今年観た舞台、総ざらい

宝塚歌劇については、毎年総括しているのですが、最近、それ以外の舞台もガンガン観るようになったので、こちらも一年の総括をしてみようと思います。ジャンルをどういう風に分けようか…と思ったのですが、私の中の、コレとコレは同じ枠で評価できないだろ…という線引きで、ジャンル分けしてみました。わかりづらいところがあるかもしれないですが、ご了承ください。(1) ミュージカル作品観劇したのは、次の作品です。2月 オペラ座の怪人(名古屋ミュージカル劇場)4月 グランドホテル(赤坂ACTシアター)5月 1789(帝国劇場)6月 ラディアント・ベイビー(シアター・クリエ)、天使にラヴ・ソングを(帝国劇場)7月 ジャージー・ボーイズ(シアター・クリエ)8月 CHICAGO(国際フォーラムホールC)9月 エリザベート(梅田芸術劇場&中日劇場)10月 スカーレット・ピンパーネル(赤坂ACTシアター&国際フォーラムホールC)11月 マーダー・バラッド(兵庫県芸術文化センター)、ミス・サイゴン(帝国劇場)、八犬伝-東方八犬異聞-(スペースゼロ)全部で12作品。けっこう観ました。この中で、私的に、これはっと、評価したい作品は…「ジャージー・ボーイズ」「スカーレット・ピンパーネル」そして…「マーダー・バラッド」この3本です。その中で、ベスト1を決めるなら、「マーダー・バラッド」を推したいと思います。とにかく、音楽の洪水の中で、溺れる幸せ…これに尽きました(2) 演劇作品(小劇場以上)観劇したのは、次の作品です。2月 二月大歌舞伎(歌…

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2016-12-20

“今日は何の日”【12月20日】東京駅開業(1914=大正3年)。宝塚と同じ年でしたね、そういえば。一緒に100周年を迎えましたっけ。

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2016-12-19

“今日は何の日”【12月19日】山名氏清・満幸らが、足利義満に反乱を起こした「明徳の乱」発生(1391=元中8(南朝)=明徳2年)。(←旧暦。新暦では、1392年1月13日となる。)

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新宿クリスマスツリー

祐飛さんのお茶会的なイベント、「フェスタ」に向かう途中の新宿で。ステキなツリーを見たので、ちょっとおすそ分け。 メリークリスマスあ、フェスタは、とっても楽しかったです。サロペット姿の祐飛さんが超可愛かった~“今日は何の日”【12月18日】上野公園に西郷隆盛像が完成し、除幕式が行われた(1898=明治31年)。像の製作は高村光雲。西郷が大日本帝国憲法発布の大赦により、逆徒の汚名を晴らしたことを記念して製作された。除幕式に招待された西郷夫人によると、あまり本人に似ていないらしい。

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雪組次回大劇場公演出演者

ちぎみゆサヨナラ公演「幕末太陽傳/Dramatic“S”!」の出演者が発表された。出演者一覧(雪組)梨花 ますみ、舞咲 りん、奏乃 はると、早霧 せいな、早花 まこ、鳳翔 大、 望海 風斗、 沙月 愛奈、香綾 しずる、千風 カレン、透真 かずき、彩凪 翔、桃花 ひな、真那 春人、笙乃 茅桜、彩風 咲奈、久城 あす、煌羽 レオ、杏野 このみ、愛 すみれ、星乃 あんり、桜路 薫、天月 翼、白峰 ゆり、咲妃 みゆ、橘 幸、妃華 ゆきの、真地 佑果、蒼井 美樹、華蓮 エミリ、永久輝 せあ、沙羅 アンナ、叶 ゆうり、真彩 希帆、鳳華 はるな、夢乃花 舞、星南 のぞみ、叶海 世奈、彩波 けいと、諏訪 さき、陽向 春輝、野々花 ひまり、彩 みちる、桜良 花嵐、羽織 夕夏、希良々 うみ、星加 梨杏、眞ノ宮 るい、桜庭 舞、ゆめ 真音、汐聖 風美、縣 千、琴羽 りり、日和 春磨、優美 せりな、望月 篤乃、美華 もなみ、朝澄 希、麻斗 海伶、彩海 せら、真友月 れあ、一禾 あお、有栖 妃華、涼花 美雨、琥白 れいら、潤 花、稀羽 りんと         (専科)汝鳥 伶、悠真 倫※真彩 希帆は2017年1月24日付で雪組へ組替えとなります。専科から、汝鳥さん、まりんさんのお二人が出て下さるのは嬉しいですそして、いよいよ、真彩希帆ちゃん、雪組デビューですね。ゆうみちゃんも、前トップさんのサヨナラ公演からの合流だったな~なんて、しみじみ思い出してしまいました。“今日は何の日”【12月17日】後白河上皇の御所に、平清盛が、…

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今年のクリスマスツリー

東京宝塚劇場のクリスマスツリー、毎年紹介しているが、今年は、こんな感じ。雪組の組カラー、緑に、てっぺん含め、あちこちに飾られた「S」の字。力入ってますね。ちょっとわかりづらいかもしれないので、アップにしてみました。ちなみに、昨年のはコレです。  あまりクリスマスと関係ない「源氏物語」だったせいか、オーソドックスなツリーですね。で、その前の年は… いろんな色でキラキラしてますね。公演は夢々しい「PUCK」。というわけで、やはり、ある程度、公演との相関関係がありそうだな…ということがわかった今年のツリーなのでした。“今日は何の日”【12月16日】柴犬が日本の天然記念物に指定される(1936=昭和11年)。文明開化により、洋犬がどっと輸入され、昭和初期になると、日本犬はほとんど飼育されなくなってしまった。これを危惧して、日本犬7種が天然記念物に指定されたとのこと。現在も、そのうち6種は残っていて、特に柴犬は、現存する日本犬の8割を占めているとか。ちなみに、豆柴犬は、柴犬の中でも小さい個体を交配してブリードされたものですが、そんな犬種は存在しないそうなので、ご注意ください。隔世遺伝で大きくなるかもしれないですから。

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「エリザベート」20周年ガラコンDVD発売決定!

「エリザベート TAKARAZUKA 20周年 スペシャル・ガラ・コンサート」DVD発売のご案内 2016/12/09宝塚クリエイティブアーツでは、次の商品の発売を予定しております。 2017年4月18日発売エリザベート TAKARAZUKA 20周年 スペシャル・ガラ・コンサート(DVD)TCAD-518(2枚組)    10,000円(税込)   脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ オリジナル・プロダクション:ウィーン劇場協会 構成・演出・訳詞:小池修一郎 演出:中村一徳 DVD/TCAD-518/梅田芸術劇場メインホール・Bunkamuraオーチャードホール収録日:2016年12月13・17日、2017年1月8・11・20日収録時間:約340分(予定)発売元:株式会社宝塚クリエイティブアーツ※価格はすべて税込み表示です。 ■収録内容■【Disc1】「アニヴァーサリーバージョン」全編映像 <1/20 17:30公演 Bunkamuraオーチャードホール>【特典映像】 「アニヴァーサリーバージョン」ダイジェスト <12/17 17:30公演 梅田芸術劇場メインホール> (主な出演者) 一路真輝、麻路さき、高嶺ふぶき、稔幸、香寿たつき、えまおゆう、姿月あさと、白城あやか、湖月わたる、月影瞳、彩輝なお、安蘭けい、春野寿美礼、朝海ひかる、大空祐飛、瀬奈じゅん、水夏希、大鳥れい、霧矢大夢、紫城るい、白羽ゆり、凰稀かなめ、龍真咲 (※安蘭けい、霧矢大夢は特…

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SS's Way

早霧せいな退団発表を受け、恒例、退団者ヒストリーを書いてみようと思います。また、色々と記載漏れ等あるかもしれません。なにかありましたら、ご指摘いただければ幸いです。2001年 4月、『ベルサイユのばら2001-フェルゼンとマリー・アントワネット編』で初舞台。5月、宙組へ配属。6月、同東京公演に出演。11月、大劇場公演『カステル・ミラージュ/ダンシング・スピリット!』出演。2002年 2月、『カステル・ミラージュ/ダンシング・スピリット!』東京公演。4月、バウホール公演『エイジ・オブ・イノセンス』出演。5月、同公演東上。7月、大劇場公演『鳳凰伝/ザ・ショー・ストッパー』出演。新人公演でカラフの小姓、ゼリム役(本役・初嶺まよ)。9月、同東京公演。12月、シアター・ドラマシティ公演『聖なる星の奇蹟』出演。2003年 1月、『聖なる星の奇蹟』東上公演出演。2月、『傭兵ピエール/満天星大夜總会』出演。5月、同東京公演。8月、博多座公演『鳳凰伝/ザ・ショー・ストッパー』出演。10月、大劇場公演『白昼の稲妻/テンプテーション!』出演。新人公演でサバティエ役(本役・大和悠河)。2004年 1月、『白昼の稲妻/テンプテーション!』東京公演出演。3月、東京特別公演及びシアター・ドラマシティ公演『BOXMAN』出演。デレク役。5月、大劇場公演『ファントム』出演。従者役。新人公演でリシャール役(本役・遼河はるひ)。7月、同東京公演。10月、全国ツアー公演『風と共に去りぬ』出演。フィル役。2005年 1月、大劇場公演『ホテ…

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「Daisy Pulls It Off」観劇

「DAISY PULLS IT OFF」作:デニス・ディーガン演出:倉田淳美術:乘峯雅寛音響:竹下亮(OFFICE my on)照明:阪口美和照明オペレーター:中島俊嗣(SLS)衣裳:竹原典子衣裳スタッフ:砂田悠香理、矢作多真実ヘアメイク:MUUホッケー指導協力:東京ホッケー協会翻訳:河内喜一朗スチール撮影:山口真由子演出助手:宮本紗也加大道具:株式会社俳優座劇場小道具:高津装飾美術株式会社舞台監督:後藤恭徳(ニケステージワークス)海外の優れた戯曲を紹介するThe Other Lifeシリーズでスタートし、いつのまにか、本公演のレパートリーに組み込まれた“デイジー…”が帰って来た。今回は、まさかの「おっさんチーム」と「フレッシュチーム」みたいなWキャストで、さらにプロデュース公演並みの客演者数で、いったいどんなデイジーになるんだろうと思ったら、今までで一番感動的なデイジーだった。劇中、繰り返されるラテン語の「ホネスタ・クアム・マグナ/気高き事は美しき事かな」「ヒンク・スペス・エフルゲット/行く手に希望は輝く」を聞くと、なんかウルウルしてしまう…そんなステキに熱い公演だった。「Daisy Pulls It Off」は、1927年、グレンジウッド女学院という全寮制のお嬢様学校の創立25周年記念の文化祭が舞台になっている。1927年…わかんないですよね。昭和3年です。この年の9月1日に宝塚大劇場で「モン・パリ」初演の幕が開いた-そういう時代です。文化祭のステージという体なので、観劇する我々は、1927年…

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宝塚歌劇宙組特別公演「双頭の鷲」観劇

Musical「双頭の鷲」原作/“L’AIGLE A DEUX TETES”by Jean COCTEAU提供/ジャン・コクトー委員会会長 ピエール・ベルジェ氏著作権代理/(株)フランス著作権事務所原作:ジャン・コクトー脚本・演出:植田景子作曲・編曲:斉藤恒芳振付:大石裕香装置:松井るみ衣装:有村淳照明:佐渡孝治音響:大坪正仁小道具:市川ふみ歌唱指導:山口正義演出助手:谷貴矢衣装補:加藤真美舞台進行:表原渉「双頭の鷲」はジャン・コクトーの「戯曲」。小説や映画をアレンジするのと違って、舞台用に作られたものをアレンジするのは、なかなか骨の折れる作業だと思う。本当に宝塚化するためのアレンジなのか、原作を冒とくしていないか、いろいろと考えてしまいそう。しかし、植田景子先生は、やり遂げてしまった。すごいな…ぶっちゃけ「双頭の鷲」でありながら、植田景子作品でありすぎるとは思った。ただ、「双頭の鷲」のプロットが轟悠の究極の男役を表現するのに必要ならば、そして著作権等の問題(原作の改変について権利者の許諾が得られるかどうか)をクリアできるのであれば、こういうやり方もありなのかな…と消極的に賛成しておく。コクトーの「双頭の鷲」は、以前、美輪様で観たものの感想がこちらにあるので、もしよかったら、ご確認ください。エリザベート皇后暗殺事件に着想を得て、架空の王国の王妃と暗殺犯の恋愛劇をいっぱい盛り(場面転換なし)のステージで上演する。登場人物はわずか6人。とはいえ、設定にはかなり無理がある。しょうがない。コクトーはフラン…

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