宝塚歌劇月組東京特別公演「瑠璃色の刻」観劇

ミュージカル「瑠璃色の刻」 作・演出:原田諒作曲・編曲:玉麻尚一振付:麻咲梨乃、良知真次装置:松井るみ衣装:有村淳照明:勝柴次朗音響:大坪正仁小道具:市川ふみ歌唱指導:山口正義演出助手:谷貴矢舞台進行:阪田健嗣 ドラマシティもACTも日程が合わないまま過ぎてしまいそうだったので、決まっていた予定をやりくりして行ってきました。まずは、みやちゃん、単独初主演、おめでとうございます今回の公演、私の中では、「月組2番手となった美弥るりかの単独DC公演」という部分がとても大きくて、少々話がアレだったとしても、ご祝儀で流せる自信は最初からありましたそしたら、思いのほか面白くて、あら、これはいいんじゃないの?と思っていたら、あまりに超うっすーいラストシーンで、さすが原田先生(笑)となりました。まあ、でも、ご祝儀だから、あんまり文句は言わない。(少しは言うかもしれない)オリジナル作品の初演の場合は、自分の中の備忘として、あらすじを丁寧に書いておくのだが、原田先生の場合、それができない。なぜなら、思い出せない部分が多いからだ。人間の記憶力には限界がある。そこを埋めるのが、登場人物の感情の流れ…なのだが、なんせ原田作品は、原田先生の都合で登場人物が動くので、あれ、あの後、なんでこうなったんだっけ?となる。一度しか観ていないと、さらにその「?」は深まる。なので、今回は、あらすじを書く自信がない。とりあえず、時は18世紀。フランス革命前夜の時代。シモン(美弥るりか)とジャック(月城かなと)という二人の旅役者が金目のも…

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2017年公演ラインアップ(専科/月組)

今年最後のラインアップ…かな まず、予定になかった専科公演の発表。 2017年 公演ラインアップ【宝塚バウホール】 2017/05/19 2017年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚バウホール】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。    専科公演 主演・・・轟 悠 宝塚バウホール:2017年11月13日(月)~11月25日(土) ※当初発表の公演スケジュールから変更(公演を追加)して上演いたします。 ミュージカル 『神家(こうや)の七人(しちにん)』 作・演出/齋藤 吉正 齋藤先生のオリジナル・ミュージカル・コメディのようです。タイトルはもちろん、名作映画「荒野の七人」から来ているのでしょう。専科入りからずーっと出演がなくて気になっているかちゃは、ここに出てくれるかな 2017年 公演ラインアップ【全国ツアー】 2017/05/19 2017年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【全国ツアー】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。    月組公演 主演・・・珠城 りょう、愛希 れいか 全国ツアー:2017年11月17日(金)~12月10日(日) グランド・ロマンス 『鳳凰伝』-カラフとトゥーランドット- 脚本・演出/木村 信司  ショー・ファンタジー 『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』 作・演出/中村 暁 以前の全国ツアー公演で「激情」を演じたトップコンビ。劇団はちゃぴにお花さまのイメージを重ねているの…

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雪組振り分け発表

現在上演中の大劇場公演終了後の雪組の振り分けが発表された。 まず、新トップコンビのプレお披露目全国ツアー「琥珀色の雨にぬれて/“D”ramatic S!」の出演者。 (雪組) 梨花 ますみ、奏乃 はると、早花 まこ、望海 風斗、沙月 愛奈、千風 カレン、透真 かずき、彩凪 翔、真那 春人、煌羽 レオ、杏野 このみ、桜路 薫、天月 翼、白峰 ゆり、橘 幸、妃華 ゆきの、華蓮 エミリ、真彩 希帆、星南 のぞみ、鳳華 はるな、夢乃花 舞、陽向 春輝、桜良 花嵐、羽織 夕夏、星加 梨杏、汐聖 風美、日和 春磨、美華 もなみ、朝澄 希、麻斗 海伶、真友月 れあ、一禾 あお、琥白 れいら、愛羽 あやね、莉奈 くるみ ルイ役は彩凪翔が演じるのだろうが、クロードの親友、ミシェルは誰が演じるのかな楽しみな役がいっぱいあって、妄想が広がる。続いて、彩風咲奈主演のDC公演「CAPTAIN NEMO」の出演者は… (雪組)舞咲 りん、笙乃 茅桜、彩風 咲奈、久城 あす、朝美 絢、愛 すみれ、真地 佑果、永久輝 せあ、沙羅 アンナ、叶 ゆうり、諏訪 さき、野々花 ひまり、彩 みちる、桜庭 舞、眞ノ宮 るい、ゆめ 真音、縣 千、琴羽 りり、望月 篤乃、彩海 せら、潤 花、涼花 美雨、稀羽 りんと、花束 ゆめ、天咲 礼愛、大河 そあ、壮海 はるま(専科)汝鳥 伶、華形 ひかる こちらは、専科生2名の応援あり、ですね。ヒロインは、みちるちゃんでしょうかね。組替え後のあーさの役も気になります。

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東京宝塚劇場前のギャラリーについて

東京宝塚劇場前での出演者の写真・動画撮影について 2017/05/17 現在、東京宝塚劇場入場口前において、道路工事のため、工事規制帯が設けられ、歩道が狭くなっております。 つきましては歩道を通行される方のご迷惑となるため、出演者の楽屋入り、楽屋出の際、工事規制帯付近での写真・動画撮影をご遠慮いただきますよう、ご協力をお願いいたします。 何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 なにやら、突然、「撮影禁止」という言葉がツイッター上を飛び交っていて、何が起きたのかと、思った。たまにギャラリーをして、たまに個人で楽しむための写メを撮ったりしている身としては、これからどうなるんだろう…と。そして、HPに劇団からの公式メッセージが載った。どうやら、劇場前が狭くなっているので、その付近での撮影を抑制する、ということのようですね。通常の幅であっても、生徒さん、FCのガード、そしてギャラリーで大混雑の劇場前、工事中で狭くなっているなら、既に危険な状態なのかもしれない。工事期間がどれくらい続くかわからないけど、しばらく、ギャラリーはお休みしようと思います。 

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宗像大社

さて、今回の博多座公演の旅、当初は、日・月の二日間で城めぐりをして、最終日の火曜日に博多座を観る予定にしていた。それが、博多座チケットの関係で、日曜日に観劇することになったため、最終日はどうしようかねー、お茶でもして過ごすなんて言っていた。そしたら、日曜日に、一緒に観劇した友人が、「宗像大社にでも行く」と案を出してくれ、その夜の珠城さんのお茶会でも、福岡で行ったところはという質問に、「宗像大社に行きました」というお答えがあり、急に、宗像大社に行きたいということになった。(我ながらゲンキン) 天神から急行バスがあるということで、朝、早めに集合、行って来ました 立派な鳥居 心字池。鯉にエサをやることができるのですが…すごい…大丈夫か… 拝殿から本殿を臨む。なにやら儀式が行われていました。雅楽付でした。 こちらが、神木・相生の樫。別々に生えた樫の枝が上の方でひとつに絡まっていることから、連理の枝的な意味でご神木とされているようです。 こちらが、宗像大社が祀っている三女神降臨の地、高宮祭場。とても神聖な雰囲気の場所でした。ちなみに、この宗像大社のある地域は、正確には、辺津宮(へつぐう)と呼ばれ、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)を祀っている。そして、沖津宮(おきつぐう・沖ノ島)の田心姫神(たごりひめのかみ)、中津宮(なかつぐう・大島)の湍津姫神(たぎつひめのかみ)をそれぞれ第二宮(ていにぐう)・第三宮(ていさんぐう)に祀り、この辺津宮地域で三女神にお参りができるよういなって…

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人吉城

博多座公演の休演日に、人吉に行って来ましたって書くと、なにやら、轟理事の大ファンっぽいですね、私。 えー、人吉城に行ってまいりましたあ、これじゃないです。これは、駅前のからくり時計です。 人吉城は、JR人吉駅から徒歩で約20分のところにあります。…とはいえ、とても日差しの強い一日だったので、ほんとに20分で着くのか…と疑心暗鬼になったりも。 ほんとにあるのかと不安になったあたりで、ようやくそれらしき石垣を発見こちらは、再建した多門櫓になります。 中に入り、まず、人吉城歴史館にてスタンプをゲット。(忘れないように、いつも先にスタンプをいただいています。) そして、スタッフの方に教えていただいて、人吉城址を散策してきました。目の前のうぐいす谷に城の遺構があります。 この人吉城は、中世から明治まで、ずっと相良氏の居城となっており、鎌倉時代から35代に渡ってここに住み続けていたとのこと。なかなか例のないことだと思います。 実は、人吉城=武者返しという事前インプットしかなくて、石垣がある程度だろう的な勝手な想像をして現地に向かったのでした。滞在予定時間1時間(往復含む)みたいな感じで。しかし、実際には、各曲輪が(建物はないが)完璧に残っていて、見どころは多いし、平山城といっても、かなり高低差がある。結局、予定の時間では間に合わず、2時間ほどかけて制覇してきました。 もう、階段がきついんですよね(笑)その分、二の丸まで登った時の景色は、感動以外のなにものでもありませんでした。 そして、最後に…

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那賀川・博多湾クルーズ

初めて福岡の地に足を踏み入れたのが2000年。博多座の「LUNA/BLUE MOON BLUE」公演の時だった。その時からずっと、何度も那賀川(福岡地区と博多地区の間にある川)を渡ってきたし、そこでクルーズをやっていることは知っていたのだが、乗ったことはなかった。今回、15時半公演を観劇するというのに、11時前には福岡空港に到着してしまったので、さて、どう過ごそうかな…と、思っていたところで、なにやら呼び込みを見かけ、乗ってみることにした。 日差しの強い日だったが、川風が心地よい。 まずは、であい橋をくぐって、キャナルシティ方面へ。ここ、正式名称は、「福博であい橋」なのだそうです。この橋で、福岡(城下町)と博多(商人のまち)が出合うということなんですね。 振り返って、であい橋をもう一度撮影。エクセルホテルは、橋を渡った先にあります。 お昼時だったせいか、たまたま空いていて、のんびりと乗れました。クルーズが終わって戻ってきたら、たくさんのお客さんが待っていたので、かなりラッキーだったみたい… キャナルシティあたりまで、まず進みます。川端の繁華街、屋台の並ぶ辺り、反対側の水炊きを提供するお店などを教えてもらいました。次に来る時は参考にしたいです。キャナルシティとの位置や距離関係も、こうやってクルーズすることで、ハッキリと理解できました。キャナルシティのところでUターンをして、今度は博多湾の方へ進みます。 福岡ポートタワー。博多湾を航行する船舶の水先案内をする一方、上部の…

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文芸喫茶シリーズ「それから」観劇

文劇喫茶「それから」 原作:夏目漱石脚本:田中洋子演出:山田佳奈(ロ字ック)舞台監督:今泉馨(P.P.P.)舞台美術:岡田志乃照明:川口丞(キングビスケット)音響:鯨井拓実衣装:伊藤摩美ヘア&メイク:Emiy 夏目漱石の、いわゆる「三部作」の真ん中にあたる作品。第一作の「三四郎」では、主人公の三四郎が、美禰子(みねこ)という美しい女性と知り合い、恋心を抱くが、結局、美禰子は、別の男性と結婚する。第二作の「それから」では、主人公の代助が、友人の平岡と、その妻・三千代と再会するところから話が始まる。かつて、代助は三千代を愛し、三千代も代助を憎からず思っていたのに、代助は、平岡の思いを三千代に伝え、二人の橋渡しをしたのだった。それから、数年が経過し、子どもを亡くし、心臓を悪くした三千代と、仕事を辞めて生活が苦しくなった平岡の夫婦関係は破綻していた。代助は、全てを捨てて三千代と新しい人生を進む決意をする…という話。第三作の「門」は、友人の妻である御米(およね)を奪って結婚した宗助の「その後の人生」が描かれる。世捨て人のような宗助が、精神の救いを求める物語、とも言える。という風に、この三作は、別々の登場人物を扱いながら、繋がっているような展開になっていることから、三部作と呼ばれているようだ。 今回の文劇喫茶というシリーズは、今回が第一弾とのことで、今後どのようなシリーズになっていくのか、わからない。が、チラシによると、「夏目漱石×三人の役者という濃密な空間を提供する」というのが、ウリになっているようだ…

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びっくり

所用で、銀行の開店前から待っていた。そういうことは、郵便局とかではよくある。銀行は、考えてみれば、窓口でなければならないということが少ないから、あまりこういう経験はないのかもしれない。 シャッターが開くのを待つ。女性従業員の足が見える。仕方ない。開店と同時だと、お迎えされてしまうのは。ショッピングモールだって、開店直後だと、各店舗で「おはようございます」と最敬礼されてしまうのだから。 しかし、シャッターが私の目の高さに上がった時、どっひゃーと思った。 20人くらいの行員が、私一人をお迎えして、「いらっしゃいませ」と笑顔のご挨拶びびったどうやら、カウンター勤務者だけでなく、裏や奥で働いている人たちも、朝の挨拶だけはやって来るらしく、挨拶が終わったら、続々とカウンターの向こうへ去っていった。 これ、お客さんが一人もいなくても、やるのだろうかどこかに隠れて見ていない限り、それは確かめるすべもないが、とりあえず、他の銀行もこうなのか、気になるところです。

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一段落

年度の決算業務が一段落。疲れた体をヨーガでたっぷりと癒してあげたあと…ひとりで、かんぱい ピータン、おいしい チャーハンと餃子。ヨーガのあとで、こんなに食べたら意味ないような気もしますが、開放感はなにものにも代えがたいので、自分を甘やかしてます

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