車を降りると… 半兵衛氏の銅像がお出迎え。駅前の垂井町観光協会では、半兵衛グッズも販売されていた。レンタサイクルもあるし、この地を訪れた主演コンビの記念写真も飾られていて、お得な気分。ファンの方は、もし訪れる機会があったら、この観光協会と菁莪記念館はぜひ行ってみてほしいと思う。 子どもの日直前ということで、町内を流れる相川沿いに鯉のぼりがたくさん泳いでいた。なんかGWだなぁ~と、ほっこり。 こちらは、五明稲荷神社の「松寿丸お手植えの銀杏」。『軍師・官兵衛』でおなじみの黒田官兵衛が、荒木村重の反乱によって幽閉された際、一子、松寿丸は、官兵衛の裏切りを疑った織田信長によって殺されるはずだった。しかし、官兵衛に限って裏切るはずはないと信じていた竹中半兵衛が、彼を匿った。ここは、松寿丸がかくまわれていた場所。官兵衛が救出され、無実が分かった後、晴れて官兵衛のもとに帰る時に、松寿丸が植えた銀杏の木が、ここにあったとのこと。残念ながら、木が弱ってきたため1年ほど前に切除することとなったそうだが、ご覧のように、若芽が育ってきている。松寿丸は、後の福岡藩主・黒田長政。半兵衛がいなければ、歴史は大きく変わっていただろうな。 竹中陣屋に置かれている看板。竹中陣屋とは、関ヶ原の合戦時に、半兵衛の…

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